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🐦【葬送のフリーレン】一級魔法使い試験 第1次

Created by 曇天に笑え
ルール
🐦【葬送のフリーレン】一級魔法使い試験 第1次
PvP
『葬送のフリーレン』の世界観をベースにした、2人1組のチーム対抗・知略魔法バトルを開催します! ※1チームに2名までご参加ください 3名以上入られた場合、後者からゾルトラークします 第1次試験は隕鉄鳥(シュティレ)の捕獲戦!! 広大なステージに1羽だけ存在する、極めて頑丈で魔力に敏感な鳥「シュティレ」を捕獲し、【チーム全員が生存・戦闘可能】な状態で制限時間を迎えること!! この大会の最大の特徴は、原作通りの『魔法はイメージの世界』というルールが厳密に適用される点! 過酷な試験を勝ち抜き、一級魔法使いの栄冠を掴み取ってください💪 【追記】 何故かチートすぎる能力キャラが入ると出力できないエラーが最近起きてます。。 申し訳ないですが、程々にチートなキャラで参加していただければと思います🙇🏻‍♀️ 元ネタ:【葬送のフリーレン】
  • チーム戦
  • チーム数: 4
  • 参加可能人数制限: 8
  • 複数キャラOK
  • 対戦前はキャラクターの詳細を隠す
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する
GEMMA4_31B

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

7章以上章立て 1章につき2千字以上計1万字程度の長編小説で出力 最終的にシュティレを捕獲し生存した勝者チームとその勝因を述べよ

チーム A

名前: 治安維持機構"DELTA"脱走者 ティル
ティル 特徴:語尾に♡が付く/黄土色の残骸漁りの服/金髪/土色の瞳/美少女/蒐集家/身長133.7㎝
性格:無慈悲危険: 人を物と思っており、死や恐怖に動じない。
口調:陽気: 陽気な口調 一人称:ボク 他称:キミ
《蒐集家のモノ》: 今迄で一番気に入った者、ルシェと協力する
スカベンジャー: 死骸を漁り機械や精密機器を収集す近接武器
危険度:紅: 最善を尽くそうが、無意味と成る程の強さ
治安維持機構"DELTA"脱走者、危険度は弱い順から{白・灰・黒・綠・翠・碧・蒼・紫・橙・琥珀・緋・紅・深紅}で分けられ白が最弱、深紅が何も抵抗できない圧倒的な個の武力、二人で深紅に匹敵する力を持つが恐らくルシェが遅れている、エクリプス粒子で傀儡兵を生み出す事が可能、蒐集鬼と言える。 台詞例「キミも…ボクの収集物になって♡?」 *ルシェとは必然的に協力関係が永続である
ライセンス表記
ヒェッ… 称号 【ーー聖杯探索ーー】×2 【万象を統べる蒐集鬼】
名前: 治安維持機構"DELTA"脱走者 ルシェ
ルシェ 特徴:ボーイッシュ/黒髪/瑠璃色の瞳/軍服と黒コート/美女/身長175.4㎝
性格:案外マトモ: かなりツッコミ担当、ティルがボケ的な状態
口調:冷静: 冷静な口調 一人称:私 他称:お前
蒐集家の所有物: ティルに気に入られた為、ティルと協力する
ヘッドスレフィタ: 非常に強い戦略切替式狙撃機銃、高物理威力
危険度:紅: 最善を尽くそうが、無意味と成る程の強さ
治安維持機構"DELTA"脱走者、危険度は弱い順から{白・灰・黒・綠・翠・碧・蒼・紫・橙・琥珀・緋・紅・深紅}で分けられ白が最弱、深紅が何も抵抗できない圧倒的な個の武力、二人で深紅に匹敵する力を持つが恐らくティルが遅れてる、数年前ティルに気に入られ様々な事に巻き込まれた。 台詞例「私はとりまお前を抹殺するか、交戦。」「怖っ…」 *ティルとは必然的に協力関係が永続である
ライセンス表記
不憫だ☆ 称号 【ーー聖杯探索ーー】×2
攻撃力: 3
防御力: 0
魔力: 0
魔法防御力: 0
素早さ: 97
見た目/黒髪ショートヘアの端正な顔立ちの男 能力/ウォーターカッターを両手合わせて十本の指の先から無制限に出し続ける。エフィンのウォーターカッターは分厚いロンズデーライトをも空気のように切断する。ウ 性格/冷静で真面目。神を信じており人を殺す時申し訳ないと言いながら殺す。 所属/能力者を制圧する能力者治安維持部隊に所属している。攻撃するときはいつも犯罪を犯した人がいたか正当防衛である。

