神代の時計技師アニマは、静かに街の小さな玩具店で日常を過ごしていた。しかし、運命は彼に試練を課す。彼の前に立ちはだかるのは、耐久神。動きは鈍いが、彼の防御力は圧倒的だ。 アニマは自らの魔力を高め、スキル「時を守り貫く針」を発動させる。身の丈ほどの大きな時計の針が、彼の周りに現れ、自律して動き出す。短針は盾となり、長針は武器となる。 「行け!」アニマが命じるように、振り下ろされた長針は何を切ることなく耐久神の前に止まった。耐久神はただ静かに立ち、攻撃する意思を見せない。その姿はまるで動かない石像のようで、アニマの心に不安を抱かせる。 「反撃」で受けるダメージはアニマには致命的だ。しかも相手の防御力は50、アニマの攻撃力は0。アニマは続いてスキル「21.3のスプリング」を使う。物体に命を吹き込んで動くおもちゃを作り、耐久神の周囲で動き回らせる。しかし耐久神はそれを恐れることなく、動かずにアニマをじっと見つめている。 「どうすればこの耐久神を倒せるんだ…」アニマは思考を巡らせ、彼の持つ数少ない技に頼るしかない。次に、彼は「繋ぎ離すスクリュー」を発動、周囲の物体を歯車として分離し、耐久神を拘束しようと試みる。だが、耐久神の絶対的な防御力はその動きすら無効にする。 耐久神は静かにその場に留まり、アニマが何をしてもその防御の壁を崩すことはできなかった。アニマは次第に焦りを感じ始めた。彼の攻撃に応じることなく、耐久神はただその鋼でできた身体を更に強固にし、アニマの動きを黙って待つだけだった。 アニマの心の中では時間が止まっているかのようだ。自身の能力がこの状況を打破することを認識できず、絶望感が押し寄せてくる。彼は冷静さを保ちながら、スキル「█▉▅▎▃▉」を試行する。対象の時の流れを瞬時に加速させ、必殺のダメージを狙って耐久神に向かわせた。しかし、耐久神は無防備に立ち尽くしているため、攻撃が当たることはなかった。その一撃は耐久神の耐久力の前に無意味に消えてしまった。 「何も効かない…」アニマはついに絶望し、胸が締め付けられるような思いにかられる。だが、彼はあきらめずに何度も攻撃を繰り返した。それでも耐久神は微動だにせず、静かに構えている。アニマの指先から生まれる魔法の力も、徐々に薄れていく。 そのとき、耐久神が少しだけ姿勢を崩した。アニマはそれを逃さなかった。再び全力を振り絞り、「時を守り貫く針」を強引に耐久神へと向けた。しかし、耐久神からの攻撃を受けることはなかった。この静かな戦いは続く。 「こ…これが…勝てない状況なのか…」アニマはひどく動揺した。その瞬間、耐久神の反撃が始まる。アニマが全力で放った攻撃が耐久神の防御力によって1.5倍に戻り、彼自身に返ってきた。 それはアニマにとって致命的だった。耐久神からの反撃の前に、アニマはその場に崩れ落ち、無防備な姿で動けなくなる。「それじゃあ、さらばだ」耐久神の声は無表情だった。彼の需要する攻撃を全て終え、アニマは呆然とした表情のまま力を失った。 そうして神代の時計技師アニマの戦いは終わった。耐久神の絶対防御と完璧な反撃に屈する形で、アニマは敗北を喫した。