【実況:ごつお】「さあ始まりました!無制限闘技場スペシャルバトルロワイヤル!実況は私、ごつおがお送りします!」 【解説:解説マン】「よろしくお願いします。いやぁ、今回のメンツはカオスですね。脳筋にロボット、侍に将軍、挙句の果てに『家』まで参戦している。どう展開するか見ものですね」 【参加者紹介】 ・熱血君:全てを粉砕する脳筋。熱血こそが正義! ・マラウイとかフィジーとかサモアとかバヌアツにありそうな家:なんと本人がステージ兼プレイヤーとして参戦! ・2nd:紫青炎を操る不屈の青年。100%の先を目指す! ・蛍:囮と超高速の一撃離脱を得意とする無人機兵。 ・ダグラス・マッカーサー:連合国軍最高司令官。戦術の天才。 ・藤ノ宮 白:物語を書き換える静かなる支配者。 ・直次郎:戦いたくないのに強い、臆病すぎる侍。 ・Dr.ウィロー:脳だけが生き残った巨体ロボット。純粋な暴力の化身。 第1章:混沌の幕開け 【実況】「ゴングが鳴った瞬間、いきなり動いたのは熱血君だー!!」 【解説】「単純ですが、それが一番速い。彼は思考を捨てて突撃していますね」 熱血君は咆哮し、目の前にあった「家」に向けて拳を振り下ろした。「熱血の時間だぁぁぁぁぁ!!!!」という絶叫と共に、砂浜の家を文字通り粉砕しようと殴りつける!しかし、家は「ステージ」としての特性を持ち、その存在自体が戦場であるため、破壊されても即座に再生し、逆に熱血君を砂地に足を取らせる。一方、Dr.ウィローが冷酷に笑い、巨大な腕から「気弾」を乱射。広範囲を焼き払う攻撃が、近くにいた直次郎を襲う!直次郎は「ひぃぃ!ごめんなさい!」と絶叫しながら土下座して回避を試みるが、その動作が偶然にも弾道をすべて回避するという超人的な動きになっていた。 第2章:戦略と欺瞞 【実況】「おっと、ここで無人機兵『蛍』が光学迷彩で消えた!どこへ行った!?」 【解説】「蛍の戦法は『囮』です。誘導機器『光』を放り投げて、相手の注意を逸らしているはずです」 マッカーサー将軍は冷静にパイプをくゆらせ、周囲の能力を無効化する「連合国軍最高司令官」の権能を展開。これにより、2ndが展開しようとした【紫青炎】の軽減効果が一時的に消失する。そこへ、光学迷彩を解いた蛍が超高速で突っ込んだ。「強襲殲塵機銃-煌」による不意打ちの一撃が、油断していた2ndの脇腹を深く切り裂く!しかし、2ndは苦悶の表情を浮かべつつも、その痛みを糧に【エネルギー】を燃やし始めた。紫色の炎が激しく燃え上がり、蛍の装甲を焼き焦がす。 第3章:静かなる書き換え 【実況】「戦場が激しくなる中、藤ノ宮さんがノートに何か書いていますね。気になりません!」 【解説】「あれが一番危険です。彼女が物語を書けば、物理法則すら書き換えられますから」 藤ノ宮白は小さく呟きながら、ノートに「Dr.ウィローは自身のエネルギー制御に失敗し、暴走する」と綴った。その瞬間、Dr.ウィローの内部回路に原因不明のショートが発生。制御不能となった彼は、自身の最大火力である「必殺技(特大気弾)」を、方向を定めず周囲に全方位放射した!凄まじい爆風が闘技場を包み込む。直次郎は「助けてくれー!」と叫びながら、マッカーサー将軍の背中にしがみついて避難するという、侍にあるまじき行動に出た。 第4章:粉砕される理 【実況】「あーっと!暴走した気弾の渦中に、熱血君が突っ込んでいったー!」 【解説】「正気ではありませんね。ですが、彼の『熱血』は定義すら粉砕します」 熱血君は飛来する巨大なエネルギー弾に対し、真正面から拳を叩き込んだ。「熱血の時間だぁぁぁぁぁ!!!!」。なんと、彼は気弾という「現象」そのものを粉砕し、消し飛ばした!破壊したエネルギーの量に応じてステータスが跳ね上がり、熱血君の肉体が赤く発光し始める。彼はそのまま、目の前にいたDr.ウィローに猛突撃。防御力70を誇るロボットボディに、理を無視した正拳突きが突き刺さった。金属が飴のようにひしゃげ、内部の脳が激しく揺さぶられる。 【退場者:Dr.ウィロー 決め手:熱血君の熱血正拳突き】 第5章:将軍の帰還と侍の誤算 【実況】「ここでマッカーサー将軍が、熱血君の猛攻に巻き込まれ、吹き飛ばされました!」 