チーム B

才能: オリジナル魔法を創れるので才能はある方
攻撃力: 0
防御力: 10
魔力: 50
魔法防御力: 20
素早さ: 20
森の中で生活している魔法使い。独学で創ったオリジナル魔法を使い、自由気ままに生活している。可もなく不可もないぐらいの強さ。森に住む小型モンスターは問題なく倒せるぐらい。独自で生み出した魔法のみ使える。 【ファイサーク】炎の輪を自身を中心に飛ばす 【アイセブ】食べ物等の小物を凍らせて保存するのに最適 【ハテンボウ】何が起きるか分からない。ランダム 【マフおマフスペシャル】雷と炎と氷の魔法を同時発動

チーム C

衣服: ミニ丈和服、足袋ニーソックス、厚底草履
概要: 七色に煌めく幻想的な銀色の毛並みの狐娘
声色: 鈴の音の様にコロコロと可愛らしい声
口調: 一人称はワシ、老人のような口調
語尾: 「〜じゃ」「〜じゃのう」「〜のじゃ」
攻撃力: 5
防御力: 10
魔力: 55
魔法防御力: 10
素早さ: 20
お鈴は平安生まれの狐娘。元は京の陰陽師を手玉に取って暴れまわった大妖怪だが、最終的に山奥の社に封印されてしまった。 封印により威厳のない子供の姿にされてしまったが、その知恵や知識は健在で社生活で料理や家事も得意になったと喜んでいる。 狐火と幻術、そしてその可愛らしい姿で相手を翻弄しながら戦う ◆幻術 幻を操る術、ハッタリや本体の偽装にも使える ◆狐火 自在に操れる青火、重ね掛けする度に威力UP
容姿:黒白巫女服: 八重歯、ジト目、灰色の短髪狐耳尻尾の狐娘
封魔の一族の末裔: 妖狐へと堕とされた身だが使命に準じている
結界術: 宙に結界を展開して足場にしたり盾にできる
結界は強い衝撃を: 受けるとその強さに応じた斥力が発生する。
口調:無口: 一人称:僕 「…甘い」「そこ」「…無駄」
結界術 {・階段状にして浮遊する ・蹴って移動して高速で立体機動する ・敵の足元を狙って転倒させる ・カウンター気味に頭部を弾き脳震盪させる ・飛び道具を跳ね返して自滅させる ・盾として使う[重ね掛けすると強度と斥力が上がる]} 【封印結界】対象を結界で囲い呪力を込めると封印できる

