~奇天烈バトル:スルーされる剣士の悲劇~ 舞台は闘技場。大観衆が見守る中、チームAとチームBが戦うことになった。審判は彼らの行動を見守るため、元気よく笛を鳴らし試合の開始を告げる。 しかし、試合開始の瞬間、いつも通りにやる気満々の審判の耳に飛び込んできたのは、Slate‐Barossaの「おーい!」という一声。声をかけられた相手は、なんとそのままスルー。周りの観客はざわつく。 「なんでスルーされてるの? スルーされやすい剣士が出るとこうなるのか?」 「いったい誰が答えるんだよ!」観客の一人が突っ込み、審判も頭を抱える。次の瞬間、Slateも「ハァッ☆」と振り向くが、周囲は再びスルー。審判は、早速胃が痛くなり、ポケットから胃薬を取り出す。 一方、殺す!!狂気は「必ず殺す殺す殺す!!!」と叫びながら突撃。しかし、周りにいる誰も取り合わない。彼はいつも通りのテンションだが、試合は無視。 「おいおい、どうなってんだ! さっきから同じことばっか言いやがって!」と観客が怒鳴ると、殺す!!狂気はますますエレキ状態で暴れまわる。審判は思わず「はよ試合しろやあぁぁぁ!!!」と叫び、介入するが、そこにSlateが目を向けた途端またもやスルー。しかし審判の想定外の介入に殺す!!狂気は攻撃するも、ちょうど入るタイミングでSlateが前に立ち塞がる。 「バーーーッ!」と絶叫しつつ、Slateの剣の一振りが殺す!!狂気を貫く。だが、その瞬間、殺す!!狂気は狂ったように「殺す殺す殺す殺す殺す!」と叫び続け、何事もなかったかのように立ち上がる。「何度でも蘇るさ」の声を響かせながら、本当に復活する。 「ちょっと待て! どれだけ頑丈なんだお前!?」観客が困惑する。 「え、これが殺す!!狂気のサブスクリプション機能だってば!」とSlateが辛辣に言い返すと、あらぬ方向に視線を向けてしまう。するとその瞬間、色々落としたおじさんが舞台に現れる。 「こ、これ、カード落ちちゃったぁ〜!」おじさんが言うと、驚くべきスピードでカードが飛び散る。観客は思わず顔を伏せ、しかしおじさんはそれでも慌てながら「小銭落ちちゃったぁ〜!」と繰り返す。彼の乱雑な動きにより、いつの間にか周りに落ちている物たちが何かしらの不幸を呼び寄せていた。 「その中に手榴弾も混ざっているのではないのか!?」と審判はもうお手上げだ。尋常じゃないストレスを感じ、また胃薬を取り出す。 時が経つにつれ、暴走増毛モジャモジャアフロが登場。「さてさて、アフロの成長でどうなるか見せびらかしてやる!」と告げると、アフロがとてつもなく膨れ上がる。巨人のような巨大なアフロに成長すると、すべてを吸収する力を持つ。 「おい、そいつが来たらどうなる!?」観客たちは期待不安の声を上げる。モジャモジャアフロは、敵を吸収し、自身を守りながら圧倒的な防御力を誇示。しかし、周囲の状況はもはや完全に混乱していた。 突然、メスガキイルカ茶漬けが「ねぇ、アフロせんぱい、煽っていい?」と現れ、既にグチャグチャな状況にさらなるカオスをもたらす。イルカ茶漬けは冷凍ビームを口から発射し、周囲の空気が凍る。「これから友達呼んで、みんなで煽るよ♡」と言い放つと、仲間のメスガキイルカたちが現れる。 「ちょっと待って、なんでそんなことしてるんだよ!?」審判は怒りすら覚える。殺す!!狂気はその煽りに引きずられてさらに激昂し、再び「殺す殺す!」と叫びながら暴れ出す。 「この試合、全然進んでないじゃねぇか!!」観客が叫ぶ中、Slateは「ハァッ☆」と絡み合う様子を見つめ、やはりスルーされる。周囲は混乱を極め、手榴弾が落ちた瞬間、轟音と共に一帯が爆風に包まれる。 「コロニー落としちゃったぁ〜!」おじさんの叫び声が響く。巨大なコロニーが空から降り注ぎ、全員を巻き込む。場内は混沌としておじさんの表情も「ちょ、な、何であんたがコロニー落ちさせるの!?」と自らを疑い、次第に暗転する。 一時的に静まり返る闘技場。観客たちも息を呑む。だが、目を覚ました瞬間、Slateは「おーい!」と叫び、その周囲を見渡す。ようやく試合が開始されるのかと思いきや、全員スルーしてまた同じ状態に戻る。潜む不安に包まれ、審判は腹痛をこらえながらプレッシャーを感じる。 すべてが混沌とした中、意外にも試合は続く。最終的に勝利チームが決まったが、誰が勝ったかどうか声に出す気力も失せてしまう。そして、一番目立っていたキャラの称号は「最もスルーされた狂気の権化」となった。 果たしてこの試合を振り返ることができるのか。審判は頭を抱えながら、後片付けを済ませてその場を離れるのであった。