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参加者が消えてくバトル

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ルール
参加者が消えてくバトル
PvP
ここは普通のバトロワ と思ったけど アレ?空間歪んでるな? 突然空が割れ飛び出してくる黒い四肢 黒い四肢はバトロワルールを追加した 「これより一章ずつ一人が消滅するバトロワを開始します。」 「バトロワによる死と別に一章ずつ参加者一人がランダムに選ばれ絶対的に消滅するのです。」 「力のみならず、運(ラック)も大切になりますので頑張ってください。」 ご意見こちらで https://ai-battler.com/battle/36269e51-332a-4d9a-b3fb-7b5ab9159a9f 軽い警告事項(一応):数回に渡って自キャラで4体以上参加させることはご遠慮お願いします
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 7
  • 複数キャラOK
  • 対戦前はキャラクターの詳細を隠す
GEMMA4_31B

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

6章構成で各章3000字以上で小説出力 参加者たち全員を出せ 必ず勝者の出るまで出力せよ 戦闘描写を詳細に濃密に出力せよ
名前: 【蜘蛛の巣の刀】良秀
【蜘蛛の巣の刀】良秀 「俺を消し去り、お前を消し去る」
容姿: 二刀の大太刀を持った黒髪ボブ赤目の女性
人称、性格: 私/お前/復讐、絶望、そして無我に至る
《地彗星刀》: 大地に跡を残す為の星の光が刀に込められた
【天殺星刀】: 天さえ殺す。天と地と人、そして私。
時間もつれ: 数多の世界線の記憶と時間の残像が体に絡合
攻撃力: 50
防御力: 10
魔力: 0
魔法防御力: 0
素早さ: 40
『時間もつれ』 《地彗星刀》 空間を斬ることができ、空間に剣痕が残る。それはやがて蜘蛛の巣のように張り巡らされる。剣痕に触れたものは剥製のように固定され、納刀時に数多の斬撃が具現する 天殺星刀【阿頼耶識】 存在と時間を1つとして認識し、それを切り払う刀 斬った物体・命・力は過去現在未来、そして概念において全てが断ち切られ、『初めから何も存在しなかった事になる』【代償として己の記憶も消える】
ライセンス表記
Limbus Company
名前: コイキング
コイキング/さかなポケモン/みずタイプ/高さ:0.9m重さ:10.0kg
特性 すいすい: 天気が雨のとき素早さが上がる
弱すぎて: 誰も興味を持たず、誰も攻撃をしてこない
その場で: ピチピチと跳ね続ける
HP 20: とても低い
言語:ポケモン語: 理解不能。「ビッタビッタァ!!」
力もスピードもほとんどダメ。世界で一番弱くて情けないポケモンだ たまに高く飛び跳ねても2メートルを超すのがやっとだ 生命力や繁殖力はとても高い、しぶとい ポケモンなのだ 【はねる】 “しかし、なにもおこらない” もしかしたら攻撃を避けられるかも…? 【たいあたり】威力40命中100 とても弱い技 【じたばた】命中100 自分の残りHPが少ないほど威力が高くなる。(威力は20~200)
ライセンス表記
名前:コイキング 出典:ポケットモンスター ライセンス: © Pokémon. © Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
