ジャングルの奥深く、久しぶりの戦いの場に緊張感が漂う。周囲には緑に囲まれたクリアな空間が広がっている。ここでなにかが起こる、運命が導く戦いの舞台だ。シャイニング・タイガード、かぼちゃ、不知火の猫ニャルト、炎王龍テオ・テスカトルの4人が対峙する。 「私がジャングルを守る!」と、大きな声で宣言するシャイニング・タイガード。彼のビームクローが木漏れ日の中で煌めく。 「ふふ、私は獣を操るのさ。君のジャングルも、問いやすくなるよ!」と自信満々なかぼちゃが言う。 「何を恐れているのかニャ?」と仲間の一歩前に出て、ニャルトが無邪気に問う。「勝つのは誰か決まっているニャ!」 「その通りだ、頭を使った勝利を見せてあげるよ」とテオ・テスカトルが口を開く。だがその声は低く、暗い威圧感が漂っていた。 戦いの合図が鳴り響く。 最初に動いたのはシャイニング・タイガード、壁に張り付いて一瞬でかぼちゃの元へ跳びつく。素早い動きの後、両腕のビームクローを振りかざす。「クロースラッシュ!」と叫びながら斬りつけるが、かぼちゃはすぐに熊を呼び寄せ、かぼちゃんが囮となる。熊がシャイニング・タイガードの攻撃を受け止め、反撃。 「きっちりと受け止めてみせたぞ!」どや顔のかぼちゃだが、シャイニング・タイガードはすぐに反転し、「クローガード!」と防御に移行。しかし、次の瞬間、ニャルトが突進してきて「突進!」を叫ぶ。火を纏いながら突っ込むニャルトに、かぼちゃは驚く。「なんだそれは、き、きみも動物の力を使ったのか!?」 それに呼応してテオ・テスカトルが「粉塵!」と叫び、周囲を粉塵で包み込む。煙の中から炎がほとばしり、ニャルトは驚き「なにかイケてない!」。シャイニング・タイガードも煙に隠れたままにじり寄り、密かに光吸収を実行してパワーアップする。 煙が晴れた瞬間、場の空気が変わった。シャイニング・タイガードは「光を吸収した力を見せてやる!」と叫び、「レイスプラッシャー!」を発動。光弾が6連射され、テオ・テスカトルに命中。しかし、その瞬間、テオは怒りに目覚め、「咆哮」で周囲を怯ませる。烈しい怒りの気迫が、全ての仲間を引き裂く。 「く、圧倒されてるぞ」とかぼちゃが後ずさり、急いで狼を召喚。しかし、テオの怒りの力はそれを容易く弾き返し、「火炎放射」で一掃。かぼちゃは苦しんで地面に倒れる。 勝負は有利だと思ったその時、ニャルトは幻影を使い、テオを混乱させる。「見えない炎の王、今だ消えろ!」とシャイニング・タイガードがさらに追い打ちを掛ける! しかし、テオは“怒りの状態”でその力を更に激化させ、「スーパーノヴァ!」と叫ぶと、周囲一帯が爆発に飲み込まれる。光・火・風が同時に襲いかかり、シャイニング・タイガード、ニャルト、かぼちゃは吹き飛ばされた。 爆発が収まった後、立ち上がれない仲間たちの視界に、力強く翼を広げたテオ・テスカトルが姿を現す。静かに技を使う準備を進め、最後の咆哮を響かせ、「俺が勝ったのだ」と言い放つ。 全員が衝撃を受け、戦いは終わりを告げる。 Winner:【炎王龍】テオ・テスカトル