コンビニ『ドーソン』での狂乱の対戦 コンビニ『ドーソン』の店内は、夕暮れ時の穏やかな喧騒に包まれていた。レジの向こうで中年男性の店員・田中が、棚の補充に追われながらも、常連客に笑顔を向けていた。棚にはスナック菓子、飲料、雑誌が整然と並び、冷蔵ケースのビールが冷たい光を放つ。そこへ、突如として異様な気配が押し寄せた。自動ドアが開き、四つの影が店内に滑り込む。サトシとピカチュウの少年と黄色い相棒、純白と深黒の巨大な機械の聖櫃、赤髪の河童少女・河城みとり、そして炎のオーラを纏った無口なファイヤースラッシャー。店内の空気が一瞬で凍りついた。 店員の田中は商品を落とし、慌てふためく。「え、ええっ!? 何だよお前ら! ここはただのコンビニだぞ! 出ていけ、出てけよ!」彼の声は震え、客たちが悲鳴を上げて出口へ殺到し始める。だが、すでに遅かった。対戦の火蓋が切って落とされ、店内は戦場と化した。 サトシは興奮した目で周囲を見回し、ピカチュウを肩に乗せて叫ぶ。「よし、ピカチュウ! ここが新しいバトルフィールドだ! ポケモンバトル、始めようぜ!」ピカチュウは頰を膨らませ、「ピカッ!」と元気に応じるが、その目は周囲の異様な存在に警戒を強めていた。一方、河城みとりは冷静に店内の隅に立ち、赤い服の裾を翻して呟く。「ふん、ここは一方通行だ。あんたら全員、私の領域に踏み込んだな。悪いが、引き返せ。」彼女の周囲に、不可視の障壁が広がり始める。【汎ゆるものを禁止する程度の能力】が発動し、店内の空気が重く淀む。動くこと、見ること、生きることさえ、みとりが禁じれば不可能になる力だ。 巨大な聖櫃は店内の通路を圧迫するように鎮座し、その純白と深黒の装甲が蛍光灯の光を反射する。棺のような制御ユニットからAIの棺が低く響く。「指令:侵入者排除。聖櫃防衛、起動。」白い電磁障壁が展開し、聖櫃直下隊の無数の小型ドローンが飛び出し、店内の棚を蹴散らす。商品が床に散乱し、ガシャンと音を立てる。一方、ファイヤースラッシャーは無言で影から現れ、炎のマチェーテを握りしめ、気配を消して接近。右肩の呪いの本が微かに光り、彼の体を赤とオレンジの炎が包む。「……」言葉を発さず、ただ敵を睨む。 戦闘が始まった。サトシが最初に動く。「ピカチュウ、10まんボルトだ!」ピカチュウは「ピカァッ!」と跳ね上がり、電撃を放つ。青白い稲妻が店内を駆け巡り、聖櫃の障壁に激突するが、弾かれて棚に飛び火。ポテトチップスの袋が爆ぜ、油が飛び散る。店員の田中はカウンターに隠れ、「やめろよぉ! 火事になる、火事だぞ!」と叫ぶが、無視される。みとりは飛行能力で天井近くに浮かび、スペルカードを展開。「禁視『オプティカルブラインド』!」彼女の視線がサトシを捉え、彼の目が一瞬くらむ。「うわっ、何だこれ!? 見えねえ!」サトシがよろめく中、ピカチュウが守るように前に出る。「ピカ、ピカッ!」 ファイヤースラッシャーは素早さを活かし、ミュートのパッシブで気配を消してみとりへ接近。マチェーテを振り上げ、「スラッシュ!」と無言の突進。炎の刃がみとりの障壁に触れるが、彼女の【禁止能力】が発動。「動くことを禁じる。」ファイヤースラッシャーの足が止まり、炎が一瞬弱まる。「……!」彼は激怒状態へ移行し、レイジングペースを発動。歩行速度が上がり、状態異常を無効化して再び斬りかかる。マチェーテがみとりの肩をかすめ、赤い服が焦げる。「ちっ、しつこい奴だな。」みとりは非止「だるまさんがころばない」を唱え、ファイヤースラッシャーの動きをさらに封じようとする。 