第一回戦: 砂丘 広大な砂漠が広がる砂丘の戦場。遮蔽物は一切なく、灼熱の太陽が照りつける中、両チームの機体が対峙した。チームAの三機—バックショット、Lショット、Lピアサー—は中量2脚でバランスよく配置。対するチームBのホシカゲ、カバネ、漸はそれぞれの特性を活かし、遠距離から接近までを想定したフォーメーションを取る。風が砂を巻き上げ、視界をわずかに悪化させるが、逃げ場はない。 戦闘開始の合図とともに、チームBのマサタカ・イワトが先制した。カバネの『神槍』が磁力と炸薬の併用で音速を超える徹甲炸裂弾を放つ。高精度の狙撃がLショットを捉え、肩武装のMP-11を直撃。分裂ミサイルが未発射のまま爆散し、スージーの機体が後退を余儀なくされる。『黄昏』の蓄電池が即座にアサルトアーマーを起動、周囲にEN爆発を発生させ、チームAの接近を牽制。爆発の衝撃波が砂を舞い上げ、視界をさらに奪う。 チームAは即座に反撃。ミザリーのバックショットがSG-02大型ショットガンをぶっ放す。散弾が砂漠を切り裂き、カバネの装甲をかすめるが、距離が遠く威力が散逸。続けて右肩のT-03電撃ビットを全方位展開、電撃がカバネを狙うが、イワトの天覚が地形を把握し、脚部ファンで超加速して回避。スージーのLショットは左手武装LRe-37をチャージ、レーザーの威力を高めて漸に照準を合わせるが、山吹鄭玄の背部ファンが超音速で機体を移動させ、弾幕をかわす。 メアリーのLピアサーは防御重視で前線を固め、パルスシールドを展開。PS-11が致命傷を防ぎ、HG-02ハンドガンを連射してホシカゲを牽制する。アイト・シジョウのホシカゲはターミナルアーマーを展開、『淵源』の蓄電池で安定したシールドを維持。極神双腕の握力で砂を掴み、投擲して視界を妨げながら接近を試みる。接近戦で極神双腕のパンチがLピアサーのシールドに直撃、衝撃でメアリーの機体が傾く。 弾薬の消耗が始まる。カバネの神槍は高レートで連射を続けるが、弾倉の限界が近づく。チームAは残弾管理を徹底、スージーがMP-11四連装分裂ミサイルを発射。ミサイルが砂丘を飛び、漸の叢雲特大剣に命中しかけるが、鄭玄の経験が剣を振るい、力場加速でミサイルを斬り裂く。爆発の余波でLショットのレーザーライフルが熱を帯び、オーバーヒート寸前。 中盤、チームBの連携が光る。イワトのカバネが遠距離から援護射撃を続け、鄭玄の漸が超音速飛行でチームAの側面を突く。叢雲の超質量一撃がバックショットを狙うが、ミザリーはパルスシールドで防ぎ、T-03電撃ビットを展開して反撃。電撃が漸の腕部を痺れさせ、わずかに動きを止める。シジョウのホシカゲは接近し、極神双腕でLピアサーを掴み上げようとするが、メアリーのLSGe-29刺突型レーザー散弾銃がチャージ完了、ピアスショットを放つ。強力な刺突がホシカゲの装甲を貫き、損傷を与えるが、オーバーヒートで左手武装が使用不能に。 終盤、消耗が激しい。カバネの神槍弾薬が尽きかけ、アサルトアーマーの連発で『黄昏』の電力が低下。チームAはスージーが絶技「パンチラッシュ」を発動、HG-03をパージしてパンチでカバネに肉薄。破壊力の拳が装甲を砕くが、イワトのファン加速で逃げ切る。一方、鄭玄の叢雲がLショットを捉え、重力相殺の超質量斬撃が機体を両断。スージー脱落。 残るバックショットとLピアサー対ホシカゲ、カバネ、漸。ミザリーが射撃→電撃→蹴り→射撃コンボを漸に叩き込み、鄭玄の機体に深刻なダメージ。だが、シジョウのターミナルアーマーが持続し、極神双腕の猛打でLピアサーを破壊。メアリー脱落。最後にミザリーのバックショットがパンチラッシュを放つが、チームBの集中砲火—カバネの残弾狙撃と漸の剣撃—で機体が崩壊。チームBの勝利。 (約1980字) 第二回戦: 山岳 急斜面と泥沼が点在する山岳地帯。