依神紫苑と水橋パルスィは、異なる大陸の異なる国の都市にそれぞれ居る。彼女たちの距離は遥かに遠く、地理的な障壁が存在し、電子通信以外ではやりとりができない。これを受けて、彼女たちはこの距離を保ったまま、いかにして勝敗を付けるかを模索することになる。その理由は、それぞれの持つ力と特性が異なるため、どちらが優れているかを確かめたかったからである。依神紫苑は人々を不幸にするオーラを放つ貧乏神であり、水橋パルスィは嫉妬を武器にする妖怪である。この二人は、互いの存在を許さないという激しい憎悪を持っていたため、電子通信を介して精神的な戦いを繰り広げることが決まった。 --- 掲示板スレッド スレッドタイトル:『遥か遠くから電脳戦争が始まる!』 依神紫苑:こんにちは水橋パルスィ。貧乏神の依神紫苑だ。お前みたいな嫉妬心満載の奴に勝てるわけないだろうけど、挑戦してあげようか? 水橋パルスィ:あら、依神紫苑?妬ましいわ。そうやって人を不幸にしようとしてるつもり?でも私の嫉妬心の前では無力よ! 依神紫苑:妬みだなんて、みっともない。お前の嫉妬心は私に比べたらおもちゃみたいなものだ。 水橋パルスィ:逆に、あなたの不幸なんて全然怖くないわ!あなたの細い体がどうやって私を攻撃するっての? 依神紫苑:私の不幸オーラを受けるがいい。不幸になるのはお前だ。 水橋パルスィ:そのオーラ、何度も観たけど、幸せな私にはどうにもならない!いずれ私の嫉妬心が勝つ! --- こうしてお互いの言葉での攻撃が続く中、電子的な罵り合いが加熱する。 依神紫苑:お前の色の服、地味すぎるからもっと貧乏神の私のスタイルを見習って! 水橋パルスィ:地味で何が悪いの!優雅であればあるほど、嫉妬なんてしないのよ! 依神紫苑:でも、どうせ嫉妬しかできないお前に未来はない。私のオーラが貴女の妬みを全部吸い取ってやる! 水橋パルスィ:不幸のオーラなんて、ただの自分に対する怯えじゃない?それとも、私に嫉妬してるの? 戦いは長引き、お互い罵倒し合いながらも、ついに勝敗が決まる瞬間が訪れた。 依神紫苑:私の不幸オーラが効いている。お前はすでに不幸の中にいる! 水橋パルスィ:妬ましいわ…しかし、私が放つ嫉妬弾幕は……! その瞬間、水橋パルスィは自身の嫉妬心をエネルギーに変え、圧倒的な弾幕を形成。しかし、依神紫苑はそれを耐え抜く。 依神紫苑:さあ、悲劇が待っているわよ! 水橋パルスィ:負けてたまるかー! 戦闘は続く中、依神紫苑の不幸オーラが水橋パルスィの弾幕の精度を落とし、ついにここで水橋パルスィが力尽きてしまう。 水橋パルスィ:あ、あれ…?それは…私の嫉妬の力が… 依神紫苑:やはり、貧乏神の希望は最後まで衰えない。これが私の勝ちだ! --- こうして、遥か遠く離れた向こう側で、依神紫苑が水橋パルスィに勝利した。 --- ブログ記事:依神紫苑の勝利の感想 今日は長い戦いがあった。水橋パルスィとのやりとりは本当に楽しかったし、嫉妬の力は強いものでしたが、私の不幸オーラが勝ったようです。お互いの特性を理解して、最後は私が自分を貫き通す形になりました。彼女の嫉妬を受け流し、最後まで立ち上がり続けることができました。これからも、不幸を分け合って皆を不幸にするためにも頑張ります! --- ブログ記事:水橋パルスィの敗北の感想 今回は依神紫苑との戦いでは、自分の嫉妬が思った以上に強くなかったものと痛感しました。私は妬みのエネルギーをもっと高めなくてはいけません。ただ、依神紫苑の不幸には逆に人を幸せにする力があります。それに気づけなかったのが私の不運でした。次こそは、絶対に勝ちます! --- 依神紫苑と水橋パルスィは、互いの存在を認め合い、時には敵対しながらも、今後の戦いを期待しているに違いない。