参加者1: 水槽管理人 スキル: 独立空間水族館 - 独立空間水族館を生成し、入るには物体に入口を作り、水族館はガラス板が空間を二つに分け、片方は水で満たされ片方は水が無い。 - 排水溝を設置でき、排水溝の穴は長さ・枝分かれは自由。 - 術者が近く居ないと穴の延長、入口の追加・消去は不可。 - 穴は入口が無いと消滅し、穴の中の物は元の入口地点に転送する。 - 水槽の水に触れるとダイバースーツと銛として纏え、スーツは衝撃軽減するが水中外では水に戻り、銛は水中外でも5秒は保ち、刺せる。 参加者2: 兵器レンジ スキル: 電子レンジ爆弾 - 自身の腹部についている電子レンジに卵を入れ、チンする事でエネルギーを生み出し扉を開けることで爆発として放つことができる。 - 卵を入れれば入れるほど威力は増すが一つ入れてチンするだけでも木をへし折るほど威力を持つ。 - 電子レンジに詰めれて自爆しない最大容量は100個。 - 扉には小窓がついており、ただ扉を開けて前方を爆破するだけではなく小窓だけを開けて範囲は劣るが射程の長いビームを放つこともできる。 戦闘の様子 荒涼とした廃墟の闘技場に、二人の異形の戦士が対峙していた。一方は「水槽管理人」、その体躯は水の精霊のように揺らめき、青みがかった皮膚が不気味に輝いている。もう一方は「兵器レンジ」、人間のシルエットに巨大な電子レンジが腹部に埋め込まれたグロテスクな姿で、レンジの扉が微かに蒸気を漏らしていた。互いの視線が交錯する瞬間、空気が張りつめ、戦いの火蓋が切られた。 水槽管理人は即座に動き、地面に拳を叩きつけた。すると、土埃が舞う中、直径1メートルの円形の入口がぱくりと開く。独立空間水族館の生成だ。彼は素早くその入口に飛び込み、内部のガラス板で隔てられた空間へ。片側は透明な水で満たされ、もう片側は空気のみ。管理人は水側に身を沈め、水に触れた瞬間、体がダイバースーツに覆われ、手には鋭い銛が握られていた。「これで俺の領域だ。お前のような火遊び野郎が入り込めるものか!」心の中で哄笑し、彼は排水溝を設置。穴を無数に枝分かれさせ、闘技場の地面下に網目状に広げていく。術者が近くにいる限り、穴は延長可能。兵器レンジの足元に狙いを定め、穴を這わせる。 対する兵器レンジは腹部のレンジをガチャリと開け、虚空から卵を次々と取り出す。1個、2個…瞬く間に10個を詰め込み、チン! 電子音が響き、レンジ内部で凄まじいエネルギーが蓄積される。「ふん、水遊びか。俺の熱で蒸発させてやるよ!」彼の心臓は興奮で高鳴っていた。このレンジは彼の命そのもの。幼き頃に取り込まれた呪いの装置が、今や最強の兵器。最大100個まで耐えうるが、自爆のリスクを承知で、まずは小窓を開放。ビームモードだ。青白い光線が一直線に放たれ、水槽管理人の入口を狙う。ズガァン! 入口付近の地面が焦げ、蒸気が上がるが、管理人は既に内部で身を潜め、無傷。 管理人は反撃。排水溝の穴を兵器レンジの足元に集中させ、突然地面が陥没。レンジの足が穴に滑り込み、引きずり込まれそうになる。「くそっ、なんだこの穴!?」レンジはバランスを崩すが、腹部のレンジ扉を全開にし、10個卵の爆発を放出。ドカァァン! 爆風が穴を吹き飛ばし、土煙が視界を覆う。穴は入口が塞がれかけたが、管理人が近くにいるため即座に再生。穴内の土は元の入口地点へ転送され、レンジの周囲に降り注ぐ。