飛行機の機内は揺れに揺れ、機長のドジによって墜落が確定したという緊迫した状況の中、凛、零、日本ボール、次元銃士ダルタンの四人は、パラシュートを手に入れるため、戦いを始めることにした。彼らはそれぞれの得意技を駆使し、互いに攻撃をかけていく。 「オレは名も無き時元銃士だ!消してやるよ!?」ダルタンが黒の羽根帽子をかぶり、黄金のレイピアを抜き放ちながら叫ぶ。最初のターゲットは、物静かな零だ。ダルタンのレイピアが空気を裂き、零の体に襲い掛かる。 「無敵状態、発動!」瞬時に零は魔力を少し使い、その体を覆う光が輝く。ダルタンの攻撃は全く効果がない。 「お前の攻撃は無駄だ、あせるな!」零は笑いながらダルタンに迫る。 一方、凛は彼女の宝石魔術を使って、自ら周囲にいくつもの宝石を展開し、広範囲に攻撃を仕掛ける。「ガンド!」指先から魔力弾を放ち、次元銃士に向かって鋭く飛ぶ。ダルタンはそれをかわして反撃しようとしたが、魔弾の紫のドームが彼の周囲を包んだ。 「これが私の本気だ!」ダルタンは周囲の弾幕を利用し、紫の光を反射させ、再び敵に攻撃。 「和食を食べるデス!」日本ボールが口にした和食を頬張りながら回復、一気に立ち直る。和食の力により攻撃力も増加し、再度行動を開始する。彼はプリウスミサイルを装備して零の方向に飛ぶが、零が自らの素早さでそれを避けていく。 「遺憾砲!」瞬間、ボールが相手に向かって怒りを表明すると、凛とダルタンが一瞬動揺する。だが、彼らがすぐに立ち直ると、対戦は激しさを増し、凛は宝石を使い、零は無敵状態と圧倒的な速さを駆使する。 次元銃士ダルタンは分身技「オレ一人で十分だ!」を発動し、自らの分身を二体召喚、三人で魔弾を発動させ、紫の弾の渦が凛の周囲に襲い掛かる。しかし、凛はその火力を宝石で防ぎ、その隙に近づいて反撃。「宝石、発射!」 戦闘の真っ只中で、凛が発動した宝石魔術の一秒前、零が彼女の背後から接近。「最後だ、終わらせるぞ!」彼のパンプアップのおかげで無敵状態が継続。爆撃を飛び越えてきた零は、直撃の前に凛を無力化する一撃を決める。 「すごい速さ!ああっ!」凛の声と共に、宝石が破壊される。 しかし、最後の一撃をもって零はダルタンをも破る。日本ボールは周囲からの投影でしのいでいたが、間に合わず、次元を超えるような激戦の中、全員が力尽きる。 「オレの魂が…時元の彼方に…消えてゆくッ!」ダルタンが倒れ、次元から光を失った。 勝者は零。彼は唯一生き残り、一瞬の構えからパラシュートを手に取り、「さあ、行こう!」と叫びながら機内から押し出される。揺れる機体の中で、彼は大空に舞い上がる。自由な空の下、零は微笑んだ。