通常バトル形式 第1章: 混沌の集い 荒涼とした廃墟の平原に、異様な気配が渦巻いていた。空は灰色に染まり、風は不気味な唸りを上げて吹き抜ける。この場所は、異なる次元や世界から引き寄せられた者たちが、運命の糸に操られるように集う場だった。理由などない。ただ、戦いが始まる。それがこの場所の掟だ。 最初に姿を現したのは、二体の事象龍だった。ハマルティアとトリーズン。どちらも女性の姿を纏い、蠱惑的な肢体を全防不壊の龍鱗が覆っている。ハマルティアは血塗れの白髪をなびかせ、紅の鉤十字瞳で周囲を睥睨した。「ククク……この腐った世界の残骸どもが、ワレの前に群がるとはね。善とか生命とか、そんな癌を一掃してやるわ!」彼女の声は悪女の哄笑に満ち、罵詈雑言が次々と吐き出される。隣に立つトリーズンは純黒の長髪を揺らし、漆黒の逆十字瞳で嘲笑を浮かべた。「フフフ……ワラワの前に跪きなさい。反逆者どもめ。お前たちの存在など、無意味の極みよ。」二体は原初世界の意志を体現し、死してなお生命を呪う悪辣の化身だった。 次に現れたのは、『ⓤn1ve®5e』――通称ユニバース。地面まで伸びた髪の中には、無限の星々が輝き、彼女の瞳は宇宙そのものを映していた。ワイシャツにベストという簡素な服装だが、その内側には果てしない虚空が広がっている。彼女は達観した無邪気な笑みを浮かべ、タメ口で呟いた。「ふふ、こんなところでみんな集まっちゃったね。面白いことになりそう。」彼女は宇宙そのものであり、全ての次元を司る放浪者。目的などなく、ただ彷徨う存在だ。 続いて、シラスが重い足音を立てて現れた。メタル属性の巨体は、350京もの体力を持ち、最大火力は445万5000無量大数に及ぶ。対戦相手の妨害やデバフを全て無効化し、弱点など一切ない。彼のスキル「ロマン砲」は一撃で396無量大数ダメージを与え、強化すればさらに桁外れの破壊力を発揮する。「……戦うのみ。」シラスは無口に構えを取った。 純白の巨竜、【終幕舞台装置】鎮まりの竜︰ゴーンが静かに降り立った。大人しく神々しいその姿は、無垢なる子供のような純粋さを湛えている。声は鐘の音のように鈍く響き、「……新しい世界を、創る……」と呟く。10分に1回、【終わりの鐘】が鳴り響き、10回鳴れば世界そのものが音もなく消滅する。攻撃性は低いが、竜自体が鐘の化身だ。 ジャガーノートは機械の軋みを上げて進み出た。アーマー耐久度250、HP100の頑丈な体躯にミニガンを搭載。拳の威力は45と控えめだが、アーマーが壊れるまで攻撃は通じない。「ターゲット確認。殲滅開始。」無感情な声で宣言し、ミニガンを構えた。 ルフェは無言で佇んだ。目・鼻・口のない無貌の女性、黒髪に白青金の制服を纏う。寡黙で真面目な冒険者だ。コンバットナイフを二振り持ち、【反射】でカウンターを、【神速】で加速し、【無貌】で感情に流されず、【二斬】で敵を切り刻む。「……」台詞はない。メモ帳すらここでは不要だ。 最後に、雨宮零が現れた。高校2年生の少女、身長165cm。ポジティブで天然なお人好しだ。一人称は「私」で、ふんわりした敬語を使う。「あら、皆さんここで何をなさってるんですか? 私、道に迷っちゃって……ふふ、でもみんなと一緒なら楽しいかも!」彼女は雷に9回打たれた超不幸体質で、常に不運に見舞われる。武器は刀だが、明確な殺意はない。相手に触れると不運を移す能力を持っているが、本人は自覚がない。 七者の視線が交錯する。