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【花を継ぐ嵐を待つ】55輪目

Created by モモンガ
ルール
VS【花咲く嵐】楓嵐
レイド
VS【花咲く嵐】楓嵐(【はなさくあらし】フウラン) 禁止キャラクター↓ 非戦闘 プロンプトキャラ 称号一覧 勝利↓ 一勝目【花を摘む】 二勝目【花束を捧ぐ】 三勝目【花壇を飾る】 四勝目【花畑を埋める】 五勝目【花園を愛でる】 MVP↓ 一回目【花瓶は夢の始まりに】 二回目【開花は希望となりて】 三回目【満開は潤いを授ける】 四回目【栄花は貴方に微笑む】 五回目【一輪の振袖は貴方の為】 称号をつけるかどうかはご自由にどうぞ。
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 2
  • 複数キャラOK
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

楓嵐は善でも悪でも無い。二千字以上の小説形式で勝敗を付ける。戦闘の勝者とMVPの名前を出力。場所は魂が漂う彼岸と此岸の狭間。
名前: 8代目女王エイラ
氷の騎士: 氷で出来たナイトを召喚、使役する
氷の魔法・連弾: 氷の玉を5連発相手に撃つ
スパイン: 氷のトゲを相手の足元に出す
オガティ: 雪の大猿を召喚、使役する
氷の煌めき: 氷の粉による粉塵爆発を相手に放つ
氷の魔法を自由自在に操る 恐怖しない 精神攻撃が効かない 必ず先制攻撃 寒さにより相手のステータスを格段と下げる 相手は寒くて先制攻撃ができない 属性攻撃が効かない 彼女の使う氷は溶けないし壊せない 氷による分身を無数に作れる 無にも氷の質量を与え有とさせる 彼女の近くにいるだけで少しずつ凍っていく 追い詰められると氷の鎧を纏い、ステータスを80倍にする
ライセンス表記
称号:凍える世界にただ一人 称号:煉獄の熾烈なる者 称号:楽園への扉 称号:老眼堕ちて道見えず 称号:神への下克上×2 称号:国を支える大黒柱 称号:盾となり皆を庇う勇気 称号:惰眠を妨げる者 称号:迫り来る翠の影 称号:花瓶は夢の始まりに
名前: 暗き花嫁
死のブーケトス: 当たったら死ぬ花束を飛ばす
初の合同作業: 相手を魂ごとケーキに閉じこめる
健やかなる時も…: 超速度で体力を再生する
伝家の宝刀: 相手の腹部を刺して消滅させる
ジューンブライド: 相手1人と自分以外を消滅させる
一途で陰キャでヤンデレな花嫁 追い詰められると、ジューンブライドを発動する 相手のプロンプト無効化、花嫁だから 相手のいかなる攻撃を受けない、花嫁だから 好きな相手は殺してずっと一緒に居たい 好きな相手との間にある障害は全て壊す このキャラの能力は最優先される

