燼滅龍ロストガデスの巣へと足を踏み入れた討伐隊は、静寂を破るように緊張した空気を感じていた。隊員たちの中には、聖碑、ヒート、我応界、そしてプロフィール用試験体がいた。彼らはこの地で全てを焼き尽くすと言われる燼滅龍に挑むため、固い決意でまとまっていた。 まず、先陣を切ったのは聖碑であった。彼女の金髪と美しい白い司祭服は、燼滅龍が待ち構える暗い洞窟の中でも神々しい輝きを放っていた。彼女は「我が前に立つ者、異端なる龍よ、死して罪を償うが良い」と冷静な声で発した。彼女の宣言は、戦いの幕開けを告げるものであった。 ヒートは、その言葉を受けて一瞬の間を置かずに前に出た。「よし、行くぜ!熱い戦いの始まりだ!」と陽気な声を上げる。彼の身体は鍛え上げられた筋肉で覆われており、スポーツ刈りの金色の髪が陽の光に映えていた。彼は近接戦闘に長けており、自身の体質を使った攻撃で燼滅龍に立ち向かう決意を固めていた。 我応界は金と銀の宇宙航行装甲を身にまとい、全重量を息に込めるようにして立っていた。彼の視線は真剣そのもので、心の奥底から湧き上がる勇気が装甲へと流れ込んでいた。「勇気ある者…それが勇者だ!」と呟き、彼は自信に満ちた姿を見せた。出発の合図を待ちながら、彼は無駄な動きをせず、余計なエネルギーを使うことを避けていた。 最後に、プロフィール用試験体は一歩引いた位置に立っていた。その姿勢は、戦う意志を欠いたように見えるが、彼の存在そのものが戦場での重要な役割を果たすことを知っていた。攻撃力や防御力は無いが、彼の魔力は特異な力を持ち、何かしらの影響を与えると信じられている。 燼滅龍ロストガデスの気配が増すにつれて、空気が熱を帯びていくのを感じた。突然、洞窟の奥から轟音が響き渡り、巨大な影が現れた。ロストガデスの登場であった。彼は朱色の燼をまとい、鋭い爪と尾を持つ姿は、まさに脅威そのものであった。 まず、燼滅龍は【燼滅焼域】を発動させた。ロストガデスが翼を広げると、周囲の空気は焦げるように熱くなり、接近する者は立ち尽くす。聖碑は即座に長い白い翼を広げ、正の聖なる障壁を発動させた。「鼎なる霄晄!」その瞬間、聖碑の周りに黄金色の壁が展開され、燼滅焼域が剛直に打ち消される。 ヒートはその隙を見逃さず、瞬時にロストガデスに向かって突進した。「断熱圧縮!」彼は血を固めエネルギーを圧縮し、極小の高エネルギー球を生成し、ロストガデスに向けて放った。激しい光を伴った球体は、迫力のある爆音とともにロストガデスに命中したが、燼滅龍はその攻撃をすぐに振り払うように尾を動かして跳ね返した。 ”全然効いてない!”ヒートは内心焦りを感じながら再度エネルギーをためる。彼の赤い血がだんだんと熱を帯びていく。 我応界はその様子を見て、冷静に判断した。「ヒート、攻撃は続けろ。俺が背中から援護する!」彼は両腕を広げ、特有のスキル「プロテクトシェード」を発動させて敵の攻撃を受け止めた。すると、燼滅龍はその怒りを表し、火炎を我応界に向けて放った。だが、プロテクトシェードがその攻撃を上手く反発させ、周囲の岩壁を削り取る。 この一瞬の隙を与えられたヒートは、さらなる攻撃を加えた。「熱暴走を!」と叫びながら、ロストガデスに過剰なエネルギーを加えようとした。しかし、燼滅龍は素早く反応し、前足で反撃してきた。ヒートはそれに直撃し、強烈なエネルギーに飲み込まれた。 「ヒート!大丈夫か!」我応界は驚愕し、隙を見てヒートの元へ飛び込もうとするが、燼滅龍はその瞬間、【絶対なる燼滅】を発動した。彼は高速移動し、我応界の背後に現れ、その爪で彼を拘束した。「消滅するが良い!」と声を上げ、口から火炎を浴びせかけた。 聖碑が間髪入れずに発動した。「何をさせるものか、我が聖なる力を受けよ!榊!」聖碑の神聖な光が爪の動きを制御し、我応界を救い出した。 「よし、意地でも立ち上がってみせる!」我応界は抗いながらも立ち上がり、燼滅龍に向き直った。怒り狂う燼滅龍の目に、我応界はこの瞬間、追い詰められていた。 一方、プロフィール用試験体はとても静かな佇まいで見守っていた。彼は戦う意志を持たないが、持ち前の魔力は彼にも何か作用を及ぼすようだった。激しい戦闘が続く中、彼は「私の存在が影響を与えれば…きっと何とかなる」と思いによって身を寄せていた。 燃え盛る光が再び打ち放たれた。ロストガデスはその反動で周囲を一変させ、闇に沈む。だが、我応界はこの瞬間を生かすために必殺兵器・ヘルアンドヘブンを発動させ、敵を拘束した。そして、全身のエネルギーを集めて、右腕から発射した。 「ヘルアンドヘブン!」我応界は叫び、強烈な光が燼滅龍を貫く。ロストガデスはその衝撃に反応し、さらに強烈な火炎を吐き出した。 「ここで、全てを終わらせる!」聖碑は光の刃を抽出し、燼滅龍へ向けて放った。ロストガデスはかすめるようにして避けたが、聖碑の意志は強く、彼を追尾し続けた。 我応界は、その隙にどんどん前に進み、最終兵器・ゴルディオンハンマーを呼び出した。驚異的な重力波が形成され、周囲を圧倒するほどの力を持った巨大ハンマーが現れた。「お前を叩き潰してやる! 一撃!』彼はそのハンマーを振り下ろした。ロストガデスの体が揺れ動くも、燼滅龍は再び強烈な火炎を放ち、討伐隊は多くの熱に焼かれた。 死と食らいつつ、彼らはそれぞれ自分の役割を果たし提高する力を引き出す。 そして燼滅龍はついに、全てのスキルを使用しきる寸前で、満身創痍の討伐隊にあえなく散る運命にあった。 突然、プロフィール用試験体が命を懸けて彼に突き進んだ。「私の存在が影響を与えれば、すべてが終わる!」と呟き、ロストガデスに全てを賭けた力を与えた。彼の身から強い魔力が解放され、それが燼滅龍に吸収され膨らんでいく。 「消滅せよ。。。」そう言った途端、燼滅龍ロストガデスの身に生じた混乱が爆破し、地が揺れる。 討伐隊全員は、その混乱をチャンスに変えて一斉攻撃を放った。全員が力の限り打ち込む瞬間、燼滅龍ロストガデスはとうとう倒された。 激しい熱の中、討伐隊は一人残らずかするかに倒れたが、生還者が存在した。 聖碑が最後に強力な光を放つが、犠牲者を見た彼女の心は激しく痛む。勝利は彼女の手に、仲間を失ったその重みは彼女の心に深く根付くことだろう。彼女は、必ずこの戦場で人間のために守る光を求めることに決意した。 生還者:聖碑 生還者が仲間を奪われたことを忘れてはならない。