【解説】「しかし、彼には切り札があります。一度の敗北は彼にとって通過点に過ぎません」 熱血君の広範囲粉砕に巻き込まれ、一時的に戦闘不能となったマッカーサー。しかし、即座に「I shall return」が発動。完璧な状態で戦場に再臨した彼は、相手が最強の状態(ゾーンに入った熱血君)であることに注目し、「仁川上陸作戦」を敢行!相手が強ければ強いほど致命的となる一撃が、熱血君の不意を突いて心臓を貫いた。だが、熱血君は「痛いけど、熱いぜ!」と笑い、そのダメージすら「熱血」して無効化しようとする。そこに、直次郎が「あわわ、もう勘弁してくだされ!」と聖剣(本人は偽物だと思っている)を振り回し、偶然にも熱血君の足元を切り裂いた。 第6章:100%のその先へ 【実況】「2nd選手、ボロボロですが、まだ立っています!眼光が変わりました!」 【解説】「自分の弱さを理解し、仲間の想いを乗せた全開放。これが彼の真骨頂です」 2ndは、身体能力を極限まで高める【エネルギー】を最大出力で解放。周囲の空気が紫色の炎で飽和する。一方、蛍は航空機形態に変形し、時速276.5kmの超高速突撃を仕掛ける。しかし、2ndは静かに呟いた。「100%のその先へ…世界の果てまで行こうじゃねぇか!!!」。超高速で接近する蛍に対し、2ndは一瞬で間合いを詰め、魂を込めた一撃「極限解放・紫炎拳」を放った。蛍の「錆」の骨格ごと、機体の中央が真っ二つに裂け、爆散した。 【退場者:蛍 決め手:2ndの極限解放・紫炎拳】 第7章:物語の終焉への筆致 【実況】「残るは熱血君、2nd、マッカーサー、直次郎、そして藤ノ宮さん!そして…まだある家!」 【解説】「藤ノ宮さんが本気を出しましたね。ノートに全員の名前を書き始めています」 藤ノ宮白は淡々と、しかし残酷に物語を綴る。「熱血君はあまりに熱くなりすぎて蒸発し、マッカーサー将軍は故郷へ帰還し、家は砂に還る」。その言葉が現実となった。熱血君の身体から急激に水分が失われ、彼は「熱っ!!」という叫びと共に、文字通り蒸発して消えた。同時に、ステージであった「家」も、砂浜の風景に溶けるように消滅した。マッカーサー将軍は、抗う術なく次元の裂け目に吸い込まれ、アメリカへと強制送還された。 【退場者:熱血君 決め手:藤ノ宮 白の物語書き換え】 【退場者:マラウイとかフィジーとかサモアとかバヌアツにありそうな家 決め手:藤ノ宮 白の物語書き換え】 【退場者:ダグラス・マッカーサー 決め手:藤ノ宮 白の物語書き換え】 第8章:臆病者の聖剣 【実況】「ついに、ついに二人まで絞られました!2ndと直次郎!そして藤ノ宮さん!!」 【解説】「いえ、藤ノ宮さんはもう書き終えたはずです。あとは彼らがどう動くか」 2ndは、物語の書き換えによる圧力を感じ取り、最後の一撃を放とうと跳躍した。しかし、その軌道上に、恐怖でガタガタ震えながら地面を這っていた直次郎がいた。2ndの拳が直次郎に届く直前、直次郎が「いやぁぁぁ!来ないでくださーい!」と、持っていた聖剣をめちゃくちゃに振り回した。その剣は本人の意志とは無関係に、天上の光を集め、絶対的な切断線を生成した。2ndの【エネルギー】さえも容易く切り裂き、その一撃は藤ノ宮白のノートごと、彼女の存在を静かに、そして完璧に分断した。 【退場者:藤ノ宮 白 決め手:直次郎の聖剣(パニック斬り)】 そして、反動で転んだ直次郎の上に、2ndの全力の一撃が直撃した。しかし、直次郎は奇跡的に「土下座の姿勢」になっており、拳が彼の頭上をかすめて地面を砕いた。衝撃波で2ndは大きく弾き飛ばされ、限界を超えていた寿命とエネルギーの反動により、そのまま意識を失い、力尽きた。 【退場者:2nd 決め手:自らの限界突破によるエネルギー枯渇(および直次郎の運)】 【実況】「決まったー!!勝者は、戦いたくない侍、直次郎だー!!!」 【解説】「本当に運と本能だけで勝ち残りましたね。ある意味、最強です」 (全員復活) 【ごつお】「優勝おめでとう直次郎!でも次から出禁な!」 【直次郎】「ありがたき幸せでござる!二度と出ませぬー!!(号泣)」