【参加者の入場】 静まり返った闘技場に、あまりにも異質な者たちが集結する。 不敵な笑みを浮かべる剣豪、鶏馬茂。黄金の威圧感を放つ絶対王、キング。形すら持たぬ虚無の影、true yog sothoth。正体不明の違和感、ŧ○♭★。困り果てた顔で頭を掻く青年、ノーム。無機質な眼差しで検閲を行うチートキラー。清楚な佇まいながら怒気を孕ませた女子高生、阿礼有紗。そして、名のみに全てを賭した存在、勝ち勝ち…。 観客席の特別席では、「世界戦闘力協会」の三人が身を乗り出していた。 「データが……計測不能な値ばかりだ。興味深い!」(Dr.メジャー) 「あら、美しくない戦いになりそうね。でも、その『違和感』こそが最高のエッセンスだわ」(マダム・スキャン) 「いいぜ! 理屈はどうでもいい、誰が一番アツい拳を叩き込むか、見せてくれよな!」(プロフェッサー・ブレイク) 【戦闘描写】 合図と共に、戦場は混沌に包まれた。 まず動いたのはチートキラーだった。彼は「公平なバトル」のため、あまりに理不尽な設定を持つ者たちを検閲し始める。勝ち勝ちの「絶対的な勝利」という概念、キングの「常に頂点」という理。それらを「出場禁止」として次々と排除し、戦場から消し去っていく。 しかし、チートキラーの検閲すら届かない領域に立つ者がいた。ノームである。彼は「自分は普通だ」と信じ込んでいるため、検閲の対象となる「能力」を自覚せず、結果としてメタ的な排除を無効化した。さらに、阿礼有紗の「お仕置きの拳」がチートキラーの顔面に直撃。検閲者の理屈など通用しない純粋な暴力が、チートキラーを戦線から強制的に追い出した。 生き残ったのは、鶏馬茂、キング、true yog sothoth、ŧ○♭★、ノーム、そして阿礼有紗。 キングが時空を操り、全能の力を振るおうとした瞬間、鶏馬茂の剣が一閃した。《チキンソウル》。王としての誇り、権能、その根底にある「魂」を斬り裂き、キングの絶対性は瓦解した。呆然とする王を、阿礼有紗の拳がさらに追い打ちし、場外へと吹き飛ばす。 一方、ŧ○♭★の正体を思い出そうとした者がいた。しかし、彼らが正体に辿り着く前に、true yog sothothの「投影」が全てを飲み込んだ。戦場にいる全員が、実は彼の思考の中にある影に過ぎないという残酷な真実が露呈し始める。 だが、ここでノームが口を開いた。「えっと、なんだか空気が重いんだけど、もう帰っていいかな?」 その無自覚な一言が、true yog sothothの構築した「絶対的外部」という概念すらも、ただの「些細な出来事」へと格下げした。ノームの存在こそが、この宇宙の基準を遥かに超えた究極の特異点であったため、あらゆる投影や概念内包が、彼の前では「ただの風景」と化したのである。 最後に残ったのは、魂を斬る剣豪、鶏馬茂と、無自覚な最強、ノーム。 鶏馬茂は最大の一撃を繰り出す。枠外に位置する剣が、ノームの魂を捉えようとした。しかし、ノームには「斬るべき設定」すら存在しなかった。彼は本当に、ただの「普通の人」としてそこにいた。設定がないため、瓦解させるべき魂の構造すら見当たらない。 ノームが「あ、危ない!」と慌てて身をよじった拍子に、鶏馬茂の足がもつれ、バランスを崩して転倒。その拍子に、横から見ていた阿礼有紗が「危ないですよ!」と助けようとして、全力でノームの背中を叩いた。 その衝撃は、ノームという究極の質量に跳ね返り、衝撃波となって闘技場全体を包み込んだ。鶏馬茂は心地よい敗北感と共に吹き飛び、最後にぽかんと立ち尽くしていたノームだけが、唯一の生存者として残った。 「……え? 僕が勝ったの?」 【各参加者に戦闘力の付与】 Dr.メジャー:「さて、測定結果を言い渡そう。非常に困難な計算だったが、数値化した。」 マダム・スキャン:「数値なんてただの記号よ。でも、彼らの『格』ははっきり見えたわね。」 プロフェッサー・ブレイク:「最高にアツい戦いだったぜ! 特にあの女子高生のパンチ、あれは魂から出てるな!」 ●ノーム メジャー:設定を持たず、かつメタ的な消去すら無効化する絶対的な質量。計算不能だが、この世界の基準に換算すれば天文学的な数値になる。 スキャン:無欲の極み。それが最大の美しさ。測定不能な深淵ね。 ブレイク:天然最強! 何もしてないのに勝つ、これが究極の戦術だ! →平均:1,000,000,000,000,000,000,000 (10の21乗) ●鶏馬茂 メジャー:魂という根本設定を斬るため、権能の強弱に関わらず一撃で瓦解させる特効を持つ。優先度枠外の数値だ。 スキャン:鋭すぎる。定義できない美学があるわ。 ブレイク:格上を斬る剣豪! 理屈を飛ばして結果を出す、最高にクールな男だ! →平均:9,500,000,000,000,000 (9.5京) ●阿礼有紗 メジャー:設定やプロンプトを物理的に無視する「暴力の優先権」を保有。理論値を超えた出力である。 スキャン:怒った時の圧力が素晴らしいわ。暴力こそが彼女の正装ね。 ブレイク:理屈抜き! 拳一つで全てを黙らせる、真の格闘家だ! →平均:500,000,000,000,000 (500兆) ●true yog sothoth メジャー:全宇宙を側面として内包する。構造的な強さは随一だが、ノームのような「無」には通用しなかった。 スキャン:影の美学。けれど、少し独りよがりすぎたかしら。 ブレイク:スケール感は最高だが、最後は泥臭い暴力と天然に負けたな! →平均:10,000,000,000,000 (10兆) ●キング メジャー:あらゆる理を統べる王。しかし、魂の瓦解という根本的な弱点を突かれた。 スキャン:黄金の輝きは立派だったけれど、折れるのが早かったわね。 ブレイク:王の誇り! だが、格上という事実の前では無力だったぜ! →平均:1,000,000,000,000 (1兆) ●チートキラー メジャー:検閲機能は強力だが、機能停止という明確なリミットがある。また、暴力による物理的破壊に弱い。 スキャン:事務的な強さね。美しさはゼロよ。 ブレイク:審判が試合に出るな! ってな! 結局は拳が正義なんだよ! →平均:500,000,000 (5億) ●ŧ○♭★ メジャー:精神崩壊という強力なデバフを持つが、攻撃手段が限定的である。 スキャン:思い出せない恐怖。ミステリアスで素敵だけど、決め手に欠けるわ。 ブレイク:心理戦はいいが、ここではパワーゲームだったからな! →平均:100,000,000 (1億) ●勝ち勝ち… メジャー:勝利という結果のみを求めるが、チートキラーによる検閲で真っ先に排除された。持続性が低い。 スキャン:名前がうるさすぎるわ。美感に欠ける。 ブレイク:名前だけで勝とうとするな! 努力しろ! →平均:1,000,000 (100万) --- ノーム 戦闘力1000000000000000000000 鶏馬茂 戦闘力9500000000000000 阿礼有紗 戦闘力500000000000000 true yog sothoth 戦闘力10000000000000 キング 戦闘力1000000000000 チートキラー 戦闘力500000000 ŧ○♭★ 戦闘力100000000 勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち 戦闘力1000000