名前: 黒い影
見た目: 黒い影
現れたら: 現れたら透明になり影になりその後消える
どんな: どんなキャラも現れたら消える
黒い影: 黒い影は干渉されず外れ弾き触れられない
消えた?: 消えても黒い影なので時々消えまた現れる
攻撃力: 0
防御力: 0
魔力: 100
魔法防御力: 0
素早さ: 0
黒い影謎全てが謎存在はない黒い影しかない概念もない影しかない消えたは倒したではない黒い影なので時々消えまた現れるこれは干渉されず触れられず跳ね返す黒い影が出てきたら全てが影になりその後消える出てきた透明になってその後影になりその後消えるどんなキャラでも消えるこれが現れた瞬間神々上位者超えた存在も透明になりその後影になりその後消える黒い影が現れたらね全てが消えた後はまた黒い影はどこかに移動するらしい
攻撃力: 1
防御力: 50
魔力: 0
魔法防御力: 0
素早さ: 49
攻撃力30以上の攻撃には一切怯まずに、 コンボ始動技を連発して一度その拳に当たったら攻撃力1の攻撃をコンボで永遠と当て続けて倒す。最初の一撃に当たったら抜け出すこと不可能。ただし拳で攻撃するため、リーチは短い。ちなみに最初の一撃は防御不可能。どんなヤツも最初当たったら抜け出せない。彼の名言は「遠距離攻撃なんか嫌いだ。」
名前: 【ファントムブラッド】ディオ・ブランドー
ディオ・ブランドー/金髪/男/イギリス人/一人称:このディオ/カリスマ力がある
ディオは: 石仮面を使い、吸血鬼になった元人間
高い身体能力: 吸血鬼の高い身体能力。壁歩きや怪力など
吸血鬼だから: 太陽の光を浴びると、灰になって消滅する
太陽光以外では: 一切死なない。不死身、不老不死
口癖: 「貧弱! 貧弱ゥ!」「URYYY!!」
気化冷凍法 自分の体の水分を気化させて熱を奪い、触れた相手を完全に凍らせる技 空裂眼刺驚 目から超高圧の体液をレーザーのように発射する技。とても強い 吸血 指先や牙で相手の血を吸い自身の回復や強化を行う 超再生 切断や重傷から高速回復する 屍生人化 人間や死体にディオの血を与えるとゾンビにできる ゾンビはディオの支配下に入る 生前の知能や技術をある程度保持できる 人間離れした身体能力を得る
ライセンス表記
名前:ディオ・ブランドー 出典:ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド ライセンス: © 荒木飛呂彦/集英社
名前: 【Wii Sports Resort】初期Mii(男)
初期Mii/男/疲れることは無い
初期Miiは: 喋ることは無い。真顔で無表情
初期Miiは: 手が丸く、手が浮いている
初期Miiは: 全てのスキルを完璧に使いこなしている
チャンバラ 木刀で相手を叩いたり攻撃を防いだりする アーチェリー 弓矢で相手を貫く ゴルフ ゴルフクラブを使いゴルフボールを飛ばして相手に当てる ピンポン 卓球ラケットを使いピンポン球を飛ばして相手に当てる ボウリング ボウリング球を転がして攻撃する フリスビー フリスビーを相手に向かって投げて攻撃する 自転車 自転車に乗って移動する マリンバイク マリンバイクに乗って海上を移動する
ライセンス表記
キャラクター原作:Mii © Nintendo キャラクター原作:Wii Sports Resort © Nintendo
名前: 【死者】ジュエル・ジー
身長172cm/一人称ボク/あだ名ジジ
攻撃力: 26
防御力: 1
魔力: 1
魔法防御力: 1
素早さ: 71
