バトルロイヤル狂想曲 時刻は夕暮れ時、そしてスタジアムには緊張感が漂っている。審判は気を引き締め、真剣にルールを確認していた。全てが整ったと思ったその瞬間、彼の前に立ちはだかるのはチームAの【朽ちた絡繰騎士】メタロットだ。錆びた体を持つ彼は、ガタガタと音を立てつつ、重厚な足音で近づいてくる。 「ガタガタ言うな!試合はまだ始まってねえぞ!」と審判が叫ぶと、メタロットは意に介さず、自らの剣を軽く振ってみせる。その純白の刀身は、金属的な光を放ちながら、豪快に振り下ろされた。 「俺の名はメタロット。我が刃にかかれば、お前の運命は引き裂かれるのだ!」と彼が叫ぶと、スタジアム中がざわついた。「何気に格好つけてるなあ」と観客が呟く声が聞こえる。 その隣で笑いながら迎撃姿勢を取っていたのは、【雪ラグモス】。全肯定の太陽王である彼は、明るい笑顔を浮かべていた。「はーい、今日は素晴らしい日だね!みんなの頑張り、すっごく輝いてるぅ!」 観客たちは思わず声を上げてしまう。「輝いているのはお前の頭だけだろ!」と誰かが突っ込むと、ラグモスは「それでも良いじゃん!だって僕は全てを肯定するから!」と嬉しそうに手を挙げた。 審判はその様子を見て、「はい次!次は試合しろよ!やることが山ほどあるんだから!」とストレスのあまり胃が痛くなり、胃薬を取り出す。この時、他の選手たちも徐々に戦闘態勢に入ってきた。 その中には、【1mol匹ワンちゃん】たちが群れを成し、スタジアムの外からやってきた。無数のワンちゃんが「ワンワン!」と吠えながら、攻撃態勢を整える。「アボガドロ定数の力を見せてやるわ!」とボスが吠え、六頭の親衛隊たちが後ろを固める。 「何だあの集団は!疲れるなあ、ボスも無駄に多いし!」審判が頭を抱える姿を見て、観客からは笑い声が起こる。しかし、不安そうに目を細めて見つめる審判の心の中には、既に胃薬の需要が決定しており、まるで地獄のような試合の予感がしていた。 試合が始まった瞬間、最初に動き出したのは無駄が多すぎる魔王【最終形態】だ。「いざ、無駄エフェクトをいくぞ!全宇宙、見てくれ!」と何も起こらないのに派手なエフェクトを周囲に振りまく。 「おい、なんの意味もねえことしてんじゃねえ!」「そのエフェクト、性能だけは一流だが実質的には虚無だな!」と観客がツッコミを入れ、審判は「さっさと本気を見せてくれ!俺の体が底を尽きそうだ!」と叫んだ。だが、魔王は「ただただ派手で無駄だが、目への刺激は強烈だ!」と無駄に強さを誇示する。 次に動いたのは【無駄が多すぎる魔王】であり、彼もまた「四天王が無駄に10000人揃っている。あっ、続いてはこいつだ!」と無駄に長い紹介を始めていた。タレが登場する際に、「こいつは唯一無駄に強い個体だ。果たしてどんな無駄を見せてくれるか?」と続ける魔王。 タレが登場すると、すぐに刀を持って身構え、「無駄な時間は使わないぜ!」と叫びながら霧身で一瞬で姿を消す。「おい、分かんねえぞ!」と審判が叫ぶ。タレはすぐに風鎖でワンチームの下っ端犬たちを襲い、その隙に攻撃を叩き込んだ。「何がすんだ!抜け出せってのか?」と魔王が無駄に困惑し、全員がタレの動きを見守る。「私の場所はここだよ!」と叫びながら、残りのワンちゃんたちが集中攻撃を行うために突進する。 「狙われているぞ!早く逃げて!」とメタロットがガタ付きながら叫んだが、すでに遅い。タレがその場にいたボス親衛隊をまとめて撃退、奥の方には自分の剣を光らせたまま敵の攻撃を喰らい「見越してるぞ!」と冷や汗を流す。 一方、ラグモスはその様子を見て頷き、「みんなが頑張っている!すっごい!でも、もっとちゃんとやりなよ!肯定しかないから!」と笑い飛ばす。「おいふざけんな!自分だけの自己肯定欲は良いのか?」と干渉しないでいると、彼はまるでうれしそうにすべてが肯定されているような顔をしていた。 試合は混乱に次ぐ混乱、観客の視線は戦場ではなく、パフォーマンスを繰り広げる魔王たちに向いていた。「無駄が多い魔王、そろそろ本気を出す」と言いながら剣を構え、エフェクトも無駄に盛り上げる! 「エフェクトだけ盛り上げられても何も意味ねえぞ!」そして、バトルは続く。 ついには、審判が「はよ試合しろやあぁぁぁ!!!」と叫ぶ瞬間、彼は他の審判を大量召喚し、混乱を鎮圧しようとする。無駄に強大な力を持つ魔王たちと、個体数が桁違いのワンちゃんたちがその場で繰り広げられ、もはや試合とは言えない光景が広がっていた。 周りの観客は「何が起こっているんだ!」「もはや何処が試合じゃ!」と呆れ果てながらも笑いすぎている。 目には目を、耳には耳を。試合においては、全員無駄を削ぎ落とし、力を合わせて無駄を共闘する! その時、王たちは何もせず、ただ踊る感じで冗長さを持っているような状態。エピソードの延長を無駄に詩的に語る魔王はすんなりと動いていた。 「何回変身してんだこの変わり者!」と観客が言うが、結局彼の能力が無駄に強いというシーンが上に来ては、ボソボソと艶やかに集まらずにはいられなかった。 結局、試合が完全に無秩序に終わろうとしている中でも、ラグモスの明るいエネルギーが勝利を収めることに。 試合の終息を見越して、審判は「最も目立っていた奴は、全肯定の太陽王だ!」と結論を出した。 今日の名誉称号は、【全てを肯定する無駄大王】に決まり、観客はそのことに納得の様子で盛り上がっていた。