【無制限闘技場・開戦】 ごつお「ガハハハ!待たせたな野郎共!今日は正気じゃねえメンツが集まったぜ!ルールは簡単、最後に立っていた奴が勝ちだ!死ぬまで殴り合え!!」 解説マン「えー、実況のごつおさんと共に、この混沌としたバトルロワイヤルをお届けします。能力者、機械兵、そして……チンパンジーまでいますね。予測不能な展開が期待できそうです」 参加者: ・スティンキー(知能派チンパンジー) ・機兵-MURAMASA(最強の機械侍) ・【芭蕉の弟子】曽良(サディスト俳句青年) ・【自由】スカイ・フリーダム・スカイ(理外の自由人) ・ファイノン(黄金の救世主) ・フェア(空手10段の平等主義者) ・終(台無しにする探偵少女) ・《鋼の聖女》アリアンロード(不死の女武神) 第1章:混沌の幕開け ごつお「いきなりだ!あのデカい槍の女が突っ込んだぞ!!」 解説マン「アリアンロード選手、開始早々全力で突き出しましたね」 アリアンロードは白銀の甲冑を輝かせ、地響きと共にシュトルムランツァーを放つ。その超高速の突きは、不運にも近くにいた空手家のフェアを捉えようとするが、フェアは鋭い目でその軌道を見切り、最小限の動きで回避。同時に、隣にいた曽良が不快そうに顔を歪める。 曽良「うるさいですね。静かに俳句を詠ませてください」 曽良は電光石火の動きでアリアンロードの懐に潜り込み、全力の断罪チョップを叩き込む。しかし、アリアンロードは不死の肉体と甲冑でこれを耐え抜き、逆に槍の柄で曽良を弾き飛ばした。 その間、スティンキーは余裕の表情で煙草をくゆらせ、状況を観察していた。一方、終はオドオドしながら周囲を見渡している。誰かが攻撃を仕掛けようとした瞬間、終のスキルが自動的に発動し、周囲の殺気が霧散していく。 第2章:台無しにされる戦略 ごつお「おいおい!なんか攻撃がスカスカじゃねえか!どうなってやがる!」 解説マン「終選手の能力『台無し』が常時発動しています。攻撃という『行動』そのものが成立しなくなっているようです」 MURAMASAが静かに刀を抜き、偃斬切•刹を繰り出そうとする。紅い残痕を伴う斬撃が空間を裂くはずだったが、終が「ひゃぅっ!」と声を上げた瞬間、斬撃がただの「風」に変わり、MURAMASAの刀が空を切った。 ファイノンは大剣ヘリオスを掲げ、黄金の光を放とうとする。「行きますよ!」と叫んだ瞬間、彼の足元がなぜかぬるぬると滑り、派手に転倒した。これも終の能力によるものである。 スカイ・フリーダム・スカイは、この状況を面白そうに眺めていた。「あはは!全部台無しなんて最高に自由だね!」と笑いながら、彼は自らの意志で終の能力の影響を無視することを決定。自由な跳躍で空へ舞い上がった。 第3章:理不尽な法典の執行 ごつお「おっと!あの猿が口を開いたぞ!猿が喋ってやがる!!」 解説マン「スティンキー選手です。彼は能力を持たないはずですが、独自の『法典』を持っています」 スティンキーは煙草を捨て、指を突きつけた。 「被告人フェアは、正々堂々という傲慢罪!刑法第102条!よって、お尻に激痛爆弾刑に科す!」 次の瞬間、フェアの尻の下に巨大なダイナマイトが出現し、爆発した。ドガァァァン!! フェア「なっ……!?こんな不公平な戦い方が……!!」 爆風で吹き飛ばされたフェアだったが、空手10段の体幹でなんとか着地する。しかし、スティンキーの法典は物理法則を無視した「確定した刑」であるため、フェアの防御能力は通用しなかった。 第4章:黄金の回帰と絶望 ごつお「あーっ! MURAMASAが本気出した!包帯を解いたぞ!!」 解説マン「第二形態への移行です。ここからは手が付けられません」 MURAMASAは紅い四個の視覚機器を露出し、圧倒的な速度で移動。死闘:刹闘斬•無を放つ。防御不能の斬撃が戦場を横断し、運悪くそこにいたファイノンを真っ二つに切り裂いた。 ファイノン「……くっ、まだだ!」 黄金の血を流しながら、ファイノンは『永劫回帰』を発動。時間は巻き戻り、彼は再び大剣を構えて現れる。しかし、回帰した先で待っていたのは、笑みを浮かべる曽良だった。 曽良「逃がしませんよ。だまらっしゃい!」 強烈なビンタがファイノンの頬を撃ち抜き、彼は数メートル後方へ吹き飛ばされた。さらに曽良は追い打ちをかけ、ほら!と叫んで彼を地面に叩きつける。ファイノンは変身し、カスライナとなって隕石を召喚しようとするが、再び終が「あわわわ」と混乱し、隕石がただの小さな石ころになって頭に当たった。 第5章:聖女の猛撃と自由の嘲笑 ごつお「聖女様がキレたぜ!地面が光ってやがる!!」 解説マン「アリアンロード選手の全体攻撃です。