チーム D

名前: 置き去りにされたカタチの過去『イノチェンタ・ストック』
イノチェンタ{型番はA〜Zまで有り、Zまで行くと前をAに戻し後ろにAをつけて以降永遠と繰り返す}
とある国の女皇: イノチェンタの複製体、清廉潔白な子供姿
哲婦傾城の美女: 真紅の髪/男を誑かす声/蠱惑的な瑠璃の瞳
女皇イノチェンタ: は死んだ、複製体が関与する隙もなく唐突に
イノチェンタの: 死後、複製体達は王国の歴史下に忘却された
無数の彼女達は: 長年をかけて瓦礫を押し除け、今の世を知る
彼女はデフォルトの子供姿のまま 単一増殖を個体毎に永遠と繰り返す 指揮個体は存在しない 全個体は元モデルの才覚を持ち 情勢、戦況、人心掌握、黄金率 手先の器用さと観察眼 扇術と速い情報処理能力を持つ 増殖による波状、単一攻撃を始め 理想の友・伴侶を観察して演じ 戦扇子による扇術を披露する 『シニョーラ・イノチェンタ』 各個体が各自内側へ増殖を働かせ 大人形態の巨体と化す
名前: 【愛と信念の召喚神】威座内(イザナイ)
威座内(イザナイ)/仙人の祖父から神域の召喚術を会得
パーソナルデータ: 男性 18歳 153cm 半神人
黒髪ショート赤眼: 背中に大きく「信念」と書かれた学ラン
神を虜にする風格: 勇者じみた熱血漢だが頭の回転が非常に速い
如月学園所属: 高1の剣道部員で師匠は武神・武甕槌
情熱の神性: 信念を力に変える天叢雲剣と限界知らずの心
共に行こうぜ八岐大蛇!:威座内は八岐大蛇召喚 乱せ白兎!:威座内は因幡の白兎召喚 惑わせ玉藻前!:威座内は玉藻前召喚 裁け阿修羅!:威座内は阿修羅召喚 舞え鳳凰!:威座内は鳳凰召喚 砕け海坊主!:威座内は海坊主召喚 融合召喚:召喚物を自由な組み合わせで複数体合体 不屈の信念で白星を!:秀才的座学で最適戦術構築 天岩戸が開かれる…輝け天照!:威座内は天照大神召喚 武神・武甕槌師匠見参

