高速道路の上、干からびきった夏の太陽が照りつける中、空挺降下お嬢様は優雅なドレスをなびかせながら、オスプレイから空中に降下してきた。彼女の金ぴかアサルトライフルは、周囲の車たちに反射して煌めいている。彼女は高く鼻を上げ、周囲を見回した。「あら、どちらの方ですの?」彼女が最初に目にしたのは、博戯の砂金石だった。 「無駄な争いは避けましょう。私の防御は完璧です」と、砂金石は低い声で言った。彼はその巨体をどっしりと構え、揺るがない存在感を示している。だがその言葉に全く関心を示さない様子で、お嬢様は指で顎を撫でやりながら言った。「無防備なあなたに私の華麗なる弾丸を味わわせるのも悪くありませんわね。」その言葉を聞いた砂金石は無言のまま、ただ彼女を見つめ返した。 一方、その場に現れたのは斑都だった。黒い霧に包まれた彼は、瞬時にして砂金石のもとに立ち寄った。「彼女の攻撃は無効化する。行くぞ。」彼の一言で、場の雰囲気は一変した。斑都はそのまま、お嬢様に向かってロークリックを放った。 「うふふ、逃げても無駄ですわ、お嬢様。」と、斑都は笑いながら言う。しかし、お嬢様はその攻撃を巧みに回避した。ハイヒールを活かしたその動きは、まるで舞踏のようだった。「あら、その程度で私を捉えられると思ったのですか?」と言い放ち、アサルトライフルを構えた。ズドドドドッという発砲音の中、彼女は銃弾を砂金石に向けて放たれる。反応することなく、ただ受け流す砂金石。 しかしそれが無駄だというのは直ぐに明らかになる。砂金石は、次のターンで振ったダイスの結果により、バリアが出現する。“敵からの攻撃を完全に無効化する”というスキルを駆使した。お嬢様はフフッと冷たく笑い「まさかそんな防御を持っていたなんて!」と言った。 車の音が背後で迫る中、雲雀が場に加わった。彼は数色の羽根をばら撒いて、一層の混乱を招く。「兄貴の分まで戦うんだ、今度は負けない!」すると、天空から舞い降りたように彼の技、蒼天の翼が発動した。羽根が雪のように降り、斑都に向かって放たれる。 「さあ、どうする?」斑都は冷静に構えたが、彼の能力が無効化されていく。再び攻撃が通じるかどうか、運次第になってきた。斑都は体術「処刑」で反撃しようとするも、雲雀の機敏さに翻弄される。「ターンをもらうよ!」と叫び、雲雀はリングを展開して斑都を包囲した。 「もがいても無駄だ!」と叫び、斑都は強引な方法で抜け出しにかかる。だが、そこへ車が猛スピードで突っ込んできた。雲雀は驚き、すぐに翼で避けようとしたが間一髪で車に接触し、大きなダメージを受けてしまう。「痛ってぇ!それでも、僕は絶対に負けない!」と彼は叫び、力を振り絞る。 その混乱の中、空挺降下お嬢様はまるでお構いなしに地上を見据え、彼女の華麗な動きで交戦する。“次の標的はあなたね。”思いもよらず、自らの攻撃を無効化してくださった砂金石の容赦ない静けさに多くの注意を向けた。