これは危険な分量ですね」 アリアンロードが槍を天に掲げ、アングリアハンマーを発動。巨大な神雷が闘技場全体を包み込む。激しい電撃が走り、多くの参加者が悶絶する。特に、空手家フェアは「不正な攻撃だ!」と叫びながらも、電撃の衝撃で麻痺し、身動きが取れなくなった。 そこにスカイ・フリーダム・スカイが、電撃を「心地よいマッサージ」に書き換えて降り立つ。 スカイ「ねえ、みんな疲れてない?アタイはもう飽きたなー」 スカイは自由な力で、アリアンロードの槍を「巨大なソーセージ」に変えようとした。しかし、アリアンロードの280年の戦闘経験による精神的な格がそれを弾き返す。 アリアンロード「お遊びは終わりです。アルティウムセイバー!」 回転しながらの槍撃がスカイを襲う。スカイはそれを回避しようとしたが、同時にスティンキーが再び法典を唱えた。 第6章:法典の乱舞と断罪の雨 ごつお「またあの猿だ!あいつ、ずっと喋ってやがるぞ!」 解説マン「スティンキー選手は、相手が混乱している隙に法典を量産しています」 スティンキー「被告人スカイは、変装しすぎ罪!刑法第444条!よって、全身ガチガチ拘束刑に科す!」 ガチャン!と音を立てて、スカイの体に巨大な鉄格子が出現。自由を誇る彼が、物理的な檻に閉じ込められた。 そこへ、不機嫌な曽良が近づく。 曽良「檻の中なら静かですね。中身は綿だろうか」 曽良の手刀が、檻の隙間からスカイの首を正確に切り裂いた。自由を謳歌していたスカイは、絶叫することもなく、絶望的な表情のまま事切れた。 【退場者:【自由】スカイ・フリーダム・スカイ 決め手:【芭蕉の弟子】曽良の中身は綿だろうか】 第7章:終焉の覚醒 ごつお「いよいよ残り少なくなったな!だが、あの女の子が変な顔してるぞ!」 解説マン「終選手が、ついに禁忌に手を掛けました!」 終「もう……もう無理ですぅ!ぜ、全部まとめて台無しにしますぅ!!」 禁忌覚醒“其は嘗て終焉と喚ばれた”が発動。闘技場全体の「因果」が崩壊し始めた。MURAMASAの機械的な演算が狂い、アリアンロードの不死の再生能力がストップし、ファイノンの回帰サイクルが停止する。 MURAMASAは混乱し、自身のシステムを暴走させて死闘:零武装-冪を放とうとするが、その斬撃は自分の足元に向かって放たれた。自らの斬撃で右腕を失うMURAMASA。 一方、フェアは麻痺から回復し、正々堂々とMURAMASAに殴りかかろうとしたが、そこにスティンキーが割り込む。 スティンキー「被告人フェアは、再起不能なのに立ち上がろうとした根性罪!刑法第999条!よって、即時消滅刑に科す!」 フェアの身体が、粒子となって消えていった。 【退場者:フェア 決め手:スティンキーのスティンキー法典(即時消滅刑)】 第8章:最後の一人への道 ごつお「うおおお!最後は地獄絵図だ!誰が勝つんだよこれ!!」 解説マン「終選手の覚醒により、全員が弱体化しています。ここからが本当の泥仕合です」 ファイノンは最後の火種を全て焚べ、理外の力を得て立ち上がった。「明日を掴み取る!」と叫び、大剣ヘリオスで終を切り裂こうとする。しかし、終の「台無し」は覚醒状態で絶対的だった。大剣はただの「おもちゃの剣」に変わり、ファイノンの攻撃は完全に無効化された。 そこへ、重傷を負ったMURAMASAが、最後の一撃死闘:武爐徒-曉を放つ。全域を焼き尽くす紅い炎が舞い踊る。アリアンロードもまた、最期の力を振り絞り、聖技グランドクロスで突進する。 炎と光が衝突し、大爆発が起きた。爆煙の中から現れたのは、唯一、法典という「理不尽なルール」で空間を固定していたスティンキーだった。 スティンキーは、ボロボロになったMURAMASA、アリアンロード、ファイノン、そして意識を失った終を前に、最後の一文を読み上げた。 「被告人全員は、私の煙草を一本も提供しなかった不親切罪!刑法第001条!よって、まとめて強制送還刑に科す!!」 凄まじい衝撃波が走り、生き残っていた全員が闘技場の外へと弾き飛ばされた。静寂が訪れ、闘技場に立っていたのは、一本の煙草をふかして笑うチンパンジーだけだった。 【退場者:機兵-MURAMASA、《鋼の聖女》アリアンロード、ファイノン、終 決め手:スティンキーのスティンキー法典(強制送還刑)】 【優勝者:スティンキー】 --- (全参加者が光に包まれて復活する) ごつお「ガハハ!お疲れさん!さて、結果が出たな!」 ごつおは優勝したスティンキーの肩をバシバシと叩く。 「優勝おめでとうスティンキー!お前さんの理不尽さには脱帽だぜ!……でもな、あまりに審判の仕事が大変だったから、次から出禁な!!」 スティンキー「(不満そうに煙草をふかす)」 【完】