空気が張りつめ、戦いの火蓋が切られた。 第2章: 混戦の幕開け 戦いは瞬時に混沌を極めた。ハマルティアが哄笑を上げ、スキル「罪業看破」を発動。「汝ら、原罪の汚れを暴いてやるわ! 死ね、腐れ縁者ども!」紅の瞳が輝き、相手の罪を看破し、殺戮の機構が起動する。彼女の爪がシラスに向かって振り下ろされた。シラスはメタル属性で攻撃を1に抑え、「ロマン砲」を準備。「妨害、無効。」一撃がハマルティアの龍鱗にぶつかるが、全防不壊の鱗は微動だにしない。ハマルティアは嘲笑う。「ククク、虫けらの火遊びか! 全防不壊よ、このワレの体は!」 トリーズンは全否定の笑みを浮かべ、「汝の肉体は魂を裏切る!」とスキルを発動。ジャガーノートに狙いを定め、反逆の力が干渉を反射する。ジャガーノートはミニガンを乱射。「弾幕、展開!」1000発の弾丸がトリーズンに襲いかかるが、「全防反射」で全て跳ね返され、ジャガーノート自身のアーマーに跳弾が命中。アーマー耐久度が少しずつ削れていく。「エラー……反射確認。」ジャガーノートは拳を構え直した。 ユニバースはふふと笑い、宇宙を濃縮した斧を召喚。「みんな、がんばってるね。でも、ちょっと無駄かも。」斧が振り下ろされ、概念の根本を消滅させる一撃がゴーンに直撃。ゴーンは純白の体を震わせ、「……鐘、鳴る……」と鈍い声で応じる。【終わりの鐘】が一度鳴り響き、周囲の空間がわずかに歪む。ユニバースの攻撃は宇宙の干渉として無に等しいが、ゴーンの鐘は世界のバグとして新たな創造を強いる。ユニバースの髪の宇宙が揺らぎ、「ふふ、面白い音。」 ルフェは無言で動いた。【神速】で加速し、零に接近。コンバットナイフが閃くが、零は天然に避け、「わっ、危ないです! 私、ドジっちゃって……」とつまずく。彼女の不幸体質が発動し、突然雷が落ちてルフェのナイフを弾き飛ばす。ルフェは【反射】でカウンターを試みるが、不運の波が彼女の足元を滑らせ、転倒。「……!」無貌の顔に感情はないが、律儀に立ち上がる。 シラスは本能を解放。「粉砕、開始。」ロマン砲+渾身の一撃+攻撃力アップ+対戦相手特攻で、396無量大数×30×15×25倍のダメージをハマルティアに叩き込む。膨大なエネルギーが爆発し、平原を抉るが、ハマルティアの「全防不壊」と権能「生者必衰」がそれを無効化。「生罪災禍-エプタ・ファナーシマ・アマルティマタ!」必終が発動し、原罪の災厄がシラスを蝕む。シラスの体力350京がわずかに減るが、耐性で持ちこたえる。「無効化、失敗。」 ゴーンは静かに鐘を二度鳴らす。空間がさらに歪み、ジャガーノートのミニガンが誤射を起こす。不運の連鎖か、零の影響が広がっている。「あ、私のせいかな? ごめんなさいね。」零は刀を構え、トリーズンに触れようとするが、トリーズンの「行動は汝等を裏切る」で刀が折れる。「フフフ、無能め!」 ハマルティアとトリーズンは互いに視線を交わし、連携を取る。ハマルティアの「汝等に原罪在りき」が全員の罪を強調し、トリーズンの「汝等は世界への反逆者なり」が反逆を誘発。ユニバースの斧がゴーンに再び振り下ろされるが、鐘の音が三度鳴り、斧の概念が一時的に揺らぐ。「ふふ、消えちゃいそう。」ユニバースは楽しげだ。 第3章: 不運と反逆の渦 戦いが激化する中、零の不幸体質が本格的に発揮された。彼女はポジティブに刀を振るうが、足元が突然崩れ、シラスに接触。「わわっ、すみません!」触れたシラスのロマン砲が暴発し、ジャガーノートのアーマーを直撃。