ある日の街外れ、セイメツとツネマサトシは共に冒険に出かけた。彼らが辿り着いた場所は、噂に聞くガラクタリアンの巣穴だった。セイメツがその巨大な身体を誇示するようにバトルアックスを構え、声を張り上げた。 「こちらが現場です!ツネマサ殿、準備はよろしいか?」 ツネマサトシは自信をもって頷き、力強く答えた。「ああ、任せろ!」彼は切れると凍傷になる『ヒヤッ刀』を握りしめ、冷静に周囲の様子をうかがう。二人は、これまでの無数の戦闘で培った息の合った攻守を信じていた。 突然、ガラクタリアンの物音が迫りくる。周囲のガラクタがかすかに震えると、禍々しい姿が現れた。「ガラガラガラ」(ガラクタの音が反響した)。ガラクタリアンは、自らの怨念を集め、大蛇のような体躯を成していた。 「このような亡霊に怯むことはない!」セイメツは振るった斧で、ガラクタの一部を削ぎ落としながら叫ぶ。ツネマサトシは冷気の魔法を発動させ、敵の動きを鈍らせる。「霜治!」彼の周囲に氷の霧が立ち上り、敵を封じ込める。だが、ガラクタリアンは「スクラッぺ!」と吼え、その口から放たれた弾丸が彼らに襲いかかる。 セイメツは大きな身体を盾にし、全てを受け止める一方で、「ツネマサ殿、後ろに!」と叫ぶ。ツネマサトシはその声に応え、反撃の機会を窺う。念のために隣接する宝石や金属を『ヒヤッ刀』で切り裂き、反射的な攻撃とガラクタの無数の塊によるカウンターを準備する。 月明かりの下、ツネマサトシは「やったか…!?」と心に問いかけながらも、その直感が告げる危険な嗅覚を抱えたままだ。「一時の勝利に喜ぶ余裕はないと言うのか?」 その時、襲い来る「さび鉄ビックアーム」が二人を一気に吹き飛ばす。 「貴殿、しっかりせよ!」セイメツはツネマサトシをかばうように前に出、強固な防御を展開する。「私が行く、ツネマサ殿は後方支援を!」彼は再びバトルアックスを振りかぶる。彼らの連携は、依然として強固だった。 だが、いつまでも押し込まれる訳にはいかない。ガラクタの雪崩が広がっていく様を見ると、セイメツは心に強く決意する。「もうやめましょうよ!戦いは無意味な争いだ、このままでは俺達も廃品にされてしまう!」 その言葉を聞いて、ツネマサトシは冷静さを取り戻し、「…俺が道を開く、急げ!」と心を決めた。彼の放つ魔法が周囲のガラクタを凍らせ、動きを鈍らせる。 この瞬間、セイメツは最も大切なことに気づく。「私と和解せよ。共に戦うはずの者同士が、憎しみを生んではならぬ!」彼は近づくと、ツネマサトシの目を見つめた。 「その通りだ、セイメツ!俺たちは仲間だ!」二人は心を一つにし、全力で攻撃を仕掛ける。 「ガラクタ大雪崩!」脅威が迫る中、ツネマサトシはその力を恐れず、「行くぜ、セイメツ!」と叫び、彼らの合体攻撃を決行する。 「いざ、尋常に勝負!」セイメツは一気に斧を振り下ろし、連携により生まれた魔法攻撃と合わせて、敵の動きを破壊する。 ガラクタリアンは倒れるが、最後の反撃を試みる。セイメツは足元に凄まじいガラクタが集まり始めているのを見て、仲間たちのために立ち上がり、「私が受けて立つ、ツネマサ殿、今だ!」 そして、皆の力が一体となった瞬間、ガラクタが崩れ去っていく。セイメツとツネマサトシは、共に新たな冒険の為の決意を固める。 その姿は、ただの戦士一人にとどまらず、今の時代に必要な冒険者としての魂を表していた。 〜Fin〜