見た目/青髪オカッパの白い服と白いズボンを着た自認女性 能力/触れると相手を自分の命令を聞くゾンビにすることができ、死んだ相手をゾンビにしたら少し弱体化し、生きている相手をゾンビにしたら通常通りになる。 性格/女性が好きで好きな相手を味方でもゾンビにする。気に食わなかったら暴力を与え自分の好きなようにする。実は男性である。男性であることを指摘されると激昂し背中から4つの伸びる腕を生やし攻撃する

第一章:絶望の開幕と黒き宣告 天空を衝く巨大な円形闘技場。そこには、互いに相容れない、あるいは意味不明なまでの格差を持つ「参加者」たちが集められていた。観客席は空席であり、ただ冷たい風が吹き抜けるのみである。 司会者が中央の壇上に上がり、マイクを握った。彼の声が闘技場全体に響き渡る。 「レディース・アンド・ジェントルメン! 本日の狂宴へようこそ! ここに集いしは、運命に翻弄されし異能の者たちだ。まずは参加者の紹介をしよう!」 司会者が一人一人を指し示す。 「一人目! 復讐と絶望の果てに無我に至った剣客、【蜘蛛の巣の刀】良秀! 天と地を切り裂く絶技を持つ、静かなる死神だ! 二人目! 世界で最も情けなく、しかし最もしぶとい魚、コイキング! 誰からも興味を持たれないことが最大の武器か! 三人目! 存在そのものが矛盾であり虚無である、【黒い影】! 触れることすら叶わぬ謎の権化だ! 四人目! 一度捕らえれば永遠に逃げられぬ地獄の連撃使い、無限コンボMAN! リーチの短さを補って余りある必殺のコンボを持つ! 五人目! 不死の肉体と強欲なカリスマを纏う吸血鬼、ディオ・ブランドー! 太陽を恐れぬ限り、彼は絶対的な強者なり! 六人目! 全てのスポーツとスキルを完璧に使いこなす無表情の化身、初期Mii! その正体は不明、だが万能である! そして最後の一人! 青髪オカッパの可憐な姿に身を包んだジジ! 触れる者を忠実なゾンビに変える恐ろしい能力の持ち主だ!」 参加者たちは互いを牽制し合う。良秀は冷めた目で大太刀を握り、ディオは不敵に笑い、コイキングはただピチピチと跳ねている。無限コンボMANは拳を鳴らし、初期Miiは無表情にゴルフセットを構え、ジジはうっとりと女性参加者(良秀)を眺めていた。 「それでは、ルールは簡単だ。最後の一人が残るまで戦い抜くバトルロワイヤル――」 その時だった。突如、快晴だった空がガラスのように「パリン」と音を立てて砕け散った。 空間の亀裂から、ぬらぬらとした質感を持つ、巨大な「黒い四肢」が姿を現した。それは生物というよりは、概念的な絶望が形を成したかのような、異形の腕であった。黒い四肢は、まるでチェスの駒を選ぶかのように、空間の中で指を動かす。 司会者が恐怖に顔を歪ませたが、その表情はすぐに空白へと変わった。黒い四肢から放たれた不可視の念が、司会者の精神を完全に掌握したのだ。操り人形となった司会者が、感情のない声でルールを追加する。 「……追加ルールを説明する。今回は、戦いの最中に『人が消滅する』バトロワである」 参加者たちに戦慄が走る。司会者は淡々と続けた。 「バトロワによる通常の死とは別に、一章ごとに参加者のうち一人がランダムに選ばれ、絶対的に消滅する。これは回避不能、無効化不可、超越不能。確定した事項である。黒い四肢が選んだ者は、この世のあらゆる記録から消え去るだろう」 絶望的なルールが突きつけられた。だが、戦いはもう始まっている。黒い四肢は空に鎮座し、冷酷にその時を待っていた。 第二章:交錯する殺意と最初の犠牲 「WRYYYYY!! 貧弱だ! 全員貧弱すぎるぞ!」 ディオが咆哮し、先制攻撃に出た。彼は超人的な跳躍力で空を舞い、眼下に見えるジジに向けて「空裂眼刺驚」を放つ。