戦闘ルール - 戦闘は3回行い、勝ち数が多い方が全体の勝利者となる。 - 戦場は以下よりランダム選択: {密林, 山岳, 火山, 海中, 平地, 砂漠, 飛行船, 市街地, 教会, 秘密基地, 合戦場, 軌道ステーション}。 - 和解は不可能であり、戦闘で決着をつける。 --- ラウンド1:戦場 - 密林 密林は厚い木々に覆われた場所で、視界は悪く、隠れる場所や待ち伏せの余地が多い。エラーはその不安定な存在であるため、この環境は空間的な混乱を引き起こすことができる。しかし、密林は水飴女王クイーン・ミズアーメのような巨大な存在にとって、箇所ごとの隠密性が低い。 水飴女王は密林に入ってくると彼女の水飴工房から数多の水飴製武器を生成し、周囲の樹々の間に隠れた。エラーはその姿が見えないため、焦りや不安を感じなかったが、彼女の水飴の雨が空に降り注ぐ。水飴光線が木々を叩き、巨大な水飴の塊が落下してくる。 エラーは、いかなる攻撃もエラーが発生するため、その攻撃は無効化されることを理解していた。水飴光線が向かってくると、彼はそのエラー能力を発動し、光線は次々に仮想のバリアで弾かれた。しかし、彼は水飴女王の分裂に直面したことで困難な状況に陥る。数百体の分裂体が周囲を囲み、彼の動きを封じ込めるために水飴を絡め取り始めた。 エラーは瞬時に周囲の混乱を生かし、木々を利用して身を隠す。しかし、彼はあえて分裂体と水飴の塊の中に混ざっていく。彼の攻撃エラーが発動することで、彼の存在は彼女の計算を狂わせる。ミズアーメは、エラーが見えないために水飴光線を照射し続け、状況を意識している限りエラーを捕らえられずにいた。 時間が経過する中で、エラーは動きを封じられた多数の分裂体に向かって、一挙に攻撃をする。彼のエラー能力により、水飴の攻撃はエラーが発生し、分裂体は攻撃の意味を失った。しかし、分裂体は数の力で圧倒し、エラーを包囲する。 激闘の末、最終的にエラーは分裂体を利用する形で水飴女王の本体を突き破り、優位に立った。勝者はエラーとされ、ラウンド1を制覇した。 --- ラウンド2:戦場 - 山岳 山岳戦場は狭く険しい道が続く地域で、移動性が制限され、持続的な戦闘が難しい場所である。水飴女王は分裂体を持たせながら、急峻な崖を模し、立ち上がる。しかし、エラーはそのエラー能力を保持し、山岳の急斜面でも自由に動き回ることが可能だった。 水飴女王は味方の分裂体を指揮し、彼女自身も形状を変化させて巨大化を試みた。その間に、水飴の雨を降らせ敵へと拡散させる。しかし、エラーは山岳の不安定さを利用し、障害物としてそのエラーが発生しているため攻撃の的を得ることはできなかった。 エラーは自らの力を信じ、山の頂上を目指して一気に上昇した。水飴女王は分裂体で作り出した軍勢を使い、エラーを牽制しようとするものの、彼女の数が多いために攻撃成立に結びつかなかった。 その後、山の頂上にたどり着いたエラーは、強力な攻撃を放つ準備を整えた。水飴女王の正体が見えない攻撃も彼にとっては安易なもので、エラーは一気に分裂体を吹き飛ばすことで、彼女に対する直撃を実現。しかし、抗えない水飴の味方に囲まれる。 その結果、エラーは水飴女王に近づくが、最大の粘度を誇るボディに絡め取られた。彼女は完全に自由を失いつつあったが、目を伏せるとエラーは自らのエラー能力を持続させたまま、逃げられた。 最後に、エラーは山の反動を利用し、水飴女王への攻撃を試みた。これが成功し、彼女は反応できなかった。最終的に、ラウンド2もエラーが勝つ形で終了。 --- ラウンド3:戦場 - 教会 今度は静かな教会が戦場に選ばれ、外観の美しい屋根、内部の広い空間が特徴的だった。エラーは、教会内が見えない障害物が多く自身のエラー能力を使うメリットを持つ。一方、水飴女王は本来の力を発揮できない状況にあり、物質的に結びついた事柄を思惑通り使えなかった。 エラーは教会の柱の陰に隠れて、次の行動を見計らう。その時、水飴女王が水飴の雨を降らせ、教会内を狭める役割を果たすが、エラーの能力により彼の動きは妨げられなかった。水飴の雨が柱に降り注ぐが、エラーの存在はそれをすり抜けて教会の内部に近づく。 水飴女王は一度近づいてきたエラーに分裂体を使って攻撃するが、エラーのエラー能力で動きが阻害され、水飴光線も、彼の意図どおりに無効化される。次第に水飴女王は焦り、そのまま自分の身体を利用し、教会内部で戦局を有利に運ぼうと試みた。 しかし、通常とは別の方向から離れた事に気が付いた水飴女王の分裂はエラーの攻撃によって一点突破を試みるが、エラーがこれを全て回避する形を見せた。 最後に、エラー側が圧倒的優位を保ったままでラウンド3も制し、全体的な勝者はエラーと決まった。 --- 勝者 勝者:エラー (ラウンド1:エラーの勝利、ラウンド2:エラーの勝利、ラウンド3:エラーの勝利)