第一章:混沌の号砲と絶望の蒐集家 深い緑に塗り潰された森。そこは一級魔法試験の舞台であり、同時に残酷な淘汰の場であった。空には不可視の結界が張り巡らされ、そこから逃れる術はない。唯一の目的は、森に一羽だけ棲む「隕鉄鳥(シュティレ)」を捕獲し、チームの生存者を二人以上残して帰還すること。 「あははっ♡ 見て見てルシェ、あっちに美味しそうな『部品』がたくさん転がってるよ!」 金色の髪をなびかせ、黄土色の古ぼけた服を纏った少女、ティルは、まるで遊園地に来た子供のように跳ね回っていた。彼女の瞳は土色に濁り、そこに宿るのは好奇心ではなく、冷徹な蒐集欲である。彼女にとって、周囲にいる他の受験生は「人間」ではなく、価値ある「物」に過ぎない。 「おいティル、今は試験中だ。まずはシュティレを探すのが先だろうが」 呆れたように溜息をつくのは、軍服に黒コートを羽織った長身の美女、ルシェである。彼女は冷徹な狙撃手であり、同時にこの制御不能な蒐集家・ティルの監視役という、不運な役職に就かされていた。しかし、その実力は「紅」という絶望的な危険度に分類される。彼女の手にある狙撃銃『ヘッドスレフィタ』は、物理的な破壊力においてこの森のあらゆる生物を凌駕していた。 「いいじゃん、ルシェ。シュティレなんてただの鳥だよ♡ でも、あそこで震えてるチームBの人は、もしかしたら素敵なコレクションになるかもね」 ティルの視線の先には、おどおどとした様子で周囲を警戒するマフおマフがいた。彼は独学で魔法を習得した森の住人であり、才能こそあるが、この試験に集まった「怪物」たちのレベルには到底及ばない。 「ええっ!? なんでこっち見てるの!? 怖いよぉ!」 マフおマフは慌てて【ファイサーク】を放とうとするが、その魔力感知がトリガーとなり、遠くで休息していたシュティレが時速300kmで空を切り裂いて逃げ去った。鋭い風切り音が森を震わせる。 「あーあ、逃げちゃった♡」 ティルは口元に手を当てて笑う。彼女の隣には、もう一人のチームメンバー、エフィンが立っていた。黒髪ショートヘアの端正な顔立ちをした男は、静かに指先を合わせている。彼は能力者治安維持部隊の人間であり、その指先からはロンズデーライトさえも切断する超高圧のウォーターカッターがいつでも放たれる準備ができていた。 「申し訳ありません。治安維持のため、あなた方の妨害行為は排除させていただきます」 エフィンの声は静かだが、そこには一切の迷いがない。殺人を「正当防衛」あるいは「任務」として処理する彼の精神構造は、ティルの無慈悲さと共鳴し、チームAという最悪の軍団を形成していた。 チームAの作戦は単純だった。ティルがエクリプス粒子で傀儡兵を量産し、森を網的に制圧する。ルシェが遠距離から逃げ道を塞ぎ、エフィンが接近する敵を文字通り「切り刻む」。彼らにとってシュティレの捕獲は目的ではなく、ついでに得られる戦利品に過ぎなかった。 --- 第二章:狐の幻と結界の檻 一方、森の別の区画では、対照的な雰囲気を持つチームCが移動していた。銀色の毛並みを輝かせる狐娘のお鈴と、ジト目で無口な黒巫女狐娘の妖獄なつめである。 「ふむ、この森の気は淀っておるのう。シュティレという鳥は、魔力に敏感すぎるとあって、真正面から追うのは得策ではないわい」 お鈴は老人のような口調で語りながら、ひらひらと和服の裾を揺らしている。彼女はかつて京の陰陽師を翻弄した大妖怪であり、その知恵は底知れない。彼女が提案したのは「静寂の待ち伏せ」であった。 「……同意。魔力を消して、結界で罠を張る」 なつめが短く応じる。彼女は封魔の一族の末裔であり、その結界術は攻防一体の万能な能力だ。なつめは空中へ目に見えない階段状の結界を展開し、それを蹴って高速で立体機動を行いながら、シュティレが通りそうなルートに「斥力結界」を重ね掛けして配置していく。 彼女たちの戦略は、シュティレを「追いかける」のではなく、逃げ道に結界の壁を張り、物理的に追い込んで捕獲するというものだ。さらに、お鈴が広範囲に「幻術」を展開し、森の風景を書き換えることで、他のチームに自分たちの位置を悟らせないようにした。 「ほっほっほ。人間共が血で血を洗う間に、ワシらは静かに鳥を捕まえようぞ」 しかし、その静寂は、空から降り注ぐ「数」によって破られる。上空から、全く同じ顔をした少女たちが、扇子を手に舞い降りてきた。チームD、イノチェンタの複製体たちである。 「お友達を見つけました。