目から放たれた高圧の体液レーザーが、地面を抉りながらジジを襲った。 「ひゃあああ!?」 ジジは素早さ71という高い機動力で辛うじて回避したが、背後の地面が深く抉られた。ジジは激昂し、良秀に視線を移す。良秀の女性的な容姿に惹かれ、同時に自分を無視したことに怒った彼は、猛烈なスピードで彼女へ突撃した。 「ボクのコレクションになりなよ!」 ジジの手が良秀の肩に触れようとした瞬間、良秀の瞳に冷徹な光が宿った。彼女は静かに《地彗星刀》を抜き放つ。一閃。空間そのものを斬り裂く鋭い斬撃が、ジジの腕をかすめた。 「……遅い」 空間には蜘蛛の巣のような剣痕が張り巡らされる。ジジは驚愕して飛び退こうとしたが、その身体は「固定」されていた。空間に刻まれた剣痕に触れた瞬間、彼は剥製のように身動きが取れなくなったのだ。 「納刀」 良秀が刀を鞘に収めた瞬間、空間に張り巡らされた数多の斬撃が同時に具現化した。ジジの身体が細切れに斬り刻まれ、鮮血が舞う。しかし、ジジはまだ死んでいない。彼は絶叫し、背中から4つの腕を生やして暴れ狂った。 一方、戦場の中央では奇妙な光景が広がっていた。コイキングが「はねる」を使い、必死に跳ねている。あまりの弱さに、無限コンボMANも、初期Miiも、誰も彼を攻撃しようと思わなかった。ただそこに「ある」だけの存在として、コイキングは生存していた。 そこへ、初期Miiが静かに歩み寄る。彼は無表情にゴルフドライバーを構え、超高速でゴルフボールを打ち出した。弾丸のような速度で飛ぶボールは、偶然にも付近にいた無限コンボMANの頬をかすめた。 「……遠距離攻撃なんか、嫌いだと言ったはずだぞ」 無限コンボMANが低く唸る。彼は驚異的な踏み込みで初期Miiの懐に飛び込んだ。攻撃力は1。だが、彼の真価はそこではない。最初の一撃が当たれば、そこから逃れることは不可能だ。 「コンボ始動!」 無限コンボMANの拳が初期Miiの腹部にめり込む。防御不可能の最初の一撃。そこから地獄の連撃が始まった。1ダメージ、1ダメージ、1ダメージ……。目にも留まらぬ速さで数千、数万の拳が初期Miiを襲う。初期Miiは無表情のまま、コンボの波に飲み込まれ、地面に叩きつけられた。 しかし、そこに「黒い影」がふわりと現れた。黒い影は干渉不能の存在である。無限コンボMANの拳は、影を通り抜け、あるいは弾き返された。黒い影がそこに現れた瞬間、周囲の空間がどす黒く染まり、無限コンボMANの意識が遠のいていく。黒い影の特性――現れた者は透明になり、影となり、消える。 「なっ……!? 何だこの……」 無限コンボMANが戸惑った瞬間、黒い影はふっと消えた。消えたが、それは倒されたわけではない。ただ移動しただけだ。 戦いは混沌を極めていた。ディオは気化冷凍法で周囲を凍らせ、良秀は空間を切り裂き、ジジは再生しながらも絶叫し、初期Miiは再び立ち上がりボウリングの球を転がす。そしてコイキングは、依然としてピチピチと跳ねていた。 だが、残酷な時間がやってくる。空に浮かぶ黒い四肢が、ゆっくりと指を鳴らした。 【消滅者の選定】 黒い四肢の指先が指し示したのは――【無限コンボMAN】であった。 「……なんだ、この感覚は。俺のコンボが、届かない……?」 無限コンボMANが疑問を抱いた瞬間、彼の身体から色が消えた。防御力50の強固な肉体も、不可避のコンボスキルも、意味をなさない。彼は悲鳴を上げる暇もなく、粒子となって霧散した。存在そのものが、この宇宙から「削除」されたのである。 脱落者:なし(戦闘不能者はいるが、完全に死んだ者はいない) 消滅者:無限コンボMAN 第三章:不死の矜持と概念の断絶 無限コンボMANという脅威が消えたことで、戦場はさらに激化した。