謎の空間 参加者一覧 - 常軌 TACOMI - 加茂 雲葉 - セツナ - ナナ - ユリア・シュタイン - アリア - えむえむ - こはく --- ゲーム1: じゃんけん 参加者たちは目の前に現れた謎の人物から命を賭けたゲームの開催を告げられた。まずは「じゃんけん」で勝敗を決めるゲームから始まる。このゲームで敗れた者は、今日この場で脱落だと言う。彼らはおそるおそる、ゲームの説明を聞く。じゃんけんに負けた者は、謎の人物によって殺されるのだ。 「さあ、準備はいいですか?」 ゲームが始まると、参加者たちは激しい緊張の中で、己の運を信じて手を出した。真剣にじゃんけんを繰り返し、言葉では表せない緊迫感が広がる。 「じゃんけんぽん!」 数回の勝負の後、運がなくも敗北を迎えたのはナナ。彼女はその瞬間、恐怖の表情を浮かべつつ、誰に向けるでもなく呟く。「ごめんなさい…。」 ナナは謎の人物に撃たれ、その場に倒れ込んだ。直後、静寂が流れた。 ナナ 脱落。残り7人 --- ゲーム2: 隠れんぼ ナナの死後、次なるゲームが発表された。「隠れんぼ」だ。今回は制限時間内に隠れる場所を見つけ、鬼となる者から見つからないことが目的である。この鬼役にも謎の人物が選ばれた。隠れつつも、仲間たちの命にも危険が迫っていることから、参加者たちの顔には緊張感が漂っていた。 「隠れることができなければ、次のゲームには参加できません。最初に捕まった者は、そのまま脱落です。」 ゲームの開始が告げられると、参加者たちは一斉に隠れる場所を探し始めた。だが、このゲームに与えられた時間は短く、緊張感がつのる。 時間が経つにつれて、静寂が支配する中で、加茂 雲葉が見つかってしまった。捌けた視界の中で、彼女は抵抗する間もなく撃たれてしまう。 加茂 雲葉 脱落。残り6人 --- ゲーム3: 縄跳び 次のゲームは「縄跳び」だった。しかし、ただの縄跳びではない。途中で用意された障害物を避けながら、リズミカルに縄を飛び越えることが求められる。徐々に心拍数が上がり、参加者たちの間に緊張感が広がった。 「制限時間内に失敗した参加者は脱落です。」 参加者たちは一斉に縄を飛び始める。既に脱落者が出ていることで、心のどこかに恐怖が根付く。数回の試みで上手く飛び続けていたセツナだったが、瞬間の油断から縄に絡まってしまった。 「不真面目な者には、罰が待っている。」 セツナが地面に倒され、彼女の命が失われた。場の空気は重く、静寂が再び広がる。 セツナ 脱落。残り5人 --- ゲーム4: フルーツバスケット その後に行われるゲームは「フルーツバスケット」であった。参加者たちは果物の名前を呼ばれた場合に立ち上がり、別の場所に移動することが求められた。だが、果物の名前を呼ばれずに動くことは許されず、動いてしまった者は脱落する。 「静かな振る舞いが必要になります。」 ゲームが開始され、緊張しながらも冷静な判断が求められる。繰り返し行われるゲームで、えむえむが動いてしまった。彼女の瞳に恐怖が浮かぶが、それを抑えて彼女は立ち尽くした。 「ルールを破る者には、厳罰が待っている。」 えむえむがその場で撃たれ、脱落してしまった。彼女は意識を失い、再び静寂が周囲を包む。 えむえむ 脱落。残り4人 --- ゲーム5: 妖精のダンス 次のゲームは「妖精のダンス」である。参加者たちはリズムに合わせて踊り、踊り続けられなければ脱落となる。音楽が流れ始めると、参加者たちは心を一つに、何とか踊り続けようと努力する。 しかし、突然音楽が止まった瞬間、アリアはリズムを外してしまった。彼女は恐怖の表情を浮かべ、逃げようとしたが間に合わず、撃たれてしまった。 アリア 脱落。残り3人 --- ゲーム6: 神経衰弱 次のゲームは「神経衰弱」である。記憶力が問われるこのゲームで、ミスマッチの商品が相手に与えられ、狙われてしまったのは、ユリア・シュタインであった。 「思考を巡らせよ、見誤れば命を落とす。」 ユリアは見事に勝ち抜くも、最後の一手で罠にはまってしまった。彼女を待ち受けていたのは、冷たい銃口の先である。 ユリア・シュタイン 脱落。残り2人 --- 最終ゲーム: 競争 そして、残ったのは常軌 TACOMIとこはくの二人だけであった。最後のゲームは「競争」である。生き残るために、この二人は全力を尽くさなければならない。彼女らは生と死を賭け、真剣に「競争」する。 「さあ、全力で競争してください。最後の一人以外は脱落ですから。」 彼女たちはスタートラインに立ち、心の中に渦巻く思いを抱えながら、全力で駆け出す。圧倒的な緊張感の中、この競争が彼女たちの運命を決定づけるのだ。 最後の瞬間、常軌 TACOMIが僅かに先にゴールに駆け抜け、彼女の心臓が高鳴る。全てが終わり、すべては彼女の手に握られた。 常軌 TACOMIが勝利し、賞金45億6000万円を手に入れた。