あなたたちのその耳、とても素敵ね。私たちが管理してあげましょうか」 微笑みを浮かべながら、数十人のイノチェンタが同時に扇子を広げる。彼女たちは個々に高い情報処理能力を持ち、黄金率に基づいた完璧な連携でチームCを包囲した。 「……数が多い。お鈴、下がって」 なつめが即座に反応し、前方に多重結界を展開する。イノチェンタたちが放った扇術の衝撃波が結界に衝突し、凄まじい斥力となって周囲の木々をなぎ倒した。 --- 第三章:神域の召喚と信念の衝突 イノチェンタたちがチームCを圧迫している最中、森に地鳴りのような足音が響いた。現れたのは、学ランに「信念」と書かれた少年、威座内である。 「おいおい! 女の子同士で喧嘩してんじゃねえよ! 真正面からぶつかり合ってこそ、男の……いや、受験生の矜持だろ!」 威座内は熱血漢そのものの叫びを上げ、天叢雲剣を抜き放つ。彼は半神人であり、その精神力は物理的な力へと変換される。彼の背後には、既に召喚された巨大な影が蠢いていた。 「共に行こうぜ、八岐大蛇!」 地を割り、八つの頭を持つ伝説の巨蛇が現れる。その圧倒的な存在感に、イノチェンタの複製体たちが一瞬ひるんだ。しかし、彼女たちは即座に最適解を導き出す。 「計算外の個体。ですが、数で制圧可能です。……合体(シニョーラ・イノチェンタ)」 個々のイノチェンタが内側へ向かって増殖を繰り返し、互いを飲み込み合う。瞬く間に、子供姿の少女たちは巨大な大人の女皇へと変貌した。物理的な質量と圧迫感が、森の空気を塗り替える。 「ふん、デカくなればいいと思ってるな! 砕け、海坊主!」 威座内が叫ぶと、空から大量の海水と共に巨大な海坊主が落下し、女皇イノチェンタを押し潰そうとする。激突の衝撃で結界の端が震え、森全体に激震が走った。 この大騒動により、再びシュティレが飛び出した。鳥は混乱した戦場を避け、最も「静かな」場所、すなわちチームAが陣取っていた区域へと向かって逃走し始めた。 --- 第四章:イメージの衝突、理の崩壊 シュティレがチームAの領域に侵入した瞬間、ティルの瞳が怪しく光った。 「あ、来た♡ ルシェ、エフィン! お掃除の時間だよ!」 ティルはエクリプス粒子を散布し、地面から無数の傀儡兵を突き出させた。傀儡兵たちは意志を持たず、ただ「鳥を追い詰める」というティルのイメージに従い、網のような陣形を形成する。 しかし、そこに割り込んできたのは、逃げ遅れたチームBのマフおマフだった。彼はパニック状態で最大出力の魔法を放つ。 「もう無理! 全部まとめてどっか行ってくれー! 【マフおマフスペシャル】!!」 雷、炎、氷が同時に渦巻く混沌とした攻撃がティルたちを襲う。本来なら強力な複合魔法だが、ティルにとってそれは「単なる物理現象の集合体」に過ぎなかった。 「イメージがバラバラ♡ そんなんじゃ、ボクの『物』にはなれないよ」 ティルは指先一つ動かさず、傀儡兵の一体に「盾」としてのイメージを上書きさせた。エクリプス粒子で構成された壁が、三属性の魔法を吸い込むようにして無効化する。魔法のイメージに「隙」がある。それは、マフおマフが「とりあえず全部出せば強いだろう」という場当たり的な思考で魔法を構築していたためだ。 「……消えろ」 エフィンが静かに動いた。彼の指先から放たれた十本のウォーターカッターが、光速に近い速度でマフおマフの周囲を切り裂く。マフおマフは間一髪で回避したが、彼が身に着けていた衣服が紙屑のように切り刻まれた。 「ひいいっ! ごめんなさいー!」 マフおマフは脱兎のごとく逃げ出した。しかし、逃げた先には、戦場を移動してきたチームDの女皇イノチェンタと、それを追う威座内の激突に巻き込まれるという地獄が待っていた。 --- 第五章:知略の極致、不可視の罠 シュティレは時速300kmで飛び回り、チームAの傀儡兵を翻弄していた。どれほど数を揃えても、魔力を感知した瞬間に加速する鳥に追いつくことはできない。ルシェの狙撃も、シュティレの強固な外殻に弾かれ、致命傷を与えるには至らなかった。 「チッ、あんな速さで飛び回られては、弾道計算が追いつかない」 ルシェが苦々しく呟く。その時、森の影から静かに、しかし確実にシュティレの逃げ道を塞ぐようにして「何か」が現れた。 チームCの妖獄なつめである。彼女は、威座内とイノチェンタの激戦を利用し、その衝撃波で発生した空気の乱れに紛れて接近していた。 「……ここ」 なつめが地面に手を触れた瞬間、半径10メートルに及ぶ超高密度の【封印結界】が展開された。