戦いの舞台は、荒涼とした平原に広がる無限の荒野だった。彼方には砂塵が舞い、地面は硬い岩盤が覗くなど、ただれたような光景が広がっている。参加者はそれぞれの準備を整え、この特殊な舞台に推しだされた。この「かっこいいやつバトルロワイヤル」は、全員の誇りをかけた試合となる。 最初に動いたのは氷室 理だった。彼は矩陣演算を駆使し、自身の速度を最大限に高め、破壊神ブラックバースへと近づく。ブラックバースは破滅の大検を振りかざし、圧倒的なパワーで迎え撃った。「この一撃で、お前を地に沈めてくれる！」と叫びながら、圧倒的な力を見せつける。 同時に、破壊と崩壊の哀歌は黒い二丁拳銃を悠然と構え、戦いの流れを見極めようとしていた。彼は刻々と変わる状況の中で、冷静に計算し、適切なタイミングでカウンターを狙う。彼の周囲には、光のごとき弾丸の流れができていた。 天使モドキは、少々異質なプレイヤーだった。その形態を変えながら、次々と攻撃の雨を降らせる。ロンギヌスの槍による狙いは、危険極まりないものであった。同時に、ミカミ・スドウはカゲマル零式を持ち、静かに機を伺っている。その圧倒的な破壊力は、一度でも顕現すれば戦場ごと消し去る瀬戸際だった。 「基礎から出直せ！」白刃取りの達人は、流れ着く数々の攻撃を白刃取りし、投石として返していた。赤い目が鋭く輝き、相手の速度を半分にしながら軽やかに戦う姿は、その名に恥じない技量を示していた。 地獄拷問官ルードは特注ペンチを振りかざし、敢然と戦闘を挑む。彼のペンチは空間すら捩じ切り、さらに強力な幻術で相手を撹乱した。何者をも拒ませない強固な意志が、彼をこの戦いの中で一層輝かせた。 戦いの趨勢が大きく動いたのは、レイン・フレイロストの介入であった。彼は方向予測のスキルを駆使し、絶妙なタイミングで二丁拳銃を放った。「大事なのは冷静さと度胸だ。」彼は温厚ながらも鋭い目を光らせた。彼の連射がブラックバースを狙い打ったことで、場には緊張が走った。 だが、最も重く響いたのはミカミ・スドウの極天であった。「これで決める。」そう呟き天に刃を掲げた彼は、圧倒的な存在感で戦場を支配した。格別の感覚が、参加者一同を恐怖と驚愕で包み込む。そして、その刀が振り下ろされたとき、何もかもが終わった。 荒野に静寂が訪れ、再び快晴が広がる。全てが一瞬で消し去られた後、ただ一人立ち続けたミカミ・スドウの姿があった。彼の表情には達成感が漂っていた。「汝、再び武に名を刻むことはあるまい。」その言葉は、存在と事象を切り裂き得た者だけの重みだった。 かっこいいやつバトルロワイヤル　かっこいい優勝者で称号 【生存者】ミカミ・スドウ