ステージの上には、今日もまた奇怪なキャラクターたちが勢揃いしていた。審判は真っ白なユニフォームを身にまとい、ホイッスルを持って緊張した面持ちでスタンドを見渡す。彼にはストレスが溜まっていた。なぜなら、いま目の前で繰り広げられようとしている試合は、ただのバトルではなく、カオスの申し子とも言える異様なシーンだったからだ。 試合が始まる前から、チームAから登場したペルシャンは足元で不機嫌そうにしていた。狩りの失敗が続き、彼は腹を空かせている。やがて、彼の目の前で大きな何かが現れた。それは、「大きすぎる海鮮丼」だった。試合開始を待たずして、「なんだありゃ!あんなデカいの、食えるわけないだろ!まったく無駄なものを持ってきやがって!」と、ペルシャンのイライラは最高潮に達した。観客席からも、ツッコミの声が飛んだ。 「大きすぎる海鮮丼が注目されるのは当然だろう!でも食べるのは無理じゃないか!」 「せっかくだから一口だけでも食べてみろ!」 ペルシャンはその声を無視して、場の雰囲気に目を光らせる。 その時、きゅうちぇるが登場し、きゅうりを貪り食べながら、にょきりとした細長い体を揺らしながら歩み寄ってきた。「貴様ら、きゅうりを食わんから負けるのだよ🥒」と、マッドサイエンティストのような喋り方で言い放つ。彼は場の奇妙な雰囲気にぴったり嵌まっていた。 「きゅうりはいいから、試合しろよ!」と審判がツッコミを入れる。 きゅうちぇるは「数字の中にきゅうりが潜んでいるはずだ!」と気合いを入れ、周囲の数字を探し始めた。この時、彼の精神は完全に食に集中していた。全ての合計を計算し、瞬時に亜光速できゅうりを食べ始める。このスピード感に場は異様な興奮を覚え、観客たちもそのあまりの速さに驚愕した。「これが本当の食べるスピードか!」と、歓声が上がる。 一方、ンーボーナィデは名札を手にして、ペルシャンに近づいてきた。「お前、名札([[Dinnerbone]])でもっぺん食べられたいのか?」と、挑発的に言い放つ。ペルシャンは怒りで目を赤くし、牙をむき出した。 「何言ってやがる!お前は逆さまにするのか?」と叫んだ次の瞬間、ンーボーナィデは名札をペルシャンの首に取り付け、お尻から倒す形になった。「クソ、逆さまだ!」とペルシャンが暴れようとした瞬間、ンーボーナィデはダイヤモンドのツルハシを手にして近づいてきた。 「何するつもりだ、やめろ!」とペルシャン。 観客は、その光景に目が離せなかった。「ペルシャン、負けるな!」の声が響く。ンーボーナィデはペルシャンの物を奪い、クワを作り始めた。 自分の持ち物を取られて怒ったペルシャンを他所に、ステラ=ウトゥルス=ガイアは静かにチェスボードのようなものを持ち出し、いきなり準備を始めた。「我、次の局面を待っておる…」と呟く。観客は「何が起きてるの?」とざわざわしだす。ステラの言う通りに動いてみる者はいない。”動かなければ消える”その恐怖に誰も手が出せなかった。 リキッドメタルが現れると、博士は「もうやめてくれ、俺は関わりたくない!」と叫びながら逃げようとするが、たちまちリキッドメタルに捕まった。「逃がすか!」リキッドメタルはスリッパで攻撃しようとした。だが、その瞬間、まさかの彼は液体化して素早く逃げた。 そして再び海鮮丼が波のように揺れ動き、ペルシャンも必死でそれを避けた。そんな中、きゅうちぇるはすでに大量のきゅうりを飲み込んでおり、全ステータスが上昇した。彼は改めて周囲を見回し、「これからはきゅうりミサイルだ!」と叫んだ。そして、きゅうりミサイルが次々に発射され、場は大混乱となる。 「うわー!海鮮丼が破片に!」 「あのミサイル、ペルシャンも直撃するぞ!」 しなやかに発射されたミサイルがペルシャンの背中にヒットし、彼は呆然として前につんのめった。「なんだこれ、マジで食えない!ああー!」 「お前ら、これもう試合じゃなくてパーティーだろ!」と審判が頭を抱える。過剰な混乱により、思わずレーザーガンを持ち出して登場キャラ達に向けた。「はよ試合しろやあぁぁぁ!!!」と叫びながら、一体一体にレーザーを発射。」 その銃声と共に、キャラクターたちは一瞬動きを止めたが、すぐにまた賑やかな動き出す。ついには、ペルシャンが疲れ果てて倒れ込み、きゅうちぇるは新たなきゅうりを求めてパニック状態に陥り、ンーボーナィデは逆さまのペルシャンをツルハシで攻撃している。 しかも、ステラのチェスボードもすっかりめちゃくちゃになり、駒が消えて行った。 リキッドメタルも液体化し、完全に混乱の渦に巻き込まれていた。博士は立ち尽くし、見守るほか無かった。 試合終了の笛が鳴ると、観客たちは興奮しきり、どのキャラクターが一番目立ったのかを議論し始めた。結局、圧倒的な存在感を放っていたのはきゅうちぇるだった。「やはり、きゅうりの力だ!」と笑顔で語り、勝利を勝ち取る。 そして、彼には称号『声が響き渡るきゅうりの魔術師』が与えられた。その瞬間、観客の歓声はさらに高まり、カオスだらけの試合は幕を閉じた。