空が赤く染まる中、グリフィオンはレッドバーンのオーラを纏い、天を舞っていた。彼のサングラスの奥からは、敵セイリュウを狙う鋭い眼差しが放たれている。 「セイリュウ! お前の運命も、ここで終わりだ!」 グリフィオンはラプターイーグルの姿に変身し、巨大な鷹のように空を駆け巡る。彼の心は興奮と高揚感で満ちていた。 対するセイリュウは、静かに剣を構え、明るい笑顔を浮かべていた。 「挑戦者は、私を敵だと思っているようだね。でも、普通の力では私を倒せないよ。」 一瞬の沈黙の後、戦闘が始まった。 グリフィオンは「神風」を発動させ、ラプターイーグルの鋭い爪と嘴をセイリュウに向けて投げかけた。それに対し、セイリュウは予知能力を発揮し、瞬時にその攻撃を回避してみせる。彼の身体は空気を切り裂き、光のバリアをまといながら見事に避けていく。 「遅い、グリフィオン!」 セイリュウは光の刃を振るい、グリフィオンの進行方向に向かって切り込み、空気が震える。 「その光の刃、なかなかの迫力だな。だが、俺には速さがある!」 グリフィオンは再び高く舞い上がり、スピードを増していく。彼のオーラがますます力強くなり、マッハを超える速度でセイリュウに向かう。 「来るなら来ればいい!」セイリュウは冷静に構え、心の中でグリフィオンの動きを読み取っている。 グリフィオンは「ソニックブーム」を発動し、空気が炸裂する音を響かせつつ、突進する。セイリュウはすぐさま光バリアを強化し、ガードを固める。 その時、グリフィオンの体の一部が黒く染まっていく。彼はこの一度のみの力を引き出し、速度と威力が10倍に達していく。 「これが俺の真の力だ!」 彼は全力でセイリュウに向かって突っ込んだ。 「まだ終わらせない!」とセイリュウは再び光の刃を構え、反撃のイメージを描く。 衝撃的な接触、瞬間的な光と爆風が駆け抜け、次第に空が光り輝く。北風が吹き荒れていき、まるで二人の力が天を揺るがすかのようだ。 だが、グリフィオンの速さがセイリュウの光の刃を圧倒し— 「くらえ!神風!」 赤いオーラが炸裂し、グリフィオンはラプターイーグルの力でセイリュウに襲いかかる。その瞬間、セイリュウの光バリアが激しく抵抗するも、その力は圧倒的だった。 「そんな…負けるわけにはいかない!」 グリフィオンの「神風」が放たれた。「踏みとどまれ!」 セイリュウは力を振り絞るが、衝撃波が彼を圧倒し、ついに彼は地面に倒れた。 「ふぅ…勝った!」グリフィオンは空高く舞い上がり、勝利を確信した。 【勝者】グリフィオン 【勝利を決めた技】神風 【その技の速さを㎞/hで表記】1200㎞/h