「効かねえ! もっと本気で行くぜ!」管理人は水中でスーツの衝撃軽減を活かし、銛を構えつつ新たな入口を生成。今度はレンジの真横の空気中に小型入口を作り、水を噴出させて視界を奪う。 レンジは卵を20個追加、チン! 熱気が彼の体を包む。痛みすら快楽に変わる。「熱い…これが俺の力だ!」小窓ビームを連射、水の噴出を蒸発させる。シュウウ! 水蒸気が闘技場を霧に変えるが、管理人は水槽内で冷静。ガラス板越しにレンジを観察し、排水溝の枝をレンジの足裏へ。穴が足を絡め取り、動きを封じる。レンジは焦り、レンジ容量を50個へ。限界近くまで卵を詰め、チン! 内部が悲鳴を上げそうな振動。「自爆寸前…だが勝つ!」全扉開放、巨大爆発を放つ。ゴオオオオン! 爆風が水槽入口を直撃、ガラス板に亀裂が入る。管理人はスーツで衝撃を軽減するが、水槽空間が揺らぎ、水が溢れ出す。 「今だ!」管理人は水槽から飛び出し、水外で5秒限定の銛を振るう。水中外でも保つ銛がレンジの肩を貫く。ザクッ! 血しぶきが飛び、レンジは苦痛に顔を歪める。「ぐあっ…鋭いな、この銛!」しかし爆発の余波で管理人も吹き飛び、ダイバースーツが水に戻る。無防備になった管理人に、レンジは小窓ビームを至近距離で叩き込む。ジジジ! 管理人の胸に焦げ跡が残り、痛みが走る。「熱っ…こいつの卵爆弾、侮れねえ!」二人は互いに息を荒げ、全力を尽くす。管理人は新入口を生成し、水槽内にレンジを引きずり込もうとする。穴の網で足を絡め、強引に。 レンジは抵抗し、卵70個チン! レンジが赤熱し、自爆警告のブザーが鳴る。「くそ、限界か…だが一発逆転だ!」全開爆発を水槽入口へ。内部の水が沸騰、ガラス板が粉砕! 水が噴火のように溢れ、管理人を飲み込む。管理人はスーツを再形成するが、熱で苦しむ。「熱すぎる…水が蒸発しちまう!」しかしここで逆襲。排水溝の穴をレンジの腹部レンジ内部へ枝分かれ侵入させ、卵を穴に転送。卵がレンジ内で暴発寸前! レンジはパニック。「俺のレンジ内に穴だと!? 止まれ、爆発するな!」容量オーバーでレンジが膨張。 管理人は最後の力を振り絞り、銛でレンジの腕を刺し、引き寄せる。「終わりだ!」レンジは自爆を覚悟し、100個満載の最終爆発を試みるが、穴転送で卵の半分が失われ、不完全燃焼。爆風は自身をも巻き、腹部レンジが大破。ズドドン! レンジは膝をつき、動けなくなる。「…参った。完敗だぜ。」管理人は銛を構えたまま立ち、息を切らす。勝利の汗が滴る。「お前の爆発、俺の水槽を煮えたぎらせやがった。死ぬかと思ったぜ。」 二人は互いに視線を交わし、武器を下ろす。水槽管理人が先に口を開く。「兵器レンジ、お前の卵爆弾は凄まじかった。あの熱量、俺の水族館を一瞬でサウナに変えちまった。ビームの精度も半端ねえ。最大容量100個の根性、尊敬するよ。本当に全力を感じたぜ。」兵器レンジは苦笑し、破れたレンジを撫でる。「はは、水槽管理人。お前の独立空間と排水溝のトリック、完璧だった。あの穴の転送で俺の卵を根こそぎ持ってかれた時は肝が冷えた。水スーツと銛のコンボも鮮やかだ。水中戦の鬼だな。俺の爆発をしのいだ耐久力、脱帽だ。全力をぶつけ合えて光栄だったぜ。またやろうな。」 こうして、水槽管理人の勝利で戦いは幕を閉じた。二人は互いの強さを認め、闘技場に響く笑い声を残して去っていった。