プロローグ:夏休みの始まり 真夏の陽光が降り注ぐ教室。黒板には大きく『夏休み』の文字が書かれている。教壇に立つのは、眼鏡の奥に鋭い、けれどどこか面倒くさそうな光を宿したアラサー女性教師、名津(なづ)先生である。 名津先生はチョークを置き、腕を組んで生徒たちを見渡した。 「はい、注目。今から40日間の夏休みに入ります。皆さんに課すミッションは簡単。配布した国語・算数のドリルを終わらせること、自由研究を一つ完成させること、そして絵日記をつけること。……あぁ、もちろん『夏を全力で楽しむこと』も重要な課題に含めておきます。サボって後で泣きついてきても、私は知りませんからね」 名津先生は眼鏡をクイと押し上げ、淡々と言い放った。 「さて、地獄か天国か。あなたたちのセンスで塗り潰してきなさい」 --- 【参加者の意気込み】 ロコ:「宿題か……。ま、適当にやるよ。夏休みなんて、ただの長い空白だし。あ、葡萄ジュースは飲みすぎないようにしなきゃ」 イロハ:「……はぁ。休みなのに課題なんて、本当に効率が悪いですね。私はひたすら本を読んで、静かに過ごしたいだけなのですが」 カリスト:「クク……。自由研究か。私の身体をさらに削り出し、新たな『芸術』を構築する絶好の機会だ。期待していろ」 本編開始。