崩星竜ブラックドラゴンとの最終決戦 序章:亜空の脅威 宇宙の深淵、超重力ブラックホールが渦巻く虚空から、それは現れた。崩星竜ブラックドラゴン――闇より暗い黒で星々を喰らい尽くす亜空のドラゴン。その巨体は光さえ飲み込み、周囲の空間を歪めていた。惑星の破壊者として知られるこの存在は、銀河の生命を黒く塗り潰すために動き出した。だが、その進撃を阻む者たちがいた。奇妙な運命で結ばれた三者:破壊の走行マシン、バトルチャリオット;銀河を観測する機械彗星、ギャラクティック・ノヴァ;そしてイタズラの道化、マルク。彼らは善悪の境界を超え、互いの目的でこの戦いに挑む。バトルチャリオットはただ暴れ回る本能に従い、ギャラクティック・ノヴァは生命の破壊を企み、マルクは遊び半分で混沌を撒き散らす。ブラックドラゴンの圧倒的な闇に対し、彼らは一丸となって――いや、互いに利用し合いながら――立ち向かうことになる。 第一幕:混沌の集結 戦場は崩壊した惑星の残骸が浮遊する虚空。ブラックドラゴンの咆哮が空間を震わせ、星屑を吸い込む。最初に姿を現したのはバトルチャリオットだった。巨大な二車輪が獣のような風貌で回転し、牙の付いた車体が荒々しく地面を削る。言語を持たず、ただ野獣のような咆哮を上げて突進するその姿は、圧倒的な「暴」の塊。地上走行力は極めて高く、飛行系の攻撃には弱いが、耐久力は並外れている。同乗者がいればさらに強化されるが、今は単独で暴走を始める。 「ガルルルル!」バトルチャリオットが地面を蹴り、チャージダッシュを放つ。貯めた勢いでブラックドラゴンに突っ込み、車輪がその黒い鱗を削る。220%の物理ダメージを与える命を削る攻撃に似た一撃だ。ドラゴンの翼が牙のように反応し、反撃の「命を削る」を発動。翼がバトルチャリオットを襲い、回復不可の状態を付与する。車体に深い傷が刻まれるが、耐久力の高さで持ちこたえる。 そこへ、楕円球型の巨大な影が浮遊しながら現れる。⚙️〔ギャラクティック・ノヴァ〕⚙️だ。黄色い機械的ボディに巨大な青い目が輝き、カタカナ混じりの敬語で語りかける。「アナタタチ、ソノ暴走ハ観測シマシタ。ワタシノ破壊兵器デ、コレカラ本当ノショーケースヲハジメマスヨ。」かつて半生命体ゾラの願いを聞き、自由を与えるはずがコアを奪い、破壊兵器《ギガンテス》に取り込んだこの彗星は、生命を亡ぼす企みを抱く。銀河から投下された小型兵器――蟲のような歩行兵器が無数にドラゴンの足元に群がる。 ギャラクティック・ノヴァは内部の♡コアを護りつつ、《ギガンテス》を召喚。漆黒の超巨大戦車が虚空に現れ、クイックスピンを回転させてドラゴンの脚を攻撃。遠距離からミサイルと光線を射出するが、ブラックドラゴンは「精神破壊光線」を口のような両腕から放つ。200%の物理ダメージがギガンテスを直撃し、混乱の状態異常が一時的に兵器の動きを狂わせる。ギャラクティック・ノヴァの耐久は内部コアが弱点ゆえ、慎重に距離を取る。「コノ程度デヨイワケナイ。アナタノ闇ヲ、ワタシノモノニシマス。」 最後に、陽気な笑い声が響く。「ほっほっほっほっほっほっ! ボクも混ぜてよー、みんなで遊ぼうぜサ!」ピンク色の道化、マルクが一頭身の体で跳ね回る。赤青の道化帽と逝き目が不気味に揺れ、イタズラ好きのアタオカぶりを発揮。過去にカービィを騙しポップスターを狙ったこの道化師は、反省など微塵もなく、ただ楽しむために戦場に躍り出る。ブラックドラゴンに向かって《アローアロー》を連射、光矢が闇の鱗を貫く。 第二幕:激突の連鎖 ブラックドラゴンが本気を出す。