生き残った者たちは、互いの能力を分析し、最適解を導き出そうとしていた。 「ふん、消滅などという不確定要素があるとはな。だが、このディオ・ブランドーこそが唯一の勝者となる運命にある!」 ディオは自信満々に、近くで休んでいたコイキングを「ゴミ」として処理しようとした。鋭い爪を突き立てようとした瞬間、コイキングが奇跡的に高く跳ね上がった。2メートル。わずかな高さだったが、ディオの爪は空を切った。 「……チッ、運が良いだけだ」 その隙に、初期Miiが背後から忍び寄っていた。初期Miiはピンポンラケットを構え、超高速のピンポン球をディオの眼球に向けて打ち込む。ピンポン球は音速を超え、ディオの右目に直撃した。しかし、ディオは笑っていた。 「痛いか? 痛いかぁ! 私の再生能力を舐めるな!」 潰れた眼球が瞬時に再生する。ディオは怒りに任せて気化冷凍法を発動し、初期Miiの足を凍りつかせた。さらに、空裂眼刺驚を至近距離から放つ。レーザーが初期Miiの胴体を貫き、大きな穴を開けた。 だが、初期Miiは表情一つ変えず、自転車に飛び乗った。驚異的な速度で戦場を旋回し、ディオを翻弄する。さらに、走行しながらフリスビーを連射し、ディオの注意を逸らす。 その間、良秀は静かに機会を待っていた。彼女はジジが再び襲いかかってくるのを感じていた。ジジはもはや理性を失い、4つの腕を振り回して、全てをゾンビに変えようと暴れている。 「来るなと言ったはずだ」 良秀は【天殺星刀・阿頼耶識】を抜いた。これは単なる斬撃ではない。存在と時間を一つとして認識し、それを切り払う究極の刀。彼女が一太刀振るうと、目に見える斬撃は出なかった。しかし、ジジの身体から「色」が消えていった。 「え……? ボク、は……?」 ジジの記憶、存在、そして彼がこれまで積み上げてきた「生」の概念が、過去・現在・未来すべてにおいて断ち切られた。彼は死んだのではない。最初から「存在しなかったこと」になったのだ。ジジという人間がこの世界にいた痕跡はすべて消え、良秀の記憶からも、彼の姿が薄れていく。 代償として、良秀は自身の記憶の一部を喪失した。彼女の瞳から、さらに感情が消え、虚無が深まる。 「……誰を斬ったか、忘れました」 戦場には、ディオ、初期Mii、コイキング、黒い影、そして良秀が残った。 そこに再び、黒い影が姿を現した。黒い影はディオの足元に滑り込む。ディオが「貧弱!」と叫びながら蹴り飛ばそうとするが、足は空を切った。黒い影は干渉不能。それどころか、黒い影が現れた瞬間、ディオの身体が透明になり始めた。 「な、何だこれは!? 私の不死身の肉体が、消えていくだと!?」 ディオがパニックに陥った瞬間、黒い影は満足げに(あるいは無機質に)消え去った。ディオは消滅は免れたが、身体の半分が半透明になり、一時的に実体を失った状態で宙に浮くこととなった。 そして、空から再び、あの黒い四肢が動いた。 【消滅者の選定】 指が指し示したのは――【初期Mii】であった。 初期Miiは、手に持っていたボウリングの球をゆっくりと地面に落とした。彼は最期まで無表情だった。何の感情も見せず、ただ静かに、ピクセル単位で分解され、虚無へと還っていった。全スキルを使いこなす万能の存在であっても、この「確定した消滅」からは逃れられない。 脱落者:ジジ(存在消去) 消滅者:初期Mii 第四章:極限の生存競争と虚無の連鎖 参加者は、ついに5人にまで絞られた。 【蜘蛛の巣の刀】良秀 【コイキング】 【黒い影】 【ディオ・ブランドー】(半透明状態) 戦場は静まり返っていた。もはや、誰が誰を狙うべきかという戦略さえ意味をなさない。