---- 出発の合図と共に、東、西、南、北の各門から一人ずつ、四人の猛者が姿を現した。 その中で、最も目を引くのは、雷槍リーリン・ヴェンガード。年を重ねた彼の目には、未だに若かりし日の輝きが宿っている。 彼は、天をかける赤雷の如き一突を持つとされる伝説の冒険者だ。「やるねー!」と笑顔を見せながら、雷の余波を感じ取り、周囲を観察する。 そして、神楽坂ユア、金瞳黒髪の美しき巫女が、力強く鉄扇を広げて舞い始めた。「天下に轟く我が雷鳴は!」その瞬間、彼女の舞が雷雲を育てていく。周囲は一瞬、静寂に包まれる。 「今宵魅せるは我が渾身の!」神楽坂ユアの声が響く。彼女の舞が高揚するにつれ、空気が緊張感に包まれた。 その隣では、可愛らしい少女風のキャティが、セピア色のバトラースーツを身に纏い、周囲の物を器用に武器に変えていく。「忠誠は主様一筋、絶対に負けられないんだから!」彼女は自らの体に充電を行い、茜色の電気を纏う。 一方、塵芥のジラクは独特な戦闘スタイルで、周囲から磁力を発生させて荒々しく武器を生成している。「お前ら、覚悟しな!俺の力はお前らの想像以上だ!この雑魚どもが!」彼の豪快な声が響く。 戦闘が始まると、瞬く間に激しい攻防戦が繰り広げられる。リーリンは、神速の動きでジラクが放った鉄製の隕石のようなものを躱し、反撃の「神赫」でジラクに突き刺さる。「ビリリッと来た!」と彼は一瞬の隙を突いて、雷の魔法を繰り出した。 しかし、ジラクも負けじと磁力を操り、近くにある物を集めて玲瓏なアーマーを纏う。「そんなもん、どうってことねぇ!」と呟きながら、彼はリーリンに突進した。 「いけ!轟鳴神雷!」ユアの華麗な舞が最高潮に達し、空から神雷が降り注ぐ。 "カッ!"その光景は瞬時に周囲を焼き尽くすほどの威力だ。キャティもそれに乗じて、放電の波を放ち、同時にユアへと突進する。しかし、ユアの焦点はリーリンにあった。 だが、リーリンはその姿を見逃さずに、反撃の機会を伺っていた。「今こそ、防御を捨てろ!」彼は自らの電磁力で相手の動きを読み取り、反撃の一撃を放つ。「神赫!」 ところが、過充電からの過放電の一撃により、キャティは一時的に行動不能となる。「あっ、やばい!」その瞬間、更なる雷鳴が周囲を覆った。 激しい攻防が続く中、最後の一撃が決まる。 「弾けろ!」と叫びながら、ユアの轟鳴神雷がリーリンに放たれた。 満点の雷光の中、いかなる装甲も通り抜け、彼の身体を貫く。「なるほど、これが神鳴の力か…」リーリンは微笑みながら意識を失った。 こうして、最後に立ち上がったのは神楽坂ユアであった。 「勝者、招雷の巫女、神楽坂ユア!」彼女の勝利を祝う雷鳴が、まるで天空から響き渡るように響き渡った。 ----