その日は寒さが漂う北極海の氷の上で、運命の対戦が始まろうとしていた。イカピーはどことなく楽しげな声を上げながら、仲間たちの元へ向かっていた。 「みんな!今日はボクのらっきーアイテムを使って、楽しい対戦をするッピ!」 まず一番に出てきたのは、体に蒼い炎を帯びたアイスドッグ。空気を冷やし、氷の上でしっかりと足場を固めているようだ。「来るなら来い!俺の蒼い炎で冷やしてやる!」と頭を垂れた。 次に現れたのは、わかさぎ姫。彼女は氷の上を滑るように移動し、「貴方は……私を退治しに来たのですか?」と、穏やかに問いかけた。彼女の素晴らしい泳ぎが、氷の上でも何かの力に変わることを期待した。 最後に、不気味な存在感を放つMARCHーⅨが姿を現した。無表情で周囲を観察しつつも、心の中で戦いの時が来たことを静かに告げていた。「……」 対決が始まった瞬間、イカピーはまずらっきーメガネを使い、対戦相手の弱点を見極めた。「ほえ、アイスドッグの蒼い炎は手強いけど、冷気に弱い場所があるッピ!」 その瞬間、アイスドッグが蒼い炎を一息に吹き出し、氷の上を冷却し始めた。彼もまた、全力で戦う決意を見せる。 「氷結封印!」と叫び、氷の刃がイカピーへ飛んでいく。だがイカピーはらっきーウィングを使い、空高く飛び上がり回避する。「それじゃ届かないッピ!」と元気いっぱいに言い放った。 次の瞬間、わかさぎ姫がその流れるような動きで「潮符!湖のタイダルウェイブ!」と叫ぶ。巨大な波がアイスドッグとイカピーを襲った! だが、MARCHーⅨは静かにその波を観察し、地面に刻まれた模様を基に「虚無札」を展開した。わかさぎ姫の水技が一時的に封印される。「この空間で虚無を感じよ」と、彼は告げた。 しかし、イカピーは無敵のらっきーポーチを広げ、急いでアイスドッグをポーチに収納しようとした。これにはアイスドッグも驚き、反撃のために蒼い炎を全開にする。 その時、アイスドッグの反撃が成功し、イカピーのポーチが一瞬中身を吐き出した。「ああ、たしかに強いッピ!」イカピーが笑顔で言った。 わかさぎ姫がその隙をつき、「水符「テイルフィンスラップ」!」と再び攻撃を繰り出し、イカピーとアイスドッグを同時に攻撃! MARCHーⅨもまた空間の力を発動し、敵をじわじわ追い詰める。三者はもはや一つの虚無の渦の中に吸い込まれ、苦しみの中で力を増していく。 その瞬間、氷の裂け目からホッキョクグマが姿を現した。「グオォォォ!」と吠え、その巨大な体で三者を一斉に押し潰そうとした。氷は一瞬にして崩れ、全員が危機を感じた。 するとイカピーのらっきーウォッチが光り、時間が巻き戻される。「やっぱり勝つのはボクッピ!」と、とびきりの笑顔を見せながら再度挑む決意を固めた。 何度目かの攻撃の末、今度はMARCHーⅨが最も苦難を重ねた結果、「ERRORー404」を発動させる。イカピーは時間を遡らせていたため、完全に虚無に封印され、戦闘不能になってしまった。 撃破を喜び合うアイスドッグとわかさぎ姫だったが、同時に、足元から崩れた氷に気がつく。急いで二人はボートへと持ち場を移し、氷の島から逃げるため力を合わせた。 最終的にMARCHーⅨが待っていた彼の虚無の力によって、二者は一瞬で引き寄せられ、激しいバトルの末に勝利を収めた。 勝者、MARCHーⅨ。 その場を後にする者たちを尻目に、MARCHーⅨは優勝の嬉しさを噛みしめつつ、温かいラーメンを食べるためのボートにその身を預けていた。たっぷりのスープにネギを乗せて、心温まる幸せの瞬間を共に味わった。