【混沌の一般道5km:ルール破り禁止!大逃走レース】 実況(おっさん):「ガハハハ!ようこそ、正気の沙汰じゃねえ街中レースへ!ルールは簡単、5km先まで走れ!だがな、ここは一般道だ!信号無視、速度超過、歩行者妨害……どれか一つでもやらかして警察に見つかれば、そこからがお楽しみの『地獄の追いかけっこ』だ!!」 解説(お姉さん):「はいっ!今回は特に厳しいですよ!コース沿いには10メートル間隔で、逃げ道を完全に塞ぐ執念の一般警官たちが銃を持って待機しています!一度違反が確定すれば、彼らは『絶命覚悟』であなたを捕縛しに来ます!頑張ってくださいねっ!」 --- 【参加者意気込み&機体紹介】 【万有なる盾】グランブルト 「ふふっ、誇り高き龍として、正々堂々と、そして慈しみを持って完走いたしましょう。弱き人々を巻き込まぬよう、私の盾で守りながら進みますわ」 【機体】自身の強靭な肢体と重力制御。走行というよりは、重力を操作して地面を滑るように移動する。 36番型装甲車両(操縦者:名もなきミリタリー愛好家) 「(ガガガ……)武装禁止、軽量化済み……だが、この鉄の塊こそが正義だ。泥臭く、確実にゴールへ突き進む!」 【機体】帝国陸軍払い下げの中戦車。公道走行用に軽量化されているが、それでも路上の看板や縁石をなぎ倒しそうな威圧感がある。 神楽 「大巫女様ぁぁ!見ていてください!私が一番にゴールして、大巫女様の尊さを世界に知らしめてみせますっ!愛してるぅぅ!!」 【機体】[マイカー:ラヴラヴ大巫女様号]。若葉マークが眩しい、大巫女様への愛が凝縮された特製車両。 Lighting boys 「光の速さってのがどれだけ凄いか、教えてやるよ。まあ、俺が速すぎて誰も見えないだろうけどな!」 【機体】機体不要。自身が雷そのものであり、光速移動という究極の足を持つ。 --- 第一章:静寂の崩壊と「速度」の誤算 「スタートォ!!」のおっさんの怒号と共に、レースは幕を開けた。 最初の一歩、Lighting boysは文字通り「光」となった。黄色い閃光が街を駆け抜け、開始0.1秒で数百メートル先まで到達する。しかし、そこに待っていたのは……真っ赤な信号機だった。 実況:「ああーっと!!Lighting boys、速すぎて信号を見落とした!完全に赤信号を突破!交通違反確定だぁ!!」 解説:「あらら、光速で信号無視ですね!警察の方々、どうぞ!」 その瞬間、沿道に待機していた一般警察たちが一斉に無線で叫ぶ。「違反者発生!逃がすな!全力で捕縛せよ!!」 Lighting boysは「げっ!」と声を上げ、光速で方向転換。だが、警察の執念は凄まじく、10メートル間隔の包囲網が彼を追い詰める。彼は分身を出し、電気糸を張り巡らせて翻弄しようとするが、警察側は「違反者を絶命させてでも捕らえる」という狂気の覚悟で銃弾をばら撒き、執拗に追い回し始めた。 一方、後方からは「ゴゴゴゴ」と地響きを立てて36番型装甲車両が前進。そして、神楽が「大巫女様ー!」と絶叫しながら、ラヴラヴ大巫女様号で猛烈な運転(若葉マークを無視した暴走)を開始した。 第二章:龍の慈愛と戦車の暴走 中盤、コースは繁華街へと差し掛かる。歩行者が多く、交通ルールを厳守しなければならない難所だ。 グランブルトは優雅に、重力結界を展開して周囲の一般人を安全な方向へ押しやりながら進む。「皆様、ご安心ください。私が盾となりましょう」と微笑む彼女の背後では、重力操作によって路面がわずかに浮き上がり、摩擦ゼロの超高速滑走が始まっていた。 だが、その後ろを走る36番型装甲車両が問題だった。軽量化されているとはいえ、戦車は戦車だ。カーブを曲がるたびに縁石を粉砕し、街路樹をなぎ倒していく。 実況:「あーっと!36番型、公道損壊!器物破損!完全にアウトだ!警察が彼を狙っているぞ!!」 解説:「戦車で公道を走るからですよ!あはは!警察の方々の目が血走っていますね!」 戦車操縦者はパニックに陥り、軽量化されて武装こそないが、車体の質量を活かして強行突破を図る。しかし、そこに待ち構えていたのは一般警察の猛攻だった。タイヤ(履帯)を狙った精密射撃と、四方八方からの包囲網。