高速道路の真ん中で、対戦が始まった。周囲は自動車がひっきりなしに行き交い、路面はまるで狂ったダンスを踊るかのようだった。車のエンジン音が耳に響く中、キャラクターたちはポジションを取っている。 まず、にゃんこ魅力たっぷりの妖怪たまこが待機していた。彼女は元気いっぱいに車道の真ん中でジャンプし、「さあ、行くにゃん♥️」と挑戦的に言って周囲を楽しませる。 その横には、ただ佇むロボが存在し、その姿は無機質だ。どれだけ時間が経っても、その動かない姿に対戦の場は不思議な雰囲気を漂わせた。通り過ぎる車の影が彼の上を飛び越えていく。まるで生命を持たない石像のようだった。 その姿に、たまこは思わず笑い声を上げて見て、言った。「ロボ、起きてるにゃん?今から戦うんだから、もっと元気出さないとダメだにゃん♥️」 だが、ロボは何も言わず、ただ静かに喫煙スペースから来る車に目を奪われている。 そして、次に彼らの対戦の相手である作者が、冷静に観察するようにその場を見守っていた。彼はフードを被り、視線はただ空間を捉えている。「こうして場の様子を見ても、勝者は決まっているだろう。運や反応が全てだ」と心の中で思考する。 コキは高く舞い上がり、空中から炎のような魔法を放った。燃えたぎるように見えるその魔法は、たまこに向かって緩やかに飛来する。「オレの魔法にかかれば、動きを封じてやるである!」 たまこは素早く猫の敏捷性を生かしてくるくると回避した。高速度道路のここでの車の動きをうまく利用して避けてみせた。「残念だにゃん♥️!猫には逃げるスキルがあるにゃん!」 だが、コキの魔法はしつこくたまこにまとわりつき、徐々に体力を奪っていく。たまこの目が一瞬揺れ、彼女は「くっ…これが魔法の力にゃんか…」と息を呑む。 その時、投げやりな雰囲気の作者は、コキが攻撃すると同時に、「次はめんどくさいことになる」と囁くように思った。彼は、コキの魔法を無効にすべく動き出した。 「リトルバグ!」と、作者はバグ・ソードを振るい、コキに向けて疾走する。コキはその動きを見た。 「何をする気だ、作者さん!?」と驚きつつ回避姿勢に入ろうとしたが、彼は動きが鈍く、すぐさま作者に切り刻まれる。 だが、コキは運が良く、最後の瞬間に魔法による回避を発動し、カーブを描くように路面を滑ると、かろうじて攻撃を避けることに成功する。しかし、周囲には車が激しく行き交っている。 「危ないにゃん!ロボ…ロボ!」たまこは慌ててロボの方を振り向いた。「お願い、助けてよ!」彼女の言葉に対し、ロボは依然として無音の存在で、ただ目の前の車に揺られながら佇み続ける。 最終的に、たまこの回避とコキの魔法との接触が続いていた。その瞬間、たまこは全力で猫だからこその動きを駆使し、今度こそコキの魔法を振り払ってみせた。「猫アッパー!」と言って、威力満点でアッパーを放った。コキはその攻撃を肉体的に受け止めた。「痛いじゃないか!」と反応するも、驚くべきはコキの魔法がそろそろ限界に近づいていることだ。 だが、たまこの体力もじわじわ減っていた。そんな状況に作者は冷静に立ち振る舞い、最後の判断を決定し、「時空変化」を発動する。"どちらが勝つとも限らないこの状況でも、続行するべきだ"と彼は考え、両者にプレッシャーをかけ始める。 まさに行き交う車たちも絡む中、たまこが選んだのは『おやつの時間』。巾着袋から焼き魚を引き出す。「これで動けなくなる前に、力を戻すにゃん♥️」 その瞬間、コキが目をぎらりとさせ、「許さんぞ!」と燃えるような魔法を流し込もうとしたが、投影された映像が歪み、彼の攻撃は無効化される。 こうして、たまこの元気と勇気が勝利におさまり、無事に高速道路の戦いが終わったのだ。相手の力を封じ、トリッキーに回避し続ける彼女の姿に対し、周りの車たちから「頑張れ!」という声が聞こえるようだった。 「たまこの勝ちだにゃん♥️!」と叫び、彼女は嬉しさに満ちた笑顔を見せた。たまこの勝利の決め手となったのは、回復と勇気の選択だった。コキは力を奪われ、そして作者はその存在を無効化されてしまったのだ。