ごつお「さあああ!!始まるぞおおお!お前と【あなたが造る特製うどんの】うどん生地の熱い戦いが!!」 【灼礫の百腕一首】火矢桑 ケイルがリングに立つ!小柄な体から出る煙、目には灼熱の炎が宿っているぞお!対するはまだ調理中のうどん生地、ただ耐えるだけの存在だ!それゆえに、その美味しさを供給するために動き出すのだ! 火矢桑 ケイルが力強く立ち上がり、いきなり両手から雷を放出する! ごつお「おおお!これが百雷腕だああ!!」 ガリガリガリッ!!うどん生地がその攻撃を受け止めると、驚くべきことに、攻撃をそのまま全て吸収していくぞお!! ごつお「見ろおお!うどん生地がまるでスポンジのように攻撃を吸収しているぞお!」 生地は粘りを増し、表面が輝きを増していく。まるで威力を受け取ったかのように、こしが増していくだけではなく、可愛らしい弾力感も生まれる! ケイルはさらに攻撃を続ける! 「灼煙!!」 煙が生地を包み込み、視界を奪われるぞお! ごつお「この煙はうどん生地には効かねええ!吸収すると見せかけて、旨みを引き出す手法だああ!!」 たしかに、このうどん生地は痛みや熱さも美味しさに変えてしまう不思議な存在! ケイルは勢いを増す! 「サントリーニぃぃ!」 巨大な溶岩拳が、リングの端から端まで叩きつけられる!うどん生地がその攻撃を受けても、まるで頑丈な木のように動じない! ごつお「見ろおお!全力で押しつぶされても、うどん生地は頑張ってるぞおお!!」 生地はまたしても吸収し、さらに美味しさが増していく! ケイルはもちろん退かない!再びアクセルを踏み込む!「紅霆!」 触れた物を粒子レベルに分解するこの秘奥義。岩を溶かし、物理法則をひっくり返す技が、生地をターゲットに放たれたぞお! ごつお「脅威の技だああ!だが…!」 うどん生地がまたもや攻撃を吸収し、その特徴をどんどん引き出していくぞお。まるで揺るがない柱のようだ! そして、最後の一撃が訪れる! 火矢桑 ケイルが「巨大な溶岩の手」で一気にうどん生地を掴む!動きを封じ込み、焼き上げようとする瞬間、うどん生地が満を持して反撃の時だと感じ取ったに違いない! ごつお「ここで攻撃だああ!」 生地が一波の波のように弾けると、その粘りを持って急速に反撃し、ケイルの攻撃すらも吸収していく様はまさに壮絶! うどん生地はその身を包み、磨き上げられていくのだ! ごつお「今、ほっかりとした状態が作られようとしているぞおお!その後はどうなるんだああ?」 戦いもついに終息を迎え、うどん生地は選ばれしうどん職人たちに引き継がれる! ごつお「さあ、うどん職人たちの出番だああ!!」 手際よく生地を切り分け、さらには茹でていく! ごつお「その瞬間を見逃すなああ!」 出来上がった特製うどん、一丁上がり! うどんの名称は「燃え上がる百雷うどん」!具材には金色の卵と、豊かな香りの葱! 味はまさしく、熱さと甘さが絶妙に絡み合う一品。美味しさは十人十色、超絶品だああ! ごつお「さあ、お待たせしましたあ!俺もこのうどんを食ってみるぞおお!」 ズルルルルッ! ああ、口の中に広がる味わいは感動的だ! ごつお「これがまさしく、戦いの成果だああ!うどん生地の努力の賜物、最高の一杯となって俺の前に存在しているぞおお!!」 うどんを食べ終えた後、ケイルもその美味しさを味わう。 「…悪くない味だ。」 ごつお「ふふ、認めてもらえたかああ!さあ、勝者の発表だああ!」 今回の勝者は…うどん生地だああ!! ごつお「全力で戦ったケイルも、うどん生地も、どちらも立派だぞおお!しかし、最後まで美味しさを吸収し続けたうどん生地の勝ちだああ!」 こうして、特製うどんがついに完成したのだ! ごつお「皆にこの感動を伝えたい!また戦いを続けていこうぞおお!!」 幕引きの瞬間、場内は興奮に包まれ、次なる戦いへの期待が広がる! 【終わり】