【第1章:混沌の幕開け】 闘技場の喧騒が頂点に達する。実況のごつおが絶叫した。「さあ始まりました!地獄のバトルロワイヤル!ルールは簡単、最後の一人になるまで殺し合え!」相方の解説マンが冷静に補足する。「個性が強すぎますね。神に近い存在から、なぜか休暇中のサラリーマンまで揃っています」 入場したのは、ガタガタと震える老人の鬼・半天狗。そして不敵に笑う紫髪の男アベルド、鏡を操る悪魔少女ルミス、困惑しきったサラリーマンのリーマ。さらにポケモンを連れたコトネ、穏やかな表情の料理人・天城今、巨大な盤を背負ったルーレットマン。そして、空を塗りつぶすほどの巨躯を持つ極彩色溶岩生命体WONDER。その圧倒的な威圧感に、観客席さえも震え上がる。 半天狗は隅で「恐ろしい恐ろしい…」と呟き、身を縮めている。しかし、WONDERがただそこに存在するだけで、周囲の空間が熱で歪み始めた。リーマは「なんで俺がここに…」と絶望し、コトネは「みんな、私のポケモンでやっつけてあげる!」と元気いっぱいに宣言する。静寂を切り裂き、戦いの火蓋が切られた。