砂海の真っ只中、視界を遮る砂嵐が吹き荒れる。細かい砂が肌に刺さり、呼吸もままならない。この過酷な状況の中、ザシアン(剣の王)と機体「鉄塊」Ts-04BBrsは、無慈悲に砂の中を蠢くSS-HO-08に立ち向かう。 「行くよ、ザシアン!あいつを叩きのめさないと!」ティは目をギュッと引き締め、意気込みを込めて叫んだ。ザシアンも咥えた巨大な剣を高く掲げ、砂嵐の中でその存在感を見せつける。 SS-HO-08の動きは加速する。超高速で砂の中を掘り進み、今やその姿すらも確認できない。ティは位置取りをしながら、周囲の砂が脈動するのを見た。「来るよ!」 突如、SS-HO-08が浮上し、ドリルのような頭部がティの機体に向かって突進してくる。ティは冷静に大型複合盾を展開し、内蔵機関砲で反撃を試みる。 「こっちのペースにさせるか!」内蔵機関砲が火を噴く。高い連射速度で砂嵐の中、砂粒と共にSS-HO-08へ弾が飛ぶ。しかし、この攻撃はダメージを与えるどころか、その硬い外殻に弾かれてしまう。 「無駄だ!あいつの防御力は100だ!」ザシアンもまた、全力で真正面から挑まなければならない。攻撃力を1.5倍に引き上げる不撓の剣の効果が発動し、ザシアンは剣の舞を使って攻撃力を2倍に引き上げる。 「今のうちだ!巨獣斬!」ザシアンが巨大な剣を振りかざし、一瞬の静寂を切り裂くようにして、目の前のSS-HO-08に向かって斬りかかる。その刃は砂を切り裂き、鋼と堅牢な外殻に当たる。 成功の兆しが見えたが、反撃が飛び出す。SS-HO-08は胴体から高圧蒸気を吹き上げ、特殊な攻撃を行った。高圧蒸気がザシアンを包み込み、一時視界を失わせる。 「くそ!視界が!」ティの叫び声が砂嵐をかき消す。ザシアンは一瞬の隙を突くために、草分けを使用。素早さが1.5倍に上昇し、瞬時に撤退する。 「すぐに動くんだ、ザシアン!」ティが叫ぶ。ザシアンはすぐさま移動を開始する。猛スピードで近づいてきたSS-HO-08をかわす。再び、SS-HO-08は突進。今度こそ、ドリルをひらめかせて直撃を狙う。 「インファイト!」ティはこの瞬間を見逃さず、ザシアンが生み出した隙間に飛び込んで、思い切りのラッシュを叩き込む。強力な一撃がSS-HO-08の外殻を叩く。SS-HO-08の防御力は堅固だが、ティとザシアンの連携が奏功し、一部ダメージが通った。 続いて、これに続けてザシアンが巨獣斬を再度放つ。巨大な剣がSS-HO-08に叩きつけられ、炸裂音が鳴り響く。「やった!あの一撃でお前にトドメを!」しかし、SS-HO-08は怯むことなく、反撃の足音を響かせる。 砂嵐が再び強さを増し、進行方向が全く見えない。ティは焦燥感を禁じ得ず、SS-HO-08の再攻撃を避けることに専念した。だが、その暗闇の中で一つの閃光が目に入る。AMBモードの発動を決意し、全力で駆け出した。 「ザシアン、行け!轟激だ!」機体はリミッターを解除し、夢中でAMBを振りかざす。その動きに合わせ、ザシアンもドリルのような突進攻撃でついにSS-HO-08を捉えた。 「今だー!」全力の一撃がSS-HO-08に叩き込まれる。巨大な切り裂き傷が体表を走り、隙間から内部機構が見て取れるほどのダメージを負わせた。砂嵐の中でSS-HO-08は一瞬静止し、ゆっくりと後退。 しかし、時間は容赦なく流れる。残り時間は刻一刻と迫り、参加者は撤退を余儀なくされる。ティは思わず大きな声をあげる。「これで終わりかぁ…まだまだやりたかったのに!」 結局、SS-HO-08に与えた合計ダメージは「4800万」、ダメージランキングは次の通り。 1. ザシアン(合計ダメージ4300万) 2. 鉄塊 Ts-04BBrs(合計ダメージ500万) 砂嵐の中、強敵に立ち向かい、彼らは撤退した。この戦いは彼らにとって決して無駄ではなかった。次の戦いに向けて、彼らは再び力を蓄え始めるのだった。