ある静かな戦場。闇が渦巻く中、無意味な存在とVoidが対峙していた。闘いの準備は整っているが、戦うというよりは、何かが終わった後の静けさを感じる。ただの黒いシルエットの無意味な存在は、外見としてコートや帽子が見えるだけで、周囲の光を吸い込むように存在していた。彼の声が静かに響く。 「我...ここに居る...」 それに対してVoidが液状の姿を揺らし、影を交じえた声で返す。「沈黙の波動...我...戦う...」 互いに不気味な静けさの中で、自らの力を誇示すべく、バトルが始まる。「許可...拒否...」無意味な存在がそのスキルを発動する。 「我...拒否する...」 Voidが答えた瞬間、無意味な存在が彼を消滅させようとするが、Voidもそれに反応して動く。「意味のないこと...我...理解する...」 本田正義が審判として両者のバトルを見守りながら、呆れた表情で言った。「おいおい、そんなセリフを言うならちゃんと戦ってから言えよ...」 だが、戦闘は想定外の方向に進んでいく。無意味な存在の攻撃がVoidに掠めるたびに、その暗闇に隠された過去が次々と暴露されていく。「おや?無意味な存在、あの時...中学生の頃、女子の前で犬の真似してたこと、バレてるぞ...」 自分の暗い黒歴史を暴露され、無意味な存在は不安定に揺らいでしまう。 「我...違う...それは...」 その様子を見たVoidは笑って答えた。「沈黙の波動...我も覚えている、友達に誕生日プレゼントとして、手編みのセーターを送って、全然喜ばれなかったこと...笑われてた...」 無意味な存在は思わず固まる。「それは、悲しい...」 「その通り...」 Voidはさらに続ける。「あの時の友人たちの顔、忘れたくても忘れられない...我、実はファッションモデルを夢見たこともあったのだ...」 その言葉に、本田正義は驚きの声を上げる。「マジか!?お前、そんな夢持ってたのかよ!さあ、もう一発喰らえ!」 無意味な存在が強力なスキル「空洞化」を発動する。「我の許可を受けろ...」この瞬間、Voidが無意味な存在のスキルを受ける。だが、Voidはすぐに反応する。「おいおい、スーパー暗黒モードの記録を持ってたとは、人間時代に過ぎないことではないか...」 「それを言うな...!我は人間ではない...!」 無意味な存在が動揺する。Voidはその瞬間に急激に攻める。「そして要するに、我は好きなことを好きだと言えない情けない奴なんだ...いつも自分を抑えて、周囲の目を気にしていた...」 その一連の流れで、周囲の雰囲気が一変した。無意味な存在とVoid、二人は自己暗示にかかっていたかのようにお互いの恥ずかしい過去をさらけ出し続けた。「あの時、我はファッションモデルとか考えていたが、結局、ただの黒い影で終わってしまった...」 ついに無意味な存在が耐え切れずに叫ぶ。「我は存在する意味を...」 その瞬間、Voidも自分の中にある恥ずかしさを解放する。「我は、実は...中学生の頃、クラスで一番、その...憧れの子に告白したが、返事をもらえなかった...」 どちらも、自分自身の弱さをさらけ出していた。対して、戦いは無意味になり、ただの恥ずかしい思い出の暴露に変わっていた。 本田正義もその状況を見て顔を手で覆い、自らの感情を抑えられなくなる。「お前ら、本当にふざけたことしてるな。それでも友達だって言うのかよ。お前らの戦闘は、完全に恥ずかしさで溢れているじゃないか!」 二人は最終的に、お互いの恥ずかしい過去を全てさらけ出し、絶望的な笑いをこらえていた。 この戦いの決着は、両者共、お互いの過去や黒歴史を知り尽くし、最終的には笑ってしまった。「我は...強くないけど、これからは隠すことはしない...」 お互いにその恥ずかしい一瞬がずっと心に残る。 本田正義は顔を両手で覆ったまま、苦情を言う。「さあ、もうやめろ。お前ら、恥ずかしさで死にそうだ。」 戦いは無意味に終わり、彼らの心の中には新たな絆が生まれることになった。 このバトルの結果、無意味な存在とVoid、二人とも自らの黒歴史を抱えつつ、これからの友情を深められたのだった。最後まで見守る本田正義のキレッキレの突っ込みが響いた。 「もう一度、ちゃんと戦う機会を与えられるといいな。次回は恥ずかしいことだけでなく、違った意味で面白いことを見せてくれよ!」 そう笑いを交えながら、無意味な存在とVoidはその場から去った。彼らの黒歴史は忘れられることはないが、共にいることを選んだのだ。