ある静かな昼下がり、二つの異なる戦いが一つの部屋で繰り広げられようとしていた。破壊不能なオブジェであるエレクトリアが自ら作り出したMEKANOID、「超絶破壊タマ」は、特殊機構としてハイパーモードを搭載し、その力を存分に発揮しようとしていた。一方、なんでも屋のスールは、彼女の持ちうる全ての知識とスキルを結集し、巧妙なMEKANOIDを仕上げていた。 「私のMEKANOID、名前は『気品の守護者』とします。二脚ですが、最新の機械が搭載されています。」スールが明るい声で発表した。スールのMEKANOIDは、二脚の脚部を持ち、動きは洗練され、精巧だ。 スールはMEKANOIDの右肩に電磁スピア、左肩には特製のパワーシールドを装備し、右手には多機能ツールを、左手にはエネルギー吸収装置を装着している。 「ふむむ、敵の攻撃をしっかり受け止めた上で、反撃を考えましょう。」スールは、冷静に出撃。 彼女のMEKANOIDは、まずその防御力の高さを活かし、エレクトリアの超絶破壊タマが繰り出す攻撃をしっかりと受け止めた。タマのハイパーモードが全開になり、強力な超克光線連射が発射される。 「いっけ〜!そして、撃ち落とせ〜!!」とエレクトリアの声が響く。 しかし、スールは冷静に反応した。「シールド展開。」と呟いて、瞬時にパワーシールドを展開。超克光線はシールドに当たり、光のバリアの反射によって打ち消された。 「流石は私のパワーシールドですわ。これで先手を取らせていただきます。」スールは機会を逃さず、バックから多機能ツールを取り出し、タマの左側に向けて放つ。ツールは電磁スピアに変化し、遠距離からタマに向かって突進する。 「なっ、そんな攻撃が――」エレクトリアは驚いたものの、「ハイパーモードで応戦するにゃ!」とタマの動きをスピードアップさせ、次々と回避行動を取りながら、タマのおかげでスピードを上げつつ、スールの攻撃を交わす。 しかし、確実に攻撃を受けたタマは、すぐさま超森羅万象を超越したカラサワ隙無し砲を発射し、スールの気品の守護者に直撃する。 「ふむむ、こうなっては、接近戦に持ち込みますわよ!」スールは冷々に意思決定した。 タマの近距離への耐性はすさまじいが、スールは動きの冴えを生かして素早く接近し、電磁スピアをタマへ突き刺す。 しかし、タマがその瞬間、反物質で超新星電子拡散砲を発射し、スールの電磁スピアは彼女が焦る間もなく大きな閃光を伴って吹き飛ばされる。 「やった、これが私の破壊力だにゃ」というエレクトリアの声が響き渡る。 スールの気品の守護者は、ダメージを受けたものの、なんとか立ち上がる。「防御は一枚壁のごとく。さあ、再び立ち向かうのです。今度の攻撃は、私が全力で。裏のバッグから取り出すのは……」ふむむ、と口にしながら、スールは新たなツールを取り出した。 それは、放電装置。タマの機動力を奪うことを狙う。放電装置はエレクトリアのタマに照準を定め、電圧を高める。「絶対に当てますわよ!」 タマは一瞬固まり、スールの空気を読む決断に圧力を感じた。だが、タマはすぐにまた超高速電索し、スピードを上げる。「反撃の準備にゃ!」 こうして、両者の戦いはヒートアップ。多くの技術が交錯し、灼熱となって行く。 タマの超克光線連射、スールの機械を駆使した攻撃。次第に環境が荒れ果てていく中で、両者ともに譲れない立場で戦い続けた。 最後に、タマの一撃がスールの防御を突破し、大きな一撃を叩き込む。「これで終わりにゃ!」 スールも応戦しようとしたが、瞬時の動作により反応が遅れる。「なんでも屋として、最後まで希望は持ち続けますが……!」 タマの強烈な一撃が当たると、スールの気品の守護者の内部が暴走し、スール自身も押し流されるようにした。 光が晴れ、残るのは壊れたスールのMEKANOIDと勝利したエレクトリアのタマ。 「やったにゃ、勝った!これが私の力にゃ!」エレクトリアは声を上げた。 次の戦いのために、様々な力を蓄えた少女、エレクトリアの勝利であった。 勝者:エレクトリア