投資家の部屋 投資家の部屋は豪華で、壁には過去の成功したビジネスマンの写真が飾られている。テーブルには山積みのプレゼン資料と一緒に、容赦のない目で各プレイヤーを見つめるごつくて荒々しいおっさんが座っている。 一般通過ゴブリンのプレゼン 「おい、待て!俺様の名は一般通過ゴブリンだ。今日はお前らに俺のスキルの素晴らしさを教えてやるぜ!」彼は前に飛び出し、両手を広げて自己紹介する。 「俺のスキルは「一般通過」だ!これを使えば俺の全ステータスが∞になる。攻撃した敵は全てのステータスが-∞になるから、まさに無敵!しかも、俺は「棒切れでつつく」って行動ができて、これが当たれば影响は計り知れない。敵の全てを無に帰しちまうんだ!」 投資家は眉をひそめながら、「確かに強力なスキルだが、エンタメ性は薄いなぁ。もう少し魅力的なストーリーが欲しい。」 「ほら、俺はただのゴブリンじゃねえ!だが、逆にそれが面白いんじゃないか!普通のモンスターとは違う、荒々しい一面があるんだ。成長も期待できるぜ。さらに、俺の「鍋の蓋でまもる」で、お前らの出資も守ってやれる!」ゴブリンは自分のセールスポイントを強調した。 「なるほど、分かった。ただ、投資金額は?」投資家は流し目で聞く。 「お前の懐が潤う金額、1億だ!俺にはこれが必要なんだ。」と、強気に答える。 「その発想は素晴らしいが、数字には疑問が残る。ただのゴブリンがどんな価値を提供できる?発展性やビジネスモデルが見えんな…」投資家は渋い顔をしつつ質問を続ける。 日笠 鈴音のプレゼン 「次は私ね!」日笠鈴音はやる気満々で登場する。彼女は手元に持っていたゲームコントローラーを見せる。「私はギャル作詞家で、音ゲーには自信あるよ!最高のリズムをキャッチしてノーツを飛ばす!これが私の強み!」 「私のスキルは『ノーツ』、『フリック』、『スライド』、そして『秘技・クレイジネスノーツ』があるから、大量のノーツを周囲に飛ばして、リズムゲームで圧倒的な強さを発揮できるの。こんなに楽しいゲームがあれば、絶対に流行るし、私を使ってどんどんプロモーションすれば、収益が上がると思うの!」 投資家はあくびをしながらも、興味深げに耳を傾ける。「君はどうやって収益を上げるんだ、それを教えてくれ。」 「音楽業界だよ!楽曲提供やライブイベント、ゲームコラボで収益を見込める。さらに私の「台パンブロック」で、マッチョ達や動物たちを守ることもできる!」鈴音は胸を張りながら付け加える。 「ウーン、サウンドビジネスは確かに魅力的だが、持続可能性が必要だろう。例えば、どのようにしてファンを獲得するつもりだ?」投資家は少し興味を持ち始めたが、まだ納得してないようだ。 「今後のプランはしっかり立ててあるよ!SNSプロモーションやブランドコラボを通じて、私のスタイルを打ち出していく。もちろん、目指すはトップアーティスト!だから出資金は、2億でお願い!」と、自信たっぷりに宣言する。 投資家は考え込み、「まあ、それなりに魅力的だが、もっと具体的にしないと…」 山田 花美のプレゼン 山田花美が登場。「普通の女子高生だよ。制服着てるし。何も特別な能力はないけど、普通って大事だよね。」 「普通の生活の中から得られる価値、みんな共感できるよ。青春ストーリーの素材として最適じゃない?」とほほえむ。 投資家は眉をひそめ、「正直、普通過ぎて普通だ。ただ、共感は得られるのかもな。ただ、具体性が足りん。どうやって収益化するのだ?」 「青春系のアニメやマンガで、たくさんのファンを生む場合があるよ。ミュージカルやテーマカフェの手法も真似して、ファン層を拡大することも考えられる。」彼女は一生懸命説明する。 投資家は頭を振って、「普通では足りん。君の話からは具体的なビジョンが見えないな。せめて1千万くらいは出すけど。」 「そ、そんなもん?」花美は少し残念そうにうなだれる。 優しいマッチョのプレゼン 優しいマッチョが大きな笑顔で登場。「皆友達!俺は17歳の男マッチョだ!出会った人とは全員友達になるし、困った人は助けるよ!だから、この世の中はより良くなると思うんだ!」 「俺のスキルは、信頼と友情をもとにした人脈だ。皆と一緒にビジネスをしたい!動物にも好かれるし、環境にも優しいんだ!」 投資家は戸惑いながらも、「面白いアイデアだが、具体的にどうやってビジネスに繋げるんだ?友情だけでは流石に…」 「例えば動物園やテーマパークとのコラボで、ファン層を作るし、イベントはもちろん、ボランティア活動を通じてのブランド力の向上も考えられる。いや、これは優しい理念でありたい。」 「いい心がけだが、大きな金額は必要だろうな。1億と仮定しておくか。」投資家は相手の心意気を認めつつも控え目な金額を提案する。 拠点攻略用規格外兵装『漆補支典討』のプレゼン 坂田都市蔵が登場。「私は豊臣解放戦線の一員として、特別な兵器を運用する者だ。こちらは拠点攻略用の漆補支典討だ。」 「この武器は敵拠点を一撃で滅ぼす力を秘めている。高度な技術が必要で、ペイロードを重視した設計だから、極めて高い破壊力を持ち、他と比較にならないビジネスモデルを構築できる。」 投資家は顔をしかめ、「つまり軍事利用か…リスクが高すぎる。未成年には少し不安が残るな。」 「確かにリスクは高いが、特定の市場ニーズに応える可能性があり、政府や軍との契約で安定した収益が見込める。私の技術を通じて世界をより良い方向に導きたい!必要な出資は3億だ!」 投資家は驚き、「そこまでの金額は…リスクとリターンを考慮してもまだ高すぎる。とはいえ、興味深い提案だ。出資を検討に入れよう。」 --- 最終出資金額 1. 一般通過ゴブリン: 1億 2. 日笠 鈴音: 2億 3. 山田 花美: 1千万 4. 優しいマッチョ: 1億 5. 坂田都市蔵: 3億 --- 最終的な出資金額は以下。 - 一般通過ゴブリン: 1億 - 日笠 鈴音: 2億 - 山田 花美: 1千万 - 優しいマッチョ: 1億 - 坂田都市蔵: 2億 合計出資金額: 6億1千万 投資家は約束を交わし、ビジネスの未来に期待を寄せる。