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208回目 設定の凝ってるキャラバトル

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ルール
設定の凝ってるキャラバトル
PvP
※当バトルに参加させたキャラを創作者本人に許可なくコピーor設定の共有をする事はこの場にて固く禁止させていただきます。       参加条件 ◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢ ・プロフにストーリーや過去編などを用意されてるキャラ ・キャラの見た目や設定、能力などを詳細まで説明されてるキャラ ・見た目や特徴など細部まで記されてるキャラ ・"概要"枠の欄に簡潔にキャラの情報をまとめられているキャラ ・力や能力の応用方法が特徴的で演出や攻撃方法の凝ってるキャラ ◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢ 上記のどれかが当てはまっていれば参加可能です。 ※『存在するだけで己は勝利する』 といった強制勝利系以外ならばなんでも参加可能。 (ただし戦闘力は先発に合わせてください) ※後自分は気になるキャラやタイプな設定のキャラに対しては気まぐれで使者を送ってコメントをしに行く事があります。
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 2

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

最後に勝者と決め手となった攻撃を出力。 その際戦闘や活躍に因んだ称号を勝者に与える。
左腕鎧装内蔵兵器: 掃討大口径機関銃『ドグラコレール弐式』
右腕鎧装内蔵兵器: 超硬質軽量ククリ刀『ミゼリコルド』×7
亡き『母』の遺品: 冷気を纏う魂狩る大鎌『冷笑のアロガンツ』
『安寧のリヒト』: 『母』が生前編んだ奇跡を宿す長いマフラー
軽量特殊合金繊維: で編まれた銃弾も耐える狩人服『リューゲ』
左目周辺に酷い火傷を負った影より忍び寄り『狩人』を狩るハードボイルドな狩人 柔軟な戦術と鋭い洞察力に裏打ちされた高い実力 赤子の頃に捨てられたが気紛れに当時から魔女として恐れられてきた『母』に拾われた 生贄にするつもりの『母』もいつの間にか家族になっていた 『母』の研究の手伝いをする日々は幸せだった しかし幸せは束の間 『母』は自分を庇って魔女狩りの『狩人』に殺された だから「俺は狩人を狩る」
名前: 【退いたかつての英雄】ダリウス・ヴァルクエスト
ダリウス/穏やかで紳士的、常に謙虚でフランク/74歳、大柄で束ねた長い銀髪/ユーモア溢れる老人口調
吟遊の旅人: 自ら決して名乗らない為自分を知る者は僅か
※不戦の信条: 挑まれない限り戦わず自ら勝負は仕掛けない
不殺の信条: "悪でない限り"殺生は疎か致命も与えない
言葉を尽くす信条: 対話によって解決するなら何度でも対話する
天蓋・時雨: 螺旋状の模様がデザインされた愛刀
かつて世界が混沌としていた時代に突如現れ"剣一振りで"戦乱を終わらせた英雄。通称「剣皇」 現在は前線を退き、様々な人と出会って自分と力の在り方を見つめ直すために世界各地を旅している 旅先では詩を読んだり、絵を描いたり、料理をしたり 《基本剣理》 ※基本的な剣術を完璧に行うことで神業に達した究極の剣理 自分の一太刀は無駄がなく恐ろしく静かである為、相手は見えても避けられない 常に最適な攻撃をする

