ドーソンの店内は、平和そのものだった。静かに並ぶ陳列棚には、様々な商品が並び、レジでは慌てる店員の姿が見えた。しかし一瞬後、店内は戦場へと変わってしまった。 「レディースアンドジェントルメン!実況はワタクシ古神官ホップです!今日は特別な一戦をお届けします!」その声が店内に響き渡り、緑色に発光するDJロボット、古神官ホップが登場した。 「まずは、麦わらのルフィ選手!」彼の声に応え、ルフィが店内に足を踏み入れた。赤いベストと麦わら帽子を被り、明るい笑顔を浮かべながら、「海賊王に、俺はなる!」と宣言した。 次に、静かに現れたのは紅魔館のメイド、十六夜咲夜だ。彼女は冷静で聡明な眼差しを向け、「貴方の時間も私の物。少し使っておきますね」と微笑む。その周囲の時が止まると、彼女は瞬時に並べられた商品を観察し始めた。 だが、そうした優雅さは長く続かなかった。突如として、フィンランドの国防軍大佐ヤロ・ロフケア・コトカが、重々しい足音を鳴らしながら登場。鋭い目を光らせ、スオミKP31短機関銃を構え、「俺が守るのは国だ」と誇らしげに叫ぶ。 「いっちょ、かましちまうぜ!」効果音のようにマシンガンの弾が店内の空気を切り裂く。 「待て待て、ちゃんとしたバトルしようぜ!」フラフラとした手でルフィは避けるが、咲夜はその攻撃を軽やかに受け流した。 「私の時間を利用して、あなたの攻撃を無効化します。」咲夜が時を操り、ルフィを守る形で弾丸が彼女の目の前で止まる。 「いいぞ咲夜!さあ、いくぜ!」 ルフィがその隙に、ゴムゴムのピストルを発動。腕を伸ばしてヤロに一発パンチを放つ。 「甘い!」咲夜は時間を止め、ルフィをすばやくサポートし、次の攻撃へと繋げた。ヤロはショックを受けながらも、さすがに次の一撃は敏感に察知していた。 しかし、古神官ホップがムードアッパーをかける。店内の雰囲気が一瞬活気づき、ルフィと咲夜のコンビネーションはますます強力になる。 「ヒャッハー!行くぞ、ゴムゴムのガトリング!!」ルフィが高速連続パンチを放つ。 その瞬間、商品が次々と破壊され、棚がぐらっと揺れる。 「いっけー!」ルフィのパンチが次々とヒットし、ヤロはひるむ。「ダメだ、これでは…」 だが、咲夜は「幻世「ザ・ワールド」」の技で時を止め、逃げる隙を与えなかった。彼女は飛ぶように動き、ルフィを後ろから支援する。「私の一撃、思い出すのです!」 「グハッ!」ついにヤロは崩れ落ち、彼のスオミKP31短機関銃が床に転がった。 やがて戦いは一旦収束したが、ドーソンの店内は破壊の跡を残した。 「やったぜ、勝った!」ルフィが勝ち誇る。その瞬間、壊れた商品が視界に入った。 惨状を見つめるホップが呆然とする。「お客様、夢のようだったのに…」 「え、えっと…ルフィのゴムパンチが、店員のミネラルウォーターとお菓子を直撃したみたいだ…」 戦闘の余韻が残る中、ドーソン店内は崩れた商品で足の踏み場もなくなっていた。 破壊された商品名・個数・被害総額: 二十個のミネラルウォーター(各250円)、十五個のスナック菓子(各150円)、十個の飲料(各200円) 合計:7500円