戦車はもはやレースではなく、「巨大な鉄の箱の中での生存競争」へと変わっていた。 第三章:巫女の覚醒とカオスなデッドヒート 残り1km。ここで神楽が限界を迎えた。前方を走るグランブルトの速度に追いつけず、彼女の愛が爆発する。 「もう我慢できないっ!大巫女様の力を借りて、最速で駆け抜けます!!」 神楽はスキル【天流巫術独創:アイラヴ大巫女様ァ】を発動。周囲の穢れをすべて吸収し、彼女の姿が金毛赤瞳の九尾の狐巫女へと進化を遂げる。車両ごと神格化したラヴラヴ大巫女様号は、もはや車というよりは黄金の流星となって突き進んだ。 実況:「出たー!神楽が進化!もうルールなんてどうでもいい!速すぎる!だが待て、彼女もまた車線変更を無視して逆走し始めたぞ!!」 解説:「愛の力は交通法規をも超えるということですね!警察さん、出番ですよ!!」 ここからレースは究極の混沌へと突入する。光速で逃走するLighting boys、重力で路面を切り裂くグランブルト、警察に追い詰められ絶叫しながら走る戦車、そして神格化して暴走する神楽。 警察たちは狂ったように彼らを追いかける。10メートル間隔の警官たちが、連携して「人間バリケード」を築き、違反者を絶望的なまでの執念で捕らえようとする。Lighting boysは【八電撃】で警察を弾き飛ばそうとするが、警察は「逮捕こそが正義」と、電撃を浴びながらも前進してくるというホラーな光景が繰り広げられた。 終盤:ゴール直前のデッドヒート 残り500メートル。もはや誰が何位か分からない。視界には黄色い電撃、黄金の狐火、紺碧の重力波、そして鉄の破片が舞っている。 先頭を走るのは、ルールを(ある意味で)守り続けていたグランブルトだった。しかし、彼女もまた「あまりに速すぎて速度制限を大幅に超過」という判定を下される。 実況:「ああー!!なんと残酷な!聖母のようなグランブルトまでもが速度違反で指名手配だ!これで参加者全員が警察のターゲットになったぞ!!」 ゴールまであと200メートル。ここで絶望的な光景が広がる。ゴールラインの手前には、このレース最大の壁――「警察による完全封鎖網」が構築されていた。彼らは違反者を一人残らず捕らえるため、銃を構え、文字通り命懸けの壁となって立ちはだかる。 Lighting boysが光速で突破を試みるが、警察が事前に展開していた「超高導電性ネット」に絡まり、激しい火花と共に減速! そこに神楽の【ラヴラヴ大巫女様号】が、大巫女様への愛を燃料にしたブーストで突っ込む!「どいてくださーい!!」 戦車はもはやボロボロになりながらも、警察の包囲網を物理的に押し潰して突き進もうとする。グランブルトは【万有咆哮-撃潰圧壊】を地面に叩きつけ、衝撃波で警察の陣形を一時的に崩した。 実況:「出たぁ!!最後は力押しだ!警察vs能力者・戦車・龍の総力戦!ゴールラインまであと10メートル!5メートル!!」 神楽が、グランブルトが、Lighting boysが、そして戦車が、ほぼ同時にゴールラインへダイブする! ドガガガガガッ!!!!! 凄まじい衝突音と共に、彼らはゴールラインを越えた。その瞬間、彼らを追い詰めていた警察たちが、ピタリと足を止めた。 解説:「はい、ゴールです!ルールにより、ゴール後の参加者に警察は干渉しません!お疲れ様でしたー!」 --- 【レース結果】 1位:【万有なる盾】グランブルト (感想:「ふぅ、少し行儀が悪くなってしまいましたね。ですが、皆様が無事で何よりです」) 結果:逃走成功(ギリギリでラインを越え、警察の追撃を振り切った) 2位:神楽 (感想:「大巫女様ぁぁ!見ましたか!私のこの速さを!愛の勝利です!!」) 結果:逃走成功(神格化した出力で強行突破し、ゴールイン) 3位:Lighting boys (感想:「クソッ……あんな泥臭い追い方する警察がいるなんて聞いてねーぞ……」) 結果:逃走成功(ネットに絡まったが、最後の一瞬の加速で滑り込んだ) 4位:36番型装甲車両 (感想:「(車体から煙を出しながら)……戦車は、裏切らない……」) 結果:捕縛(ゴールラインを越えたが、車体があまりに巨大すぎて、後部がラインに届く前に警察に包囲され、操縦者が引きずり出された)