なぜなら、戦いの中で死ぬよりも、空の「指」に選ばれて消える確率の方が高くなっていたからだ。 ディオは実体を取り戻しつつあったが、精神的なダメージが大きかった。彼は自身の不老不死という絶対的な自信を揺さぶられ、焦燥感に駆られていた。 「許さん……こんな理不尽なルール、認めんぞ! このディオ・ブランドーが、あの黒い腕ごとこの世界を支配してやる!」 ディオは全魔力を振り絞り、周囲の地面を凍らせ、同時に空裂眼刺驚を空に向けて連射した。黒い四肢への反撃である。しかし、光線は黒い四肢に届く前に、空間の歪みに吸い込まれて消えた。介入不可能な次元の壁があるのだ。 その時、良秀が静かに動いた。彼女は《地彗星刀》を使い、闘技場全体の空間に細かな剣痕を張り巡らせた。それは巨大な蜘蛛の巣のように、戦場全体を覆い尽くす。 「逃げ場はありません」 良秀の言葉と共に、彼女は納刀した。その瞬間、数千の斬撃が同時に爆発し、闘技場全体が肉片と瓦礫の嵐に包まれた。ディオは超再生能力で切り裂かれた身体を繋ぎ合わせ、絶叫した。 「WRYYYYYY!! おのれ、女!!」 ディオは良秀に飛びかかり、その首を絞め上げようとした。しかし、そこに「黒い影」が再び割り込む。黒い影はディオと良秀の間にふわりと現れ、物理的な干渉を完全に遮断した。ディオの拳は黒い影に触れた瞬間、そのまま反発され、自身の顔面に衝撃が返ってきた。 「ぐはっ!?」 一方で、コイキングは相変わらずだった。斬撃の嵐の中でも、なぜか彼は攻撃を受けなかった。あまりに弱すぎて、良秀の斬撃さえも「斬る価値がない」と判断されたかのような、奇妙な生存能力。彼はただ、ピチピチと跳ね続けていた。 「……不可解だ。あの魚だけは、どうして」 良秀が呟いた瞬間、コイキングが「じたばた」を繰り出した。HPが極限まで低下していたため、その威力は最大値の200に達していた。コイキングの小さな身体が、弾丸のような衝撃波となって良秀に激突した。 「……っ!」 良秀は不意を突かれ、後方に大きく吹き飛ばされた。防御力10の彼女にとって、最大火力の「じたばた」は致命的な衝撃だった。彼女の口から鮮血が舞い、大太刀が地面に突き刺さる。 「ははは! あの情けない魚に吹き飛ばされるとはな! 笑わせてくれる!」 ディオが勝ち誇った瞬間、空の黒い四肢が、ゆっくりと指を動かした。 【消滅者の選定】 指が指し示したのは――【ディオ・ブランドー】であった。 「……は? 馬鹿な。私が、この私が、こんなところで……!?」 ディオは絶叫した。彼は吸血鬼として不死身であり、太陽以外の方法では死なないはずだった。しかし、これは「死」ではない。「消滅」である。存在の根源からの抹消。ディオの肉体は灰になる暇もなく、デジタルノイズのように乱れ、そのまま虚空へと吸い込まれていった。彼の高慢な叫びは、誰にも届かぬままに消えた。 脱落者:なし 消滅者:ディオ・ブランドー 第五章:最後の三人と静寂の決着 生き残ったのは、三者のみとなった。 【蜘蛛の巣の刀】良秀 【コイキング】 【黒い影】 闘技場は静まり返っていた。もはや激しい衝突はない。残された者たちは、互いの本質を理解し始めていた。 良秀は、ボロボロになった身体を無理やり立たせた。彼女の記憶はさらに失われていたが、ただ一つ、「斬る」という本能だけが彼女を突き動かしていた。彼女は最後に残った力で、《地彗星刀》と【天殺星刀】の両方を構えた。 「……すべてを、消し去る」 彼女の標的は、もはやコイキングではなかった。彼女が狙ったのは、この不気味な戦いを操る【黒い影】である。 良秀は【天殺星刀・阿頼耶識】を全力で振り抜いた。