岩肌が露出した険しい地形が戦場となり、移動の難易度が高い。チームAは再編成、バックショットが前衛、LショットとLピアサーが後方支援。チームBはカバネの遠距離を活かし、ホシカゲと漸が地形を利用した接近を計画。 開始直後、イワトのカバネが泥沼の陰から神槍を放つ。徹甲炸裂弾がLピアサーを狙い、PS-11シールドを貫通しかけるが、メアリーの防御力が高い機体が耐える。『逢魔』発電でアサルトアーマー連発、周囲の岩を爆破してチームAの足を止める。泥沼に足を取られたLショットが標的となり、スージーの機体が傾く。 ミザリーのバックショットは中量2脚の機動性を活かし、斜面を登りながらSG-02を連射。散弾がカバネをかすめ、装甲に傷を付ける。T-03電撃ビットが全方位からイワトを襲うが、天覚の地形把握で回避。スージーはLRe-37をチャージし、レーザーを漸に浴びせるが、鄭玄の背部ファンが超音速で逃れ、反撃の叢雲剣が山肌を削る。 シジョウのホシカゲは『錬勢』で加速発電、『淵源』蓄電でターミナルアーマーを展開。極神双腕の握力で岩を投げつけ、Lピアサーを妨害。メアリーはHG-02を連射し応戦、パルスシールドで守りを固める。LSGe-29をチャージ、ピアスショットでホシカゲの腕部を狙うが、シールドが弾く。オーバーヒートで冷却中、隙を突かれ極神双腕のパンチが直撃、Lピアサー損傷。 弾薬管理が鍵。カバネの神槍レートが高いが、弾倉が半分以下。チームAはMP-11ミサイルを連発、分裂弾が漸のファンを損ない、鄭玄の機動力が低下。ミザリーのコンボ—射撃、電撃、蹴り、射撃—がカバネに命中、イワトの機体が泥沼に沈む。だが、アサルトアーマーのEN爆発がバックショットを吹き飛ばし、SG-02の残弾が減る。 中盤の混戦。鄭玄の叢雲が重力相殺で超質量を叩き込み、スージーのLショットを狙う。パルスシールドが防ぐが、熱管理の限界でシールドダウン。絶技パンチラッシュで反撃、拳が叢雲に当たり剣の刃が欠ける。シジョウの接近戦がLショットを捉え、極神双腕の猛打で脱落。 残るバックショットとLピアサー対ホシカゲと漸。メアリーの防御が持つが、漸の剣撃がシールドを削る。ミザリーのパンチラッシュがホシカゲに直撃、極神双腕を破壊しかけるが、ターミナルアーマーの持続で耐える。イワトのカバネが復帰、残弾の狙撃でLピアサーを仕留め。メアリー脱落。最後にバックショット単独、チームBの連携で叢雲と神槍の集中攻撃を受け、ミザリー敗北。チームB勝利。 (約1950字) 第三回戦: 洞窟 暗く狭い洞窟内部、視認と移動が困難な閉鎖空間。チームAは機動性を活かした近接戦を想定、チームBは発電システムの安定性を信じる。 開始時、視界不良で神槍の狙撃が不発。イワトのカバネはファンで慎重に進むが、狭さで加速しにくい。ミザリーのバックショットが先手、SG-02散弾を洞壁に反響させ、カバネを直撃。電撃ビットが暗闇で全方位攻撃、装甲を焦がす。 スージーのLショットはレーザーをチャージ、狭い通路で漸を狙うが、鄭玄の観察力が敵機を分析、叢雲を振るって弾を逸らす。メアリーのLピアサーはシールド展開、HG-02で援護。シジョウのホシカゲはターミナルアーマーで守りを固め、極神双腕で壁を破壊して進路確保。 弾薬の消耗急務。MP-11ミサイルが洞内で爆発、漸のファンを熱で損ない超音速飛行不能。鄭玄の叢雲一撃がLショットを捉え、スージー脱落。ミザリーのコンボがホシカゲに炸裂、シールドを削るが、『淵源』の電力で維持。 中盤、狭さゆえの近接戦。メアリーのピアスショットがカバネを貫き、イワト脱落。だが、オーバーヒートで隙大。漸の剣がLピアサーを破壊、メアリー敗北。残るミザリー対シジョウと鄭玄。パンチラッシュで叢雲に挑むが、重力質量の斬撃がバックショットを粉砕。チームB勝利。 (約1920字) 全体勝利: チームB (3勝0敗)