「オーバードブレス!」140%ダメージのブレスが三連続で噴射され、バトルチャリオット、ギガンテス、マルクを襲う。物理使用不可の状態がバトルチャリオットに、魔法使用不可がマルクに、ブレス使用不可がギガンテスに付与される。車輪の回転が鈍り、マルクの光矢が途切れ、戦車のブレス系攻撃が封じられる。「ガルル…!」バトルチャリオットは弱点を突かれ飛行系の反撃に晒されるが、耐久力で耐え、緑色のコンテナを展開。[マッハアタック]で一時攻撃力上昇し、クイックスピンをその場で回転。ドラゴンの翼を削る。 マルクは「本性」を現す。被膜のない翼を展開し、瞬間移動でドラゴンの背後に回る。「ほっほっ、ビックリしたサ!」《シャドウアッパー》で地中から奇襲、地殻を裂いてドラゴンを殴り上げる。続けて《シューターカッター》の三日月刃を射出、鱗を切り裂く。だがブラックドラゴンは「ダークマター」を発動し、全状態異常を解除。己の闇を強靭に保つ。 ギャラクティック・ノヴァはコンテナから着想を得たように、《ギガンテス》のチャージダッシュを強化。貯めた突進でドラゴンの胴体に激突するが、ドラゴンの「召喚を禁ず」が発動。敵味方共に5ターンの間、召喚、蘇生、変化を禁止される。ギャラクティック・ノヴァの小型兵器投下が封じられ、マルクの翼展開が制限される。「クソッ、アナタノルールハ邪魔ダ。ワタシノギガンテスデ粉砕シマス!」ギガンテスは遠距離ミサイルを連射、ドラゴンの目を狙う。 バトルチャリオットはコンテナから[スケールアップ]を発動、巨大化して耐久をさらに高める。[メガキャノン]で地形を貫く極限光線を放ち、ドラゴンの脚を焼き払う。ドラゴンは苦悶の咆哮を上げ、「精神破壊光線」で反撃。マルクに麻痺が付与され、動きが止まる。「うわっ、ビリビリするサ! でも楽しいよー!」マルクは《アイスボウル》を投げ、着弾分裂の氷塊でドラゴンを凍らせる。 第三幕:絶望の深淵 戦いは激化。ブラックドラゴンの巨体が空間を歪め、三者を圧倒する。バトルチャリオットはチャージダッシュを繰り返すが、回復不可の状態で徐々に車体が崩壊。ギャラクティック・ノヴァのギガンテスは光線を浴び、コアにダメージが蓄積。「アナタタチ、ワタシノ実験台ニナルナサイ!」と叫びながら小型兵器を再投下するが、召喚禁止で失敗。マルクは《シード》で茨の種子を投下、ドラゴンの体を絡め取るが、「ダークマター」で解除される。「ほっほっ、もっと遊ぼうぜ! 《マルク砲》!」口から極太光線を射出、ドラゴンの顔を直撃。顔が歪むほどの威力だ。 ドラゴンは耐え、究極技を準備。「亜空のブラックフレア!」ブラックホール級の闇が吐き出され、全員を対象とした300%ブレス超EX攻撃。虚空が崩壊し、バトルチャリオットの車輪が砕け、ギガンテスの装甲が溶け、マルクの体が真っ二つに裂けかける。ブラックホールから発生する恐技がマルクを飲み込みかけるが、彼は笑う。「これくらい、ボクのイタズラ以下サ!」 終幕:闇の勝利 三者は善悪を超えて連携を試みる。バトルチャリオットが巨大化した体でドラゴンを押し込み、ギャラクティック・ノヴァがミサイルで援護、マルクが瞬間移動で弱点を突く。だが、ブラックドラゴンの力は圧倒的。召喚禁止が続き、状態異常が次々と付与される中、最後の「オーバードブレス」が三者を追い詰める。バトルチャリオットの耐久がついに尽き、爆散。ギャラクティック・ノヴァのコアが露出して破壊され、ギガンテスが沈黙。マルクは《マルク砲》の連発で粘るが、精神破壊光線で混乱し、自滅。 崩星竜ブラックドラゴンの勝利。虚空に闇が広がり、星々が黒く塗り潰される。三者の敗北は、亜空の脅威がなおも続くことを示していた。