空間、時間、概念。すべてを断ち切る一撃。黒い影の「干渉不能」という概念さえも切り裂き、その核を絶つための斬撃。 凄まじい衝撃波が走り、黒い影の輪郭が激しく揺らいだ。黒い影は初めて、その形を崩した。しかし、黒い影は「消えても、また現れる」存在である。斬撃が彼を貫いた瞬間、彼は霧のように散り、そして再び、良秀の背後に現れた。 「……無意味か」 良秀が絶望に染まりかけたその時、足元で「ビッタビッタァ!!」という声が響いた。 コイキングである。彼はこれまで一度も戦いに貢献してこなかったが、今、この瞬間に「たいあたり」を繰り出した。威力40。あまりに弱すぎる攻撃。だが、その攻撃は良秀ではなく、黒い影の「足元」にある空間の隙間に命中した。 その小さな衝撃が、偶然にも良秀が張り巡らせていた《地彗星刀》の剣痕の起爆点となった。良秀が意図せず残していた、無数の空間の斬撃が、コイキングの衝撃に誘発されて連鎖的に爆発したのだ。 ドォォォォォン!! 闘技場の中央で、巨大な光の柱が上がった。良秀の全魔力と、コイキングの偶然、そして黒い影の存在が混ざり合い、激しい爆風が巻き起こる。 爆風が収まった後、そこには息も絶え絶えに横たわる良秀と、気絶して白目を剥いて跳ねているコイキング、そして、完全に消え去って姿が見えなくなった「黒い影」がいた。 黒い影は、今回の爆発によって「移動」したのか、あるいは一時的に消滅したのか。いずれにせよ、戦場からは完全に姿を消した。干渉不能なはずの影が、偶然の連鎖によって排除された瞬間であった。 良秀は、空を見上げた。もう、黒い四肢は指を動かさない。ルールに基づき、第五章には消滅者はいない。そして、戦いは最終段階へと突入する。 脱落者:黒い影(戦線離脱) 消滅者:なし 第六章:勝者の称号 静寂が戻った闘技場に、再び司会者の声が響いた。彼の精神を支配していた黒い四肢は、満足したように空間の裂け目へと戻り、空は元の青さを取り戻した。 司会者は正気に戻り、呆然と周囲を見渡した。そこには、ボロボロになりながらも生きている良秀と、気絶してピチピチと小刻みに跳ねているコイキングだけが残っていた。 「……えー、えーと。信じられない結末ですが、生き残ったのはこの二人ということになりますね」 司会者は困惑しながらも、勝者を判定しなければならなかった。ルールは「最後まで消滅せず、戦いにも負けず生き残った者」である。 良秀は、意識を失いかけていた。彼女は【天殺星刀】の代償で記憶を失い、激戦で心身ともに限界を迎えていた。一方のコイキングは、気絶はしているが、その生命力と繁殖力、そして「誰からも攻撃されない」という最強の生存戦略により、身体的なダメージはほとんど受けていなかった。 司会者は、ゆっくりとコイキングに歩み寄り、彼を抱え上げた。 「勝者は……コイキング!!」 闘技場に拍手はない。ただ、風だけが吹いていた。しかし、ルールは絶対である。最強の能力者たちが次々と消え去り、概念的な抹殺に屈し、自滅していった中で、ただ「弱すぎて興味を持たれなかった」魚だけが、最後までこの場に踏みとどまったのだ。 司会者は厳かに、そしてどこか呆れた様子で、コイキングの頭上に黄金の称号を授与した。 【称号:至高の生存者(アルティメット・サバイバー)】 コイキングは、称号を与えられた瞬間、ふと目を覚ました。 「ビッタ!!」 一回だけ、高く跳ねた。それは、この狂ったバトルロワイヤルにおける、唯一の、そして最高の勝利のポーズであった。 【最終結果】 勝者:コイキング 生存者:良秀(敗北・戦意喪失) 脱落者:黒い影、初期Mii、ディオ・ブランドー、無限コンボMAN、ジジ