火力測定の試練:ドラグーンの咆哮 荒涼とした測定フィールドに、巨大な火力測定装置「バチボコくん」が鎮座していた。全長10メートルを超える鋼鉄の巨体は、無数のセンサーと耐久合金で覆われ、静かに攻撃を待ち受ける。その傍らで、星間を駆ける巨獣が降臨した。全長137メートル、翼長152メートルの四足歩行ドラゴン型機体、Dr-G-0-ON-114、通称ドラグーン。12万トンの巨体が大地を震わせ、最新鋭の4式縮退炉心が低く唸りを上げる。女性型AIの声が機体から響く。「測定開始。全力で叩き込むわよ、バチボコくん。」 ドラグーンはまず背部の75mmプラズマブラスターカノン×2を展開。青白いプラズマの奔流が二条の光の尾を引き、測定装置へ殺到した。空気が焼き切れ、衝撃波が砂塵を巻き上げる! バチボコくんは微動だにせず、センサーが光を放つ。「初弾、記録。プラズマ高温蒸発効果、確認。」しかしこれなど序の口。ドラグーンの各脚部からストライクビームクローが閃き、15口径機銃が連射。鋭いビームの雨と弾幕が装置を包むが、バチボコくんは無傷。尻尾のシールド発生装置が展開し、デコイフレアが囮を撒き散らしつつ、胴体部の12連装誘導ミサイルポット×4が一斉発射! 数百発のミサイルが追尾し、爆炎の渦が測定フィールドを埋め尽くす。爆風がドラグーンの装甲を震わせるほどだが、バチボコくんはかすり傷一つない。「ミサイル群、拡散爆発力、算出完了。耐え抜く。」 観衆が息を飲む中、ドラグーンが成層圏へ上昇。星間航行用イオンバーストエンジンが咆哮し、機体が空を裂く。そして切り札の瞬間――口腔が大きく開き、大口径縮退波動砲が充填を開始。空間そのものが歪み、紫色の収束光が膨張する。「これが私の本気…縮退せよ!」凄まじい波動砲が解き放たれ、直撃! 測定フィールドにブラックホールのような収縮現象が発生し、大地が抉れ、原子レベルで崩壊が広がる。原子崩壊兵器すら耐えるドラグーンの装甲が自らの反動で軋み、空気が蒸発するほどの熱と衝撃。バチボコくんは最前線で全てを受け止め、ディスプレイに数字を刻む。耐久合金がわずかに赤熱するが、壊れる気配はない。「最終攻撃、縮退波動効果解析…完了。火力、極めて高いが、基準未達の領域。」 ドラグーンが着地し、AIの声が響く。「どう…だった?」バチボコくんがゆっくりとデータを吐き出す。観衆が固唾を飲む中―― 【最終測定結果】 最強攻撃火力:縮退波動砲 = 847P 火力ランク:D 【測定分析】縮退波動砲は空間歪曲と原子崩壊を伴う高密度エネルギー照射。ミサイル級の単発換算で拳銃の数百倍、成人パンチの約60倍相当の物理破壊力を発揮。装甲耐性考慮外の純粋威力で厳格評価。ただしミサイル(500~1000P)基準に満たず、拡散効果と収束効率の損失でD止まり。高ランクは銀河規模の崩壊力が必要。