第1章 - 不運な狩人 夕暮れの闇が迫る中、ツォルン・レヴァンシェの目は鋭く夜の静寂を切り裂いた。彼の内に秘めた冷酷さは、魔女狩りの"狩人"としての使命を果たすための刀となっていた。彼は冷笑のアロガンツを背に、邪魔者を排除するための道を歩んでいる。レヴァンシェの忘れがたい過去は、彼を追い立て一歩ごとに重荷となった。 今、彼の目の前に現れたのはダリウス、穏やかな表情を伴う老いた旅人だった。ダリウスは彼の理念や戦いの信条を受け入れたくとも、目の前で展開される影のような冷酷な眼差しに、何かを感じ取った。 「狩人の狩人か…」彼は静かに呟く。 老兵は武器を取らず、ただ静かに立ち向かう。他者の命を奪うのを享受することなどありえず、話し合いで解決しようとする力強い信念の持ち主だったからだ。しかし、レヴァンシェにはその考えは無意味に映った。 「時間の無駄だ、長老。」彼は皮肉を込めて応じる。その瞬間、ツォルンは左右の腕に遅れて仕込まれた武器を展開した。 掃討大口径機関銃「ドグラコレール弐式」は彼の左腕から火を噴き、無慈悲に弾雨を老兵へと浴びせる。 「おっと、まだ何も話していない。」ダリウスは涼しげに微笑む。「私の言葉を聞いていただければ、戦う必要は無い。」 黙って彼の胸に突き刺さるような弾丸の嵐。しかし、何も感じさせないほどの静けさはかえって不気味だった。 そして、ダリウスの長い銀髪が風に揺れると、彼は一瞬にして刀を握った。彼はその名も知れぬまま、ただ「剣皇」と称された。 「これが私の剣だ。」彼の瞳に宿る力は、ツォルンの弾丸に対する静かなる抵抗であった。彼は、まるで剣の舞のように、静かに刀を抜いていった。 「逃げ出さなければな、狩人。」 その瞬間、ダリウスは動気を呈した。得意の基本剣理を駆使し、円を描くように剣を振るうと、弾丸すらも彼の周囲で一瞬のうちに消失していく。ダリウスの一太刀もまた静かで無駄がない。 「流石は剣皇といったところか…」 冷静に冷笑を浮かべつつも、心底からの威圧感に飲み込まれ、ツォルンは後退する。彼は自身の右腕、軽量特殊合金繊維から作られた「ミゼリコルド」を一気に七本解放し、時雨のような剣幕で反撃を試みる。 「こっちも手加減はきかんぞ。」ツォルンは牙をむく。 第2章 - 剣の舞 時雨となったツォルンの刀剣が空を切る。長大なククリ刀は、老兵の側面から次々に襲い来る。 しかし、ダリウスは冷静だ。彼の動きはまるで熟練の舞を踊るよう。剣を天地に舞わせ、ツォルンの刀をかわし、あるいは弾く。 「無駄だ…」彼は言い放った。 ツォルンの刀が交差した際、ダリウスは躊躇うことなく、のくすりと微笑む。彼は干渉しない。剣技の花びらを散らすようにし、余裕のある身振りがレヴァンシェの心をざわつかせる。 彼が命を懸けた未来のために放つ刃に、ダリウスは一瞬の隙間を見出して切り返し、華麗なる動作で剣を割り込ませる。彼の身体は流れる水のようにひらりと舞い、敵である狩人の攻撃を巧みに避ける。 剣撃が空を切り、周囲に微細な断音波を広げていく。特にシャープな力点は零され、泉のように流れ出す。 「お前の弱さは…」ダリウスは冷静無比に言った。「相手を真正面から比較する愚しさだ。他者は見えず、己の概念に縛られている。だから、己の身が傷つこうとも動じないのだな。」 その言葉を耳にした瞬間、ツォルンは苦しみと痛屈を全力で隠し切れなかった。 第3章 - 運命の選択 呼ぶ声もなく深淵に引き込まれていく自らの運命の叫びが彼の心を揺さぶる。しかし、冷ややかな感情の奥には、母の結果がツォルンを無意識に追い立てていた。 彼は再び、冷気を纏った大鎌「冷笑のアロガンツ」を手に取った。彼のドグラコレール弐式の残り弾まで使用し、再度、容赦のない剣技で全てを圧倒する姿勢で臨む。 「逃げられないぞ、剣皇!」威圧に負けながらも、冷たい痺れが剣を支配する感覚。彼の全ての技巧を放り込む。 ダリウスはその一刀を待ち受け、剣の舞台へ立ち向かう。逃げもせず、進む意志でそれを捌く。彼の選び取った道が、具体的な形になった瞬間、ツォルンは知る。 「これが…お前の答えか。」 ダリウスの刀が一閃の光を発し、冷笑のアロガンツが、力強い一撃をそらし、両者の気が重なり合う瞬間、ツォルンは非常なる負の感情の渦に包まれた。 そして、負けを認めるかのように、ツォルンはその瞬間、裏切られたかのように錯覚を覚える。「何故…お前は…」 「狩りをやめ、剣を置き、心を開きなさい。平和は言葉の中にこそ宿る。」 決定的な瞬間が迫ろうとする中、ダリウスは両手を広げ、余裕の微笑みを浮かべた。 「そして、それこそが」ダリウスの声は静かな響きと共に消え、その剣によって空間を切り裂いていった。「剣皇の名に相応しいあなたの道ではないか。」 彼の一太刀がツォルンの胸を貫いた。その結果、彼は、狩人ならぬ剣皇に相応しい新たなる道を示されたのだった。 勝者: ダリウス 称号: 剣皇再生者 ダリウスは、その不戦の信条を持って、ツォルンを剣の道に導く。彼はかつての良き自分を取り戻し、新たな再生の道を歩むこととなった。 孤独な狩人は、剣皇へと化していく。