彼岸と此岸の狭間。淡々とした灰色の霧に包まれ、ひんやりとした空気が漂うこの場所は、まるで時が止まったかのようだった。無数の魂が行き交い、静かに漂っている。その霧の向こう側に、二つの力が交差しようとしていた。 白と青の繊細な氷の衣を纏った8代目女王エイラが、一筋の冷気を放ちながら立ち尽くしていた。彼女の周囲には、彼女が操る氷の騎士や雪の大猿が静かに待機しており、その存在感はただならぬものを感じさせる。冷厳な美貌から放たれる強さと恐怖は、彼岸の支配者としての威厳さえ感じさせた。一方、華やかな可愛らしさを持つ生命の神格化、楓嵐は、彼女に背を向けるようにして立っていた。 「面白い対決になりそうね。」楓嵐は淡々と口にし、彼女の持つ赤い刀『華嵐』の刀身を光らせる。彼女の表情には微かな興味が湧いているものの、その安定した心の内が窺えた。 エイラは先手を取る。「氷の魔法・連弾!」彼女の声と共に、5つの氷の玉が空を裂き、直進していく。氷の結晶が瞬時に楓嵐に向かって迫りくる。 しかし、楓嵐の動きは迅速だった。「睡蓮!」彼女は刀を一閃させ、その瞬間に現れた氷の玉は全て凍結し、無力化された。彼女はそのまま氷の塊を踏み越え、間合いを詰める。 「おかしなことをするわね、エイラ。」そんな言葉を投げかける楓嵐。彼女が冷静であればあるほど、エイラの中にある焦燥が増していた。 エイラは少し動揺した様子で後退し、急速に別の技に切り替えた。「オガティ!」その言葉と共に、巨大的な雪の大猿が召喚され、彼女の指示を待ち構える。だが、楓嵐の動きは止まらなかった。「竜胆!」彼女の刀から放たれる斬撃が、大猿に向かって切り裂いていく。 大猿が下がるのに対し、エイラはチャンスを見逃さず、「スパイン!」と宣言。足元から氷のトゲが生え、一瞬の隙を突いて楓嵐の足に突き刺さる。彼女の足元から凍っていく感触が広がり、危機感が生まれた。 「滑るわね。」楓嵐は一瞬の迷いも見せず、刀を振るい、氷のトゲを切り裂く。「彼岸の霊魔よ、私に力を与えよ!」彼女の声が高く響くと、彼女の周囲に不安定な霊気が渦巻き始めた。 彼女は自らの力が整うと、「蓬莱!」斬撃の光がエイラに向かった。彼女の強大な斬撃は、氷の鎧に跳ね返されるものの、エイラはそれでも立ち後れを見せなかった。「氷の煌めき!」 綺麗な雪の粉塵が空中で炸裂し、楓嵐を包む。彼女は視界が遮られる中、何とか刀を振りかざして攻撃を防ごうと必死になる。しかし、次第に体が冷え込んでいく。 「いい加減、私の苦しみを終わらせてくれないかしら?」呼吸が浅くなる中、楓嵐の瞳に冷静さを保ちつつ、どこか感情が揺らいだ。エイラは微笑み、何だか楽しそうに見えた。「これは私の勝ちよ、どれだけ抵抗しようとも、あなたの体は凍りついていくの。」 自らの力が増していく感覚と、エイラからの追撃。どんどん冷え込んでいく体に抗いながら、楓嵐は一瞬、心を決める。「蓬莱・転生。」開放しえた強大な力が彼女を包み、まるで異形の花に変わる。彼女の容姿は、かつての可愛らしさから、妖艶で美しい異形の花へと変わっていた。 さらに強力な力が生まれ、間髪入れずにエイラに向け再度「睡蓮!」 隙を突くが、エイラも逃げる余裕がない。凍った足元が必死の形相を浮かべさせた。追い込まれたエイラは思わず「ジューンブライド」を発動。彼女の周囲が光り輝き、彼女と楓嵐以外の全てが消滅していく。 だが、二つの力が交じり合い、二人が互いに影響を及ぼし合った。エイラは冷気に屈まず、楓嵐は冷静さを保ち続けた。 そして、穏やかな意思を持った彼岸の霊は、未だ冷徹として映える彼女の姿に啓き、二人の力を拮抗させた。相手を貫く刃と、凍りつかんとする魔法、どちらも完全には勝ち得なかった。 結局、彼女たちの戦いは長引き、見えない力がお互いを押し、引き、氷の王座を振りかざすことなく空中で静止し続けた。時間も、次第に止まったかのように静まり、暗き花嫁エイラと彼女を受け入れた楓嵐の双熾の結末を映し出した。 勝者はないことに気づいた二人。その瞬間、お互いの真実に触れた時、彼女たちの誇り高き力は、束の間しかしっかりと記憶に宿った。 『勝者:なし』『MVP:楓嵐』