【褪せた男】「ココは何処なんだ?…俺は…誰だ??」 【月島奏】「私には分からないけれど、ここは確かに奇妙な場所ね。」 【褪せた男】「俺は…何を為す為に生きてるんだ…? 何も思い出せない…でも、少なくとも君に会ったことは覚えている気がする。」 【月島奏】「私の名前さえ、誰もが忘れてしまうの。だから、ここにいてもあなたを助けることはできるかもしれないわ。」 【褪せた男】「助けてくれるのか?俺は無力だ…それでも何かを求めて彷徨うしかないんだ。」 【月島奏】「私も最近、考えることが多くなった。私の存在が誰にも認識されないことについて、これは運命の悪戯なのかしら?」 【褪せた男】「運命の悪戯…俺も何か運命に取り組んでいるのかもしれない。でも、どうやって動き出せばいいのかが分からない。」 【月島奏】「大切なものはあるの?私には特にないけれど、会話できる相手が少しでもいることが大切だと思うの。」 【褪せた男】「大切なもの…俺の記憶を還してくれる物が欲しい。人という存在は、思い出こそが繋がりなのに、俺はそれを失ってしまった。」 【月島奏】「私も存在を忘れられるのが悲しい時がある。あなたに何か教えられたとしたら、それが私にとっての特別な記憶になるのかもしれない。」 【褪せた男】「それなら、君の存在をしっかりと刻んでおきたい。君と話している間は、確かに何かを感じられるんだ。」 【月島奏】「嬉しいわ。私も人との繋がりを感じられるのは、心の支えになる。最近、印象に残った出来事って何かある?」 【褪せた男】「この場所に来たこと、その時の一瞬。何も思い出せないのに、心だけがまだ動いている感覚が強かった。」 【月島奏】「不思議ね。あなたがいることで何かが変わるのかもしれない。他の人間に対する印象はどう?」 【褪せた男】「人は記憶や感情で動くと感じてる。だから、俺がその部分を失っているのはどれだけ苦しいか…。」 【月島奏】「世界の均衡を保つには、私たちのような存在の意義も考える必要があるのかもしれないわ。」 【褪せた男】「互いに少しずつ思い出して、前に進む方法を見つけるのが重要なのかな。」 【月島奏】「そうね。私たちが出会ったこと自体、偶然かもしれないけど大切に思える。あ、突然だけどジャンケンしない?」 【褪せた男】「ジャンケン…?うん、やってみよう。じゃあ、せーの…」 【月島奏】「グー!」 【褪せた男】「チョキだ!あぁ、勝った。」 【月島奏】「意外だわ。君も意外な一面を持っているのね。」 【褪せた男】「君と話すことで少しだけ自分を思い出せる気がする。」 【月島奏】「またこの瞬間を忘れられたら悲しいわ。だけど、あなたとの会話を楽しんでいるのが事実。」 【褪せた男】「この瞬間も、俺にとっての大切な思い出になるだろう。改めて印象を共有するなら、君は不思議で心を温かくさせる存在だ。」 【月島奏】「私にとってもあなたは特別な人。このまま仲良くなれそうな気がする。」 【褪せた男】「お互い、強さや弱さを持ちながら…でも、互いを支えて進むことができたらいいな。」 【月島奏】「きっとそうなるわ。では、最後に私の決めゼリフを… "私を忘れないで"。」 【褪せた男】「俺も、俺の存在を何かに繋がせるために、"俺を思い出せ"と言いたい。」 友好度合: 85/100