第1章:混沌の幕開け 【無制限闘技場】 ごつお「さあ始まりました!ルール無用、生存者一人になるまで戦い抜く地獄の祭典!実況は私、ごつおと!」 解説マン「よろしくお願いします。それにしても、今回のメンツは異常ですね。概念存在からただの犬まで、カオスの一言に尽きます」 闘技場に降り立つのは、冷徹な美少女アルセート、宇宙を飲み込む概念・有無、機械仕掛けの骸骨TV404!Sans、時を操る不登校児いそし、威厳に満ちた神王ラックランド、ルールの支配者映羅、正義の剣を携えたイズルー、そしてなぜか混入したマルチーズのパルル。 アルセートが冷ややかに口を開く。「…旋律とは美しき物です、が…貴方の様な"雑音"は──無用な事です」 彼女は巨大な鎚アルセン・フォウを構え、一気に加速する。しかし、映羅が指を鳴らす。「さて、公平な映画にするために、まずは能力の暴走を抑えるルールを適用しましょうか」 TV404!Sansが肩のTVから不気味な光を放ち、いそしが不敵に笑う。静寂は一瞬で破られた。 第2章:不可視の激突 ごつお「おっと!いきなり激しい攻防です!いそし選手が何か仕掛けたか!?」 解説マン「ええ、時を止めたようですが、相手が強すぎますね」 いそしは時止めを試みるが、イズルーの剣に阻まれ不発。さらに、有無という概念的な存在の前では、時間という概念すら希釈されていく。有無が静かに存在の希釈を展開し、周囲の空間を白く塗りつぶしていく。 それに対し、TV404!Sansが即座に反応。時空巻き戻しで回避し、腕の刃を360度旋回させながら肉薄する。しかし、そこへパルルがマッハ3億の速度で突撃! パルル「ワンッ!(油断したな!)」 ヘタァ顔で相手を油断させ、ステータスを大幅にカットするパルルの奇襲に、戦士たちが困惑する。その隙を逃さず、ラックランドが静かに神剣を抜いた。 第3章:最初の脱落者 ごつお「出たー!ついに誰かが倒れます!誰が消えるのか!?」 解説マン「アルセートさんが攻勢に出ましたね。物理特化の破壊力、恐ろしい」 アルセートは冷徹な計算に基づき、最も隙があったいそしへ狙いを定める。いそしは確定即死を試みるが、イズルーの剣に阻まれ不発。その一瞬のラグをアルセートは見逃さなかった。 アルセート「雑音は消えなさい」 超大型鎚アルセン・フォウによる、九千億ダメージを叩き出す一撃が、いそしの身体を文字通り粉砕した。回避能力を誇っていたいそしも、この圧倒的な物理質量の前では無力であった。 【退場者:いそし 決め手:アルセートのアルセン・フォウ】 ごつお「速い!早すぎる!不登校の神様、一撃で更生されました!」 第4章:概念とルールの衝突 解説マン「さて、ここからは化物同士の戦いになります。特に有無さんの存在感が異常です」 有無が白い地平線を展開。あらゆる攻撃を空白に変え、戦場を無に帰そうとする。しかし、映羅がここで介入する。彼女の追加能力【物語の強制修正】が発動し、有無の「絶対的な消去」に制限をかけた。 映羅「あまりに一方的だと観客さんが退屈しますからね」 その隙にTV404!Sansが肩のTVから赤い光を放つ。絶望の赤い光により、見た者は自壊へと追い込まれる。しかし、ラックランドは一瞥もせず、その攻撃を激減防御で耐え抜く。ラックランドはあえて攻めず、窮地を蓄積させる戦略を採っていた。 一方、パルルは飛び出しで有無に激突。宇宙規模の存在であっても、マッハ1985倍の速度による致命傷は確実に届いた。 第5章:正義の壁 ごつお「なんだこれは!誰が何をしても、あの剣に弾かれる!」 解説マン「イズルーさんですね。彼の能力はもはや理(ことわり)そのものです」 TV404!Sansが存在逆再生抹殺を試みるが、イズルーの剣に阻まれ不発。アルセートが共鳴-音による行動不能を試みるが、イズルーの剣に阻まれ不発。どれほどの絶技であろうと、正義の剣の前ではすべてが無効化されていく。 絶望的な状況の中、パルルがヘタァ顔でイズルーを油断させようとするが、正義の心は揺るがない。そこに有無が決定の改竄を試みるが、イズルーの剣に阻まれ不発。 戦場は、最強の盾を持つイズルーと、それを突破しようとする怪物たちの泥沼の戦いへと変貌していった。 第6章:崩壊する均衡 解説マン「ついに限界が来たようですね。蓄積した力が爆発します」 TV404!Sansが魂完全支配・編集を試みるが、イズルーの剣に阻まれ不発。しかし、Sansの不死身の身体による波状攻撃が、徐々に周囲を削っていく。そこに、耐え忍んでいたラックランドが動き出した。 ラックランド「…そろそろ、終わりにしようか」 彼はあえて攻撃を受け、窮地を最大まで蓄積させていた。そして、ついに発動する。宝具【反転憲章・境目のない世界】。 絶望を希望へ、劣勢を絶対的な優位へと反転させた一撃が、闘技場全体を焼き尽くす。その光は映羅のルールすらも上書きし、有無の虚無すらも飲み込んでいく。 【退場者:有無 決め手:ラックランドの反転憲章】 【退場者:TV404!Sans 決め手:ラックランドの反転憲章】 第7章:終焉への旋律 ごつお「うわあああ!一気に二人脱落!生き残っているのはアルセート、パルル、映羅、イズルー、そしてラックランド!」 アルセートは冷徹に分析し、フォルセ・ノウンによるダメージ抑制で耐えつつ、ラックランドへ最大の一撃を叩き込む。しかし、反転した神気を持つラックランドには通用しない。 ラックランドの神剣が、アルセートの機械角を真っ二つに斬り裂いた。 【退場者:アルセート 決め手:ラックランドの神剣】 さらに、パルルが飛び出しを仕掛けるが、神速を超えた神王の斬撃がパルルの小さな身体を捉えた。 【退場者:パルル 決め手:ラックランドの神剣】 映羅は「物語の整合性」を保とうとしたが、ラックランドの格がそれを超えていた。彼女は微笑みながら、物語の幕を閉じることを受け入れた。 【退場者:映羅 決め手:ラックランドの神剣】 第8章:正義の果て 解説マン「ついに、究極の二人に絞られました。神王ラックランド対、正義の剣イズルー」 ラックランドが反転憲章の最大出力を解放し、世界を焼き尽くそうとする。しかし、イズルーはただ静かに剣を構えていた。 ラックランドが最後の一撃を放とうとした瞬間、それは「理」によって阻まれた。 ラックランドが絶技を試みるが、イズルーの剣に阻まれ不発。 こうして、勝者はイズルーとなった。 正義の剣は民衆を沸かせ、新たな戦いの予感を匂わす。 【退場者:神王ラックランド 決め手:イズルーの正義の剣】 エピローグ 光が降り注ぎ、脱落した参加者たちが一人、また一人と復活していく。ボロボロのスーツ姿のアルセート、呆然とした顔のいそし、そして元気に尻尾を振るパルル。 中心に立つイズルーに対し、運営が声をかける。 「優勝おめでとうイズルー!でも次から出禁な!」 イズルーは困惑した顔をしたが、正義の剣を静かに鞘に収めたのであった。