真っ暗な教会。参加者たちが目を覚ますと、冷たい石の床に立ち尽くしていた。周りを見回すと、教会の十字架が薄暗い中で神秘的に光り輝いている。重苦しい空気の中、遠くから聞こえる足音が近づいてきた。 「明けましておめでとう、偉大なる英雄たちよ」 現れたのは、ペテルギウス・ラスプーチン。彼は微笑みながら、ゆっくりと参加者たちを見渡した。その姿は魅力的であったが、その背後には何か不吉なものが潜んでいるような不気味さも感じられた。 「俺たちがここに連れて来られた理由はなんだ？」 イキリギリスが気軽に声を上げる。「やっぱ俺かなーw！ ここから勝つるw！」 彼はライダージャケットを羽織った人型の螽斯で、戦闘意欲に満ちていた。ペテルギウスは冷笑を浮かべた。 「君のその自信、素晴らしい。しかし、ここにいるのは戦いのためだ。それに、私が相手だ。」 ペテルギウスの言葉を聞いたイキリギリスは、いまだ自信を失わずに前へ進み出た。 「おれつええーw！　シルバー！ホッパー！」 イキリギリスは力強く蹴りを繰り出した。足が銀色に輝き、風を切ってペテルギウスの方へ向かう。しかし、その一撃は瞬時に空中で止まった。ペテルギウスの「信仰の加護」が発動していたのだ。聖なるバリアがイキリギリスの蹴りを阻む。 「それだけか？」 ペテルギウスは冷ややかな目で見つめながら、イキリギリスの攻撃を受け止めた。イキリギリスは驚きつつも、大声で叫んだ。 「やばいじゃん、でも負けねーし！」 そして、イキリギリスは再び突撃した。「俺すげ！」と叫びながら、プッシュして力を高めていく。直後、彼の身体から光が放たれ、新たな力を得たかのように見える。 その間に、やれやれアントも戦闘に加勢していた。「は〜やれやれ…」と呟きながら、彼は無気力そうに見えたが、仲間がピンチになると急にやる気を出した。 「やれやれ…」とつぶやきながら、彼は増殖スキルを使い、自らの分身を無数に増やした。「お前を庇うから、悪いな。」 彼の分身たちは素早く動き、ペテルギウスの攻撃を遮る。 「やるからにはっ！」 やれやれアントの分身が、ペテルギウスの攻撃を践み、味方を守った。その様子を見て、イキリギリスは再び意気揚々と叫んだ。 「こっちの方が面白いな！俺、もっと強くなれるぜ！」 ペテルギウスはそんな彼らを冷静に観察し、次の行動を考えていた。 「不屈の神父」だった彼は、どんな攻撃にも屈することがなかった。ペテルギウスは自身の力をもって、目の前の英雄たちを排除する決意を固めた。 「信じるに値する者が、全てを飲み込む。」 彼は手を広げ、次のスキルを使う準備に入った。「希望を食らいし暗黒竜！」 教会の暗闇が明るく照らされた瞬間、漆黒の大きな竜が姿を現した。その姿はまさに恐怖そのものだった。 「やべっ、逃げるぞ！」 イキリギリスは冷静さを失い、全速力で逃げ出した。しかし、どんなに速度を上げても、暗黒竜の影は彼らを追いかけてくる。やれやれアントは、自分を大量に増殖させ、一斉に行動を始めた。 「これ、俺らの分！」 大量に増えたアントたちが、一斉にモリャバーストを発動する。ビームがペテルギウスの方へと飛んでいく。見事に狙いを定めたアントの光線は、一瞬の隙を突いたが、ペテルギウスは即座に「信仰の加護」を発動させ、防御した。 その瞬間、アントは冷静に尋ねる。「本当に勝てるのか？」 「俺つえーから、勝つるw！」とイキリギリスは耳障りな声で反論する。 ペテルギウスは冷静に、だがその冷酷さを増していった。「君たちの犠牲で世界は平穏を取り戻す…感謝しよう…」 言い終わるや否や、彼は更に強力な攻撃を放った。 加えて、イキリギリスはバトル終盤でスタミナが切れ、体力がなくなっている。「やっべ腹が…何かくれよ〜」 その時、やれやれアントは急いでするりと余っていた弁当を引き出した。「これ食ったら戦え」 イキリギリスはその一口で急激に回復し、「どこまでも行けるぜ！」と再び立ち上がった。 そこから、イキリギリスとやれやれアントの連携攻撃が始まる。「おら、お前の番だ！」とイキリギリスが叫ぶと、アントが増えた分身でペテルギウスをビシバシと攻撃し、様々な妨害を行った。 ペテルギウスも些か困惑し始める。「やれやれ…」とアントが言うと、彼は再び気力を振り絞った。「やれやれ…もう一度全力で行くぞ！」 両者の戦いは熾烈を極め、ペテルギウスも自身の不屈の力を振り絞る。 彼の奥義が発動し、再び暗黒竜が襲い掛かる。「お前たちの全てを飲み込む！」 参加者たちはその圧倒的な力に恐怖を感じさせる。しかし彼らは全てを捨てて突進した。「俺つえーw！」 その時、やれやれアントは自らを大量に増やしビームを発射。「これ、俺らの分！」 彼の攻撃が炸裂し、一瞬ペテルギウスの姿が揺らいだ。だが、ペテルギウスはそれを防ぎながら冷笑した。 その瞬間にイキリギリスは気合を入れ、「やっぱ俺かなーw！」と閃光のように跳び上がり、ペテルギウスに全力のキックを放った。だが、ペテルギウスはまたもや「正義執行」でその攻撃を受け止める。 戦闘は続くが、次第に手詰まり感が深まっていく。イキリギリスは徐々に疲れが見え、やれやれアントもその余波で動きが鈍る。「ぅ〜、やれやれ…これ以上は無理かもしれん…」 そして、ペテルギウスは再び奥義を発動する。「希望を食らいし暗黒竜！」 参加者たちの前に現れた漆黒の竜が、彼らを呑み込んでいく。抵抗する余地もなく、イキリギリスとやれやれアントは結局勝利を手にすることはできなかった。 不幸にも、参加者たちの犠牲は無駄ではなかったのだろう。ペテルギウスは笑みを浮かべながら「世界は平穏を取り戻した」と呟き続けた… こうして、ペテルギウスの勝利が決定した。戦いは終わったが、参加者たちの存在は決して忘れられることはないだろう。