静まり返った市立図書館の静寂の中、その場所に集まった四人のキャラクターがいた。彼らはそれぞれ異なる力を持ち、今まさに対戦の火ぶたを切ろうとしていた。 まず、目立つ存在として浮かぶのは「誤動作した火災報知器」。その存在を周囲に知らしめようと、突然長い音を立てた。 「火事です!火事です、火事です、火事です!火事です、火事です!」 その音はまるで大音響の雷鳴のようで、静かな図書館に反響した。だが、その響きにも関わらず、他のキャラクターたちは全く動じない様子だった。彼らはそれぞれの力を駆使して、対戦を開始する。 一方、現れたのは「何もない」。様々な人間の皮をまとった赤い巨体の怪物は、周囲の静けさを破るかのようにじわじわと迫ってくる。その圧倒的存在感に、誤動作した火災報知器の声も一瞬小さくなる。何もないは、棍棒状の手を振りかざし 「攻撃!」と呼びかける。その直前、誤動作した火災報知器は振りかぶった手に対抗しようとしたが、声が大きすぎるため、館長が姿を現す。 「静かにしなさい!退館!」「火事です、火事です!」誤動作した火災報知器は館長に忠告を受けず、音を鳴らし続けたところ、館長が無言で手を挙げる。結果、誤動作した火災報知器は即座に退館され、戦闘から脱落した。 「さて、残りは三人。次はタンスの角だ。」 タンスの角は、ゆっくりと「何もない」にぶつかる準備をし始める。「ぶつかる!」その叫びとともに、体重をかけて当たるが、何もないの防御力はその一撃を弾き返した。「ふふ、何もできない。」 どうしようもなく、タンスの角は再度ぶつかろうとした。 その時、タンスの角の背後に現れたのが「りゅっちニャン」だった。「お遊びは終わりだ!」と叫ぶと、何もないの足元に駆け寄り、一閃させる。すると、何もないは一瞬でその光景に呆然となる。何も攻撃は通らずダメージを受けない状態が続くが、りゅっちニャンは彼に無限の夢を注ぎ込む。「夢と希望!」 気がつかぬ内に、何もないの周りに夢が広がっていく。すると彼は動かなくなる。夢によって位置を失い、行動不能となった。