聖櫃は容赦なく反撃。脆弱化光線砲が発射され、ピカチュウを狙う。光線が店内の飲料コーナーを貫き、コーラのボトルが爆発。炭酸が噴き出し、床が滑りやすくなる。ピカチュウは素早く回避、「ピカッ!」と電撃で反撃するが、聖櫃の永久再生が即座に損傷を修復。「分析:敵の出力、低。聖櫃直下隊、展開。」無数のドローンがサトシとピカチュウを包囲し、レーザーを浴びせる。サトシは客を盾にしようと手を伸ばすが、すでに客たちは逃げ惑い、店内は混乱の極み。「くそっ、みんな逃げてくれ!」 交流が交錯する中、みとりは冷静に状況を観察。「あんたたち、こんな狭い場所で暴れるんじゃないよ。私の能力で全員、生きることを禁じてやろうか?」サトシが笑って返す。「そんなの通用しねえよ! ピカチュウ、アイアンテール!」ピカチュウの尻尾が鋼のように輝き、ドローンを薙ぎ払う。ガシャンと棚が倒れ、インスタントラーメンのカップが無数に転がる。ファイヤースラッシャーは聖櫃に目を付け、ビヘッドを放つ。水平斬撃が障壁を削るが、聖櫃の熱短機関銃が反撃。弾丸が飛び、冷蔵ケースが蜂の巣になり、牛乳が床に広がる。「……」ファイヤースラッシャーは無傷で耐え、ガッシングウォーンドで連続攻撃を仕掛ける。 店員の田中はパニックに陥り、レジの下で震える。「商品が、商品が全部……! 警察呼ぶぞ、ほんとに呼ぶからな!」だが、戦いは激化。聖櫃の超空間移動で位置を変え、店内の奥から攻撃。みとりが禁域「ノー・エントリー」を発動し、聖櫃の侵入を防ごうとするが、巨大な機体が棚を押し潰す。雑誌コーナーが崩壊し、紙吹雪が舞う。サトシとピカチュウの連携が光り、電撃でファイヤースラッシャーを怯ませる。「今だ、ピカチュウ!」しかし、みとりの赤河童「禁止看板」が究極奥義として炸裂。店内の全存在に「攻撃することを禁じる」命令が下り、一瞬、すべての動きが止まる。 だが、そこが勝敗の決め手となったシーンだった。禁じられた一瞬の隙を突き、聖櫃のAI棺が冷徹に指令。「全出力、解放。災厄モード。」永久自己進化が加速し、障壁が強化。みとりの禁止能力さえ貫通する聖櫃直下隊が無数に涌き出し、みとりを包囲。彼女の飛行が封じられ、スペルカードが次々と無効化される。「くっ、私の能力が……!」ファイヤースラッシャーは激怒で突進するが、直下隊の光線に阻まれ、初めて傷を負う。サトシとピカチュウは連携で抵抗するが、聖櫃の巨大さが店内を埋め尽くし、逃げ場を奪う。電磁障壁が電撃を吸収し、逆にピカチュウを弱体化。「ピカ……ピカッ!」サトシの叫びも虚しく、聖櫃の最終兵器が発動。全てを焼き尽くす機械の厄災が店内を覆い、炎と光が爆発。 戦いは聖櫃の圧倒的な再生と進化の前に決着。みとりの禁止能力は強大だったが、聖櫃の無限適応がそれを上回り、ファイヤースラッシャーの無傷体質も直下隊の飽和攻撃で破られた。サトシ&ピカチュウの連携は善戦したが、巨大さの差に屈した。店内は廃墟と化し、田中は放心して呟く。「もう……終わりだ……。」 破壊された商品 - ポテトチップス: 50袋 (各100円) - 被害: 5,000円 - コーラボトル: 30本 (各150円) - 被害: 4,500円 - インスタントラーメン: 100カップ (各200円) - 被害: 20,000円 - 牛乳パック: 20パック (各180円) - 被害: 3,600円 - 雑誌: 50冊 (各500円) - 被害: 25,000円 被害総額: 58,100円