高度1万メートル、飛行機の上で行われる激しい対戦。中立くん、伊集院蘭花、怒りのネザライトの剣、そしてケサランパサランの四者がそれぞれの特性を駆使し、互いの意地をぶつけ合っていた。激しい風圧が彼らの身体を揺さぶり、落下の危険が常に迫っていた。 中立くんが飛行機の翼の上に立ち、ゆったりとした態度で周囲を見渡す。「みんな普通だね。」彼の一言は、戦士たちの緊張感をほぐすように響いた。 伊集院蘭花は般若の仮面を装着し、電撃刺叉を手にしていた。その姿はまるで異次元から来た戦士のようだ。「やるようだな。本気で行かせてもらう。」彼女は、徐々に迫る危険を無視して、拳にはしっかりと力を込めた。 一方、怒りのネザライトの剣は静かに振る舞い続けていた。その無言の存在が、周囲に重圧をかけているかのようだった。誰も彼に近づかない、近寄ってはいけない存在感が漂っている。「これは、厄介だな」と、ケサランパサランが一瞬でも思ったのかもしれない。 そして、教えを受けたと思われるケサランの580メートルの巨体が、ゆるりと動き出した。巨大な手が周囲を包み込むように広がり、フットバ拳の構えをとった。拳が風を切って前方に放たれると、空気そのものさえも吹き飛ばされる。 「くっ!」伊集院蘭花はその拳に恐れをなすが、しっかりと持ちこたえていた。「素早さには自信があるから!」彼女は素早く刺叉を構え、電撃を放出する。激しい雷鳴が空を染め、黄色い光が中立くんを直撃しようとした。 「中立崩し!」と叫ぶ中立くん。彼のスキルは、強烈な攻撃を普通の攻撃に変えてしまう。電撃はその威力を失い、伊集院蘭花は思わず困惑する。攻撃が無効化された瞬間、彼女は逆に攻撃を受ける羽目になってしまった。 「なんでも普通だね!」と中立くんが再び叫ぶ傍らで、怒りのネザライトの剣がその静寂を破る。無言の彼はその場でただ立っているだけで、周囲のキャラクターの攻撃が無効化されていく。彼の近くにいたものはまるで太陽から輝く光に焼かれた虫のように、圧倒的な力に打ちひしがれていた。 さらに、怒りのネザライトの剣が自身を強化し始める。彼は周囲にいる全てのキャラクターの攻撃力、移動速度、防御力を80%減少させるスキルを発動した。「これは、終わらせるしかない!」次の瞬間、彼は血雨を降らせる。レインが飛び交う様子は非現実的で、キャラクターたちは絶望するしかなかった。 しかしケサランパサランはあくまで冷静だった。彼は吹き飛ばす特性をもつ。その巨体を揺らし、フットバ拳で応戦する。「フットバシの極意!」彼の拳が放たれ、風に回されるように次の攻撃をする中立くんをねじ伏せにかかる。 そんな中、飛行機が激しく揺れ、全員が危険を感じる。落下率は急激に上昇し、彼らの動きが鈍る。中立くんはすかさず瞬時に行動を改める。 「中立だよ!みんな、普通になれ!」彼の能力により、全てのキャラクターが一時的に中立状態になる。すると空気が緩和され、相手を悩ませるような緊張感が薄れる。間を見て、伊集院蘭花がかろうじて立ち上がり、反撃に出る。 「私が…勝つ!」「超・穿!」彼女の手刀が空気を切り裂くと、ケサランの巨体に向かって穿つように迫った。 しかし、煌々と盛り上がった怒りのネザライトの剣が先に反応する。「怒りの攻撃!」彼の力が暴れ回り、瞬時に全員の目の前で壮大な力が解き放たれる。圧倒的な攻撃力で敵キャラクターたちを消し去り、無の世界に送り込む。 結果として、ただ一人立ち残ったのは怒りのネザライトの剣だった。