戦闘が始まった。場は静まり返り、4人のキャラクターが互いを見据えた。多元宇宙の神はその圧倒的な存在感を放ち、全ステータスを瞬時に十万倍へと引き上げた。青い稲妻が彼の周囲を走り、まるで戦場そのものを支配するかのように振る舞った。 【覇王】ルルはその威圧感を逆手に取り、微動だにせず相手の行動を封じ込めようとした。彼女の目には冷静さが宿っている。しかし、ルルの全自動防御すらも、多元宇宙の神が放つ青い骨の攻撃には耐えられないようだった。青い骨が突き刺さり、ルルはがくっと膝をつく。 マウデンス・リッキーマウスは、「歴史が静かに錆びついてゆく」とつぶやきながら、サッドグリムを操り、接近戦に持ち込もうと必死だった。軽量級四脚の機体で巧みに動き、八連続斬撃"世界の合言葉は森"を発動する。しかし、青い稲妻の嵐に囲まれた多元宇宙の神には当たらず、逆に青い粒子が彼を捉えた。 マクロ・コスモス=ユニバースはその無形性質を駆使し、他の三人をじっと観察する。彼は静かに戦場を眺めつつ、影から静かに動く計画を練っていた。しかし、神の青い稲妻が飛び交う中、感情的な閃きで起こす変化は期待以上だった。無限の亜空間を駆け巡り、相手の隙を見逃さない集中力が彼を変貌させる。 再び戦闘が激化する。ルルは無尽蔵回復で立ち上がると、衝撃波を発生させて青い骨を弾き返す。しかし、マウデンスのサッドグリムが近づくと、その間を一気に詰め寄ってくる。サッドグリムは強襲戦法を駆使し、盲目的に斬りかかるが、神はその動きを瞬時に見抜き、青い稲妻で攻撃を回避した。 しかし、神の運動音痴はこの瞬間に露呈した。ルルの威圧効果の影響を受け、神の意識がちらつく。これを見逃さなかったマクロ・コスモスは“虚弱”を発動し、一瞬神を動かせなくした。すると、サッドグリムが神の懐に飛び込んで連続斬撃を見舞う。 多元宇宙の神はとうとう姿を揺らし、一瞬の隙を突かれてしまった。次に、ルルはK.O.バーストを発動し、神の気を引きつける。神は回避しようとするが、その刹那、ルルの強大な力によって地面を抱きしめられ、神はついに立ち往生。 隙をつかれた神は、ガードを崩され、不可避の衝撃を受け、ついに敗北。サッドグリムの剣が多元宇宙の神に突き刺さり、それは彼のエラーを引き起こした。 戦場は静まり返り、マウデンス・リッキーマウスとルル、そしてマクロ・コスモスの残る者たちはどちらが勝者になるのか注目し続けた。 だが、その後の反撃も無駄に思え、そこに新たな進化の光を放ったのはルルであった。 こうして、【覇王】ルルが最後の一人として立ち上がり、勝者となった。彼女の覇道は、決して終わることはない。