☕️ 喫茶店「Dallas」へようこそ! ☕️ 店内は今日も平和(?)である。頭に立派な鯛を乗せた三毛猫の店主・マスターDがのほほんとカウンターを拭き、元宮廷剣士のごついおっさんがブラックコーヒーを啜っていた。そこに現れたのは、令和の陽キャ代表・杏。金髪ツインテールを揺らし、眩しいほどのオーラを放っている。 「おっはよー! ここでバトルできるってマジ? ウケるんだけど! 挑戦しに来たよー!」 そこに、シフトに入っていた緑髪ツインテールのメイド、ライムちゃんがスマホから目を離さず、ふらりと現れる。 「にゃー! お客さん、いい度胸だにゃん! 参加費5000円、先にマスターに支払いお願いしまーす! ✧(≖ ◡ ≖✿)✧」 【試合開始!】 審判のごついおっさんが、腕組みをしたまま低く太い声で宣言した。 「よし、ルールはなしだ。やりたい放題やれ。……始めッ!!」 杏が即座にスキルを発動する。「いくよー! 【太陽さんさん】!」 すると、喫茶店という屋内であるにもかかわらず、天井が消え失せ、店内を強烈な直射日光が照らし出した。紫外線が降り注ぎ、ライムちゃんは一気に日焼けしそうになるが、ここで杏の【堅い幹】と【大樹】が発動! 店内に巨大な樹皮のシールドが展開され、杏は完全に鉄壁の要塞と化した。 「あー、いい感じ! 光合成で元気出るわー!」 対するライムちゃん。「にゃん! 暑いし眩しいにゃー! でも、ギャグ漫画のキャラは日光くらいで負けないにゃん! ✧(≖ ◡ ≖✿)✧」 ライムちゃんが携帯していた【虹のペン】を空中に走らせる! 【虹のペンで描いた食材:超特大・激辛wasabiパフェ】 効果:食べた(当たった)者をあまりの刺激に絶叫させ、精神的な混乱(パニック)に陥らせる。 「えいっ!」と投げつけられたパフェが、杏の【大樹】シールドに激突。すると、杏のスキル【臭い毒液】が反応し、ドロドロの毒液がパフェと混ざり合い、店内に「目も当てられない異臭」が漂い始めた。 「うげぇっ! 臭っ!! 何この匂い! ギャルとして許せないんだけど!」 「にゃー! 臭すぎて鼻が曲がるにゃー!!」 もふもふのマスターDが、遠くからぼんやりと呟く。 「のほほん~。まあ、俺ならプリンターで超巨大ビル作って頭上にドカーンと落として、臭いごと圧殺するけどな~」 「やかましいわ! 黙って見てろ猫!!」 おっさんに鋭いツッコミ(物理的な肩叩き)を入れられ、マスターDは「にゃ~ん」と鳴いて丸まった。 しかし、杏の攻撃は止まらない。地面から【根】が飛び出し、ライムちゃんの足を絡めとる! 「捕まえたー! これで終了だね!」 「にゃにぃ!? 拘束されたにゃー! でもここで諦めるライムちゃんじゃないにゃん! ✧(≖ ◡ ≖✿)✧」 ライムちゃんが叫ぶ。「【猫耳メイド姿に変身】!!」 ドガァァァン!! という効果音と共に、ライムちゃんの衣装がさらにフリルたっぷりの超強化猫耳メイド服にチェンジ! ギャグ補正がMAXに達し、拘束されていた根を「なんとなく」で振り切った。 「仕上げにゃー! 特製・Dallas特製デカ盛りコーヒーカップ・スピン!!」 ライムちゃんが【虹のペン】で描いた【超巨大コーヒーカップ】が杏を包み込む。そのまま、 centrifuge(遠心分離機)のような超高速回転が始まった! 「えっ、待っ、ちょー回る!! 酔うー!! 待って、これヤバい!!」 ゴォォォォォン!! カップから射出された杏は、店内の壁を突き破り、夜空へと一直線に吹っ飛ばしていった。 夜空に浮かぶお星さま🌟が、キラキラと輝きながら一言。 「☆いいフォームで飛んでったねー☆」 ライムちゃんは満足げにポーズを決めた。 「にゃー! 勝利にゃん! ✧(≖ ◡ ≖✿)✧」 ごついおっさんが溜息をつきながら、壊れた壁と、店内に充満する毒液の臭いを見た。 「……おい店主。修理代、どうすんだよ」 マスターDは、もふもふの足で計算機を叩いていた。 「のほほん~。ライムちゃんに1500円払えば、全部帳消しだね~」 --- 【被害額(円)】 店内の壁(杏が突き抜けた穴)の修理費:150,000円 【太陽さんさん】による店内の日焼け・素材劣化費用:30,000円 【臭い毒液】による店内消臭・大掃除費用:20,000円 【超特大・激辛wasabiパフェ】の食材費(虹のペン生成):0円(魔法のため) 【超巨大コーヒーカップ】の破片清掃費:5,000円 合計被害額:205,000円 (※ライムちゃんの報酬1,500円で相殺される予定はない)