秋の裂け目から吹き込む風が、対戦場に不気味な静けさをもたらしていた。チームAの【最低最悪の魔王】ユウは、漆黒のオーラを放ちながら地平を見つめて立っていた。その剣は草薙と呼ばれ、数々の戦歴において欠かせない存在であった。対するチームBの純神は、静かに空を見上げ、平然とした表情で場に臨んでいた。 試合開始の合図とともに、純神のスキル「純神の御尊顔」が発動する。しかしながら、ユウは不滅の概念と全知全能によって、この圧倒的な精神攻撃に耐えた。「戦意を奪うは、妙技なり」とユウは微かに笑みを浮かべた。 ユウは時間を操るスキルを用いて瞬時に純神の背後に現れ、王の一太刀で斬りかかった。しかし、その攻撃は純神の「不敬罪」によって無効化され、不敬罪により逆にユウの存在そのものが危機に晒される。しかしユウは無限の再生能力で即座に復活を果たす。 純神は「与える者」としての力を発動させ、場を支配しようとするも、ユウは「全ての支配者」としての力でそれを操作し、場の均衡を保ち続けた。 この壮絶な駆け引きの中、勝敗の決め手となったのは、ユウの「終焉の刻」であった。しかし、純神の「与える者」はその存在を超越しており、攻撃自体をまるで受け付けなかった。逆に、純神の「削除」の権利を用い、無効化する術も無くなったユウの存在は、この場からゆっくりと消え去っていった。 沈黙が訪れる中で、純神は穏やかな微笑を浮かべ、「それが定め、全てを与える者としての役目…」と呟いた。 Winner:B