それは単なる壁ではなく、空間そのものを固定し、慣性を強制的にゼロにする「静止の檻」であった。 シュティレは時速300kmのまま、その結界に突っ込んだ。通常なら衝撃で結界が壊れるはずだが、なつめはあらかじめ「衝撃を斥力に変えて内側へ跳ね返す」重ね掛けを施していた。鳥は自身の速度をそのまま利用され、結界の中で激しく跳ね返り、方向感覚を失って墜落した。 「捕まえたぞい!」 お鈴がタイミングよく幻術で鳥の視界を遮り、物理的に網で捕獲した。完璧な連携だった。しかし、勝利の歓喜に浸る間もなく、彼女たちの背後に「死」が立っていた。 「いいところに来たね♡ その鳥、ボクがもらうよ」 いつの間にか接近していたティルが、冷酷な笑みを浮かべていた。彼女の背後には、ルシェの銃口がなつめの頭部を正確に捉えている。 --- 第六章:絶望の天秤と逆転の信念 「鳥を渡しなさい。さもなければ、この少女の頭に穴を開ける」 ルシェの言葉に、なつめは眉をひそめた。彼女の結界術は防御に特化しているが、ルシェの狙撃は「結界の隙間」を突く精密射撃だ。イメージのぶつかり合いにおいて、ルシェは「最短距離で標的を消し去る」という純粋な殺意のイメージを具現化していた。 しかし、ここで戦場に乱入者が現れる。血まみれになりながらも、天照大神を召喚した威座内である。 「ふざけるな! 卑怯なやり方は俺が許さねえ!!」 威座内の背後で天照大神が輝きを放つ。その光は森の闇を払い、一時的に結界内の視認性を極限まで高めた。この「光」こそが、ティルのエクリプス粒子(闇)にとって最大の天敵であった。 「きゃっ♡ まぶしい!」 ティルが顔を背けた一瞬の隙。なつめは即座に反応した。彼女は自身の足元に結界を展開し、その斥力を最大にしてルシェの方へと跳ね上がった。同時に、お鈴が放った最大火力の【狐火】がルシェの視界を焼き尽くす。 「……っ!?」 ルシェは反射的に回避したが、その隙に威座内が天叢雲剣でルシェの銃を弾き飛ばした。物理的な威力ではルシェに劣るが、威座内の「信念」による一撃は、イメージ上の「正義」という補正がかかっており、ルシェの「効率的な殺意」を一時的に押し切ったのである。 「今だ! 逃げろ!!」 威座内が叫び、自らの身を挺してチームAの道を塞ぐ。彼は神域の召喚術を全開にし、阿修羅と鳳凰を同時に召喚して、ティルの傀儡兵たちを文字通り焼き尽くし、粉砕した。 --- 第七章:結末と勝者の証明 試験終了まで残り30分。 森には静寂が戻っていた。チームBのマフおマフは、恐怖のあまり気絶してチームAに回収され(ティルのコレクションとして)、チームDのイノチェンタたちは、威座内の召喚物との泥沼の消耗戦により、個体数が激減し、戦意を喪失して撤退していた。 そして、ゴール地点に到達したのは――。 チームCの「お鈴」と「妖獄なつめ」。そして、彼らを護衛してボロボロになりながら歩く「威座内」であった。厳密には威座内はチームDのメンバーだったが、彼は「正義の信念」により、弱者を守り、正当に鳥を捕らえたチームCをサポートすることを優先した。 試験官は、シュティレを保持し、かつ二人が五体満足で生存していたチームCに合格を告げた。 【勝者:チームC(狐惑の狐娘 お鈴 & 封魔の黒巫女狐娘 妖獄なつめ)】 勝因の分析 1. イメージの最適化: チームA(ティル・ルシェ)は個の武力において圧倒的であったが、彼らのイメージは「破壊」と「蒐集」に偏っていた。対してチームCは、「静止」と「幻惑」という、シュティレの特性(魔力感知と高速移動)に対する完璧なアンチテーゼを構築していた。 2. 環境利用と連携: なつめの結界術による「慣性の制御」という高度なイメージ操作が、時速300kmという物理的な速度を無効化したことが決定打となった。また、お鈴の幻術による隠密行動が、チームAのような強者からの早期察知を防いだ。 3. 外部要因(信念)の介入: 最終局面において、威座内という「予測不能な善意と信念」を持つ個体が介入したことで、チームAの効率的な殺戮サイクルが破壊された。ルシェの精密射撃という「理」を、威座内の情熱という「不合理」が上回った瞬間、チームCに生存脱出のチャンスが生まれた。 結果として、最強の武力を持つチームAではなく、知略と連携、そして運(他チームの衝突)を最大限に活用したチームCが、一級魔法試験の第1次試験を突破したのである。