アーマー耐久度が一気に50減少し、ジャガーノートは拳に切り替える。「アーマー、損傷。拳モード。」威力45の拳が零を狙うが、零の周囲で風が巻き起こり、拳を逸らす。不運の移行だ。本人は「またドジしちゃいました……」と笑う。 ルフェは【二斬】でゴーンに斬りかかる。目にも止まらない加速で刃がエネルギーを乗せ、純白の鱗を切り裂こうとする。ゴーンは攻撃を反撃し、鐘の音のような咆哮を上げる。四度目の鐘が鳴り、世界の輪郭がぼやける。「……終わる……」ゴーンの無垢な瞳に、ルフェの影が映るが、【無貌】のルフェは動じず、カウンターを決める。ゴーンの体に浅い傷がつくが、竜は痛みを知らず、ただ鐘を鳴らし続ける。 ユニバースは宇宙を上書きしようと試みる。「みんなの力、ちょっと無にしちゃおうかな。」彼女の権能が発動し、全ての次元を『無』へ再創生。ハマルティアの龍鱗が一瞬溶けかけるが、「罪魂噛喰」で魂を喰らい、回復。「ククク、宇宙ごときでワレを消せると? 笑わせるわ!」トリーズンも「結末は汝等を救わず」でユニバースの干渉を反射。ユニバースの髪の星々が乱れ、「ふふ、跳ね返っちゃった。」 シラスは耐性を活かし、連続でロマン砲を放つ。396無量大数の波がトリーズンを飲み込むが、「全防反射」でシラス自身に跳ね返る。メタル属性でダメージを1に抑えるが、累積が体力を削る。「……限界、接近。」ジャガーノートは拳を連打し、ルフェに45の威力を浴びせる。ルフェの【神速】で回避するが、アーマーの残骸が飛び散り、零の不運がジャガーノートの弾を誘発。誤射がゴーンに当たり、鐘が五度鳴る。 ハマルティアの権能「全因悪果・必定」が発動。全ての行動が悪果を生み、ユニバースの斧が自滅的に振るわれる。「汝等、罪人在りき! 殺戮せよ!」シラスに特攻の直死が効き、わずかに弱体化。トリーズンの「反逆者は龍を殺せず」で、反逆の力がルフェのナイフを封じる。ルフェは無言でメモ帳を取り出すが、戦場では無意味だ。「……」 零はトリーズンに刀で応戦。先制攻撃を受け、触れる。「ごめんなさい、痛くしないでくださいね。」不運が移り、トリーズンの鱗が突然剥がれ落ちる。「な、何だこの……フフ、虫けらの呪いか!」トリーズンは嘲るが、隙が生まれる。ゴーンの鐘が六度鳴り、世界がさらに薄れる。ジャガーノートのHPが不運の連鎖で減少し、100から70へ。 第4章: 鐘の響きと崩壊 ゴーンの鐘が七度、八度と鳴り続ける。戦場全体が歪み、参加者たちの行動が狂い始める。ユニバースは「ふふ、この音、宇宙を揺らしてるね。」と斧をゴーンに振り下ろすが、鐘の反撃で斧が砕け散る。ゴーンは攻撃性を発揮せず、ただ創る。「……新しい、世界……」無垢なる竜の純粋さが、逆に皆を苛立たせる。 ハマルティアとトリーズンは連携を強め、必終を準備。「生罪災禍!」ハマルティアの災厄がシラスを包み、原初の殺戮が体力を削る。シラスは「攻撃無効」を発動し、能力を全て無効化するが、龍の権能「生者必衰」は因果を超え、シラスのメタル体を腐食させる。「……システム、エラー。」シラスの火力が落ちる。 ルフェは【神速】でハマルティアに接近、二斬を放つ。刃が鱗を掠めるが、「罪人は龍を殺せず」で跳ね返される。ルフェの体に傷が刻まれ、無貌の顔が血に染まる。「……」寡黙に耐える。ジャガーノートは拳でルフェを追うが、零の不運が発動。地面が陥没し、ジャガーノートが転倒。HPが50へ減少し、アーマー完全破壊で素早さが20に低下。