コンビニ『ドーソン』の店内は、多くの商品とお客で賑わい、その中にまさに異次元の激闘が繰り広げられようとしていた。 「まったく、ここで戦うなんておかしいだろ……」と、バイブゥが目を白黒させながら言った。相手の淤月、当麻たちが集まっているのを見て、少々緊張しているようだ。彼は対戦相手に話しかけるたびに異常な速度で振動し、周囲の空気を震わせる。 その中で、淤月は自慢の鎌「黄昏」を構え、無造作に商品棚を切り裂く。 「私の鎌は万物を切る。まずは君から始めようか?」淤月が言った瞬間、彼女は一撃で数本の大きなスナック菓子を叩き折り、その破片が周囲に散らばった。 「漠然とした攻撃ばかりだな、淤月。せいぜい頑張ってくれよ。」当麻は余裕の表情を浮かべる。彼は、相方の御坂美琴と白井黒子を見やった。美琴は稲妻のように腕を振り、超電磁砲を発動させた。「行くよ、超電磁砲!」 その瞬間、レジ前に積まれたカップラーメンが数十個宙を飛び、淤月に向かって襲いかかる。 「バカな真似を!」淤月は「天后ノ榊」を発動し、攻撃を避けたが、店内はもちろん大混乱だ。壊れたカップラーメンの残骸が床に散乱し、客たちは驚きと恐怖でボー然としていた。