この壮大な舞台に、チームAの【最高権力神】純神と、チームBの破壊と崩壊の哀歌が対峙した。 試合が始まるや否や、純神のスキル「純神の御尊顔」が発動され、その圧倒的な存在感で会場の雰囲気は瞬時に変わった。しかし、破壊と崩壊の哀歌はその目でまっすぐに純神を見据えている。哀歌は、相手の神がかりなオーラに気圧されることは無かった。 破壊と崩壊の哀歌はその特殊なスーツに身を包み、二丁拳銃を手慣れた様子で備えている。純神はその高貴な姿勢を崩すことなく、静かに言葉を放った。「これは終わりだ…」その声に含まれた力を警戒し、破壊と崩壊の哀歌は心の内で自身の反射神経と防衛能力を信じた。 お互いの間で静寂が訪れ、それはまるで時間が停止したかのようだった。しかしその瞬間、純神のもうひとつのスキル「削除」が発動する。それは、彼の眼差しひとつで相手を消滅させるという、途方もない権利の発動であった。 だが、破壊と崩壊の哀歌はそこにも彼の力強い防御を持って臨む。「削除」が発動しようとしたその瞬間、破壊と崩壊の哀歌のスーツが全てを吸収し、反射的にそのエネルギーを無効化し始めた。哀歌の二丁拳銃のひとつが純神の方向を向いたが、発砲することはなかった。彼には戦いではなく、何かもっと大きな真実を見ようとする意志があったからだ。 純神は厳かに笑みを浮かべ、スキル「与える者」が発動し、再び世界は彼の理の下に置かれた。しかし、この場は未だ決着がつかない。破壊と崩壊の哀歌は、純神に対し一言「あなたが与える者ならば、私は終わりを見る者だ」と告げた。 その言葉は純神に意外な興味を呼び起こしたのか、しばしの間が生まれた。どれほどの力を持とうと、真の崩壊を目撃し続ける存在の意志は揺るがない、そんな二人の対立が繰り広げられた。 しかし、権利に縛られない者など存在せず、「不敬罪」の権威が瞬時に顕現し、破壊と崩壊の哀歌のみならず、その場の存在すべてを消し去った。試合は、徹底した権利の行使によって決着を見た。 Winner: A