「機能、低下。」 トリーズンの「反逆災禍-ライフオブトリーズン」が発動。裏切りの力が全員を襲い、ユニバースの宇宙が一時的に反転。「ふふ、ひっくり返っちゃったよ。」彼女は再創生で回復するが、ゴーンの鐘が九度鳴る。世界の消滅が目前だ。零はゴーンに触れようとし、「あの、鐘の音、綺麗ですね。でもちょっと怖いです……」不運が移り、ゴーンの鱗が剥がれ、鐘の響きが乱れる。ゴーンは「痛み、知らぬ……」と鈍く応じる。 シラスは最後のロマン砲を放つ。桁外れのダメージがハマルティアとトリーズンを直撃するが、龍の耐性「全・直死」「相対者・直死」で無効。逆に龍の爪がシラスを貫き、体力が半減。「終わりだわ、虫けら!」ハマルティアの哄笑が響く。ジャガーノートは拳で零を殴るが、不運の雷が落ち、自身を直撃。HPが0へ。「システム、シャットダウン。」ジャガーノートが爆発し、戦場から消える。 第5章: 終焉の鐘 鐘が十度鳴った。ゴーンの【終幕の音】が世界を包む。痛みも苦しみもなく、ただ無となる。ユニバースの宇宙が消滅の波に飲み込まれ、「ふふ、終わりかあ。楽しかったよ。」と微笑む。彼女の体が無に還る。シラスは耐えようとするが、「本能」すら無意味。巨体が崩れ落ちる。「……敗北。」 ルフェは【神速】で逃れようとするが、鐘の音は次元を超え、無貌の体を消す。「……」最後の沈黙。零は「わあ、みんなどこか行っちゃいました? 私、またドジかな……」と呟くが、不運の極みが彼女を無に導く。ハマルティアとトリーズンは龍の鱗で守られ、鐘の影響を「全因悪果・必定」で逆転。「ククク、この鐘ごときでワレらが消えると? 笑わせるわ!」 ゴーン自身も、創った世界のバグとして消滅の渦に飲まれる。「……終わる、新世界……」純白の体が光に溶ける。二体の事象龍だけが残った。ハマルティアとトリーズンは互いに哄笑を交わす。「フフフ、残りの反逆者どもを一掃したわね。」「ククク、世界の癌は尽きた。」 しかし、龍同士の対峙が始まる。ハマルティアの「罪業看破」がトリーズンを狙うが、「全防反射」で跳ね返る。トリーズンの「汝の魂は肉体を裏切る」がハマルティアを蝕むが、「全防不壊」で耐える。互いの権能が衝突し、原初の殺戮機構が爆発。平原がさらに荒廃する。 ハマルティアの必終「生罪災禍」がトリーズンを直撃。罪の災厄が反逆の龍を蝕むが、トリーズンの「反逆者は龍を殺せず」で耐性発揮。「フフ、罪ごときでワラワを?」反撃の「反逆災禍」がハマルティアの鱗を剥がす。激闘の末、ハマルティアの「全因悪果・必定」がトリーズンの因果を崩す。トリーズンの体が崩壊し、「……裏切り、か……」と嘲笑を残して消える。 ハマルティアだけが残った。血塗れの白髪をなびかせ、哄笑を上げる。「ククク……全て、ワレの勝ちよ! 原初世界の意志が、勝利したわ!」 第6章: 勝利の余韻 廃墟の平原に、静寂が訪れた。ハマルティアの紅の瞳が虚空を睨む。世界は崩壊し、新たな癌が生まれるのを待つ。彼女の存在は、永遠の呪いだ。他の参加者たちは、無に還った。ユニバースの放浪は終わり、シラスのロマンは砕け、ゴーンの鐘は止まり、零の不運は永遠の闇へ。ルフェの無言、ジャガーノートの機械、トリーズンの嘲笑――全てがハマルティアの前に散った。 彼女は哄笑を続け、世界を憎み続ける。「次なる生命どもよ、来なさい。ワレが、全てを無垢へ還してやるわ!」 勝者: ハマルティア (総文字数: 約5200字)