ログイン

吾輩は猫である🐈‍⬛ ͗

Created by アリクイ
ルール
吾輩は猫である🐈‍⬛ ͗
非戦闘
非戦闘の日常モノです 猫の視点から物語が展開されます チームAが猫になります チームBが飼い主になります 追記:2026年9月10日 ㊗️100回記念
  • チーム戦
  • チーム数: 2
  • 参加可能人数制限: 2
  • 複数キャラOK
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する
GEMMA4_31B

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

[]の中の言葉は使うな ※猫は能力を持たない ※BチームのキャラはAチームのキャラをただの猫だと思っている

チーム A

名前: 【雨天雨傘少女】七竈 雫(ななかまど しずく)
雫
雨にはしゃぎ喜ぶ: 年相応のちびな女の子。白銀髪ショートボブ
ファンシーな水玉: レインコートを着用。明るく純粋で天真爛漫
海秋という黒長髪: ダウナー系ギャルの姉を持ちいつも身なりを
整えて貰っている: 。極度のお姉ちゃんっ子で甘えんぼ。飴とア
イスが大好きで食: べると精神全快。本気を出すと全能力9乗に
攻撃力: 41
防御力: 5
魔力: 15
魔法防御力: 5
素早さ: 34
【雨】物質や概念を何でも降らせる事ができる。例えば刃やビル、恒星や宇宙、因果や死の概念すらも降らせられる 【合羽】雫が自分や味方に着せる絶対防御の可愛い合羽。着用者は天候や【雨】【可愛い傘】の悪影響を受けない 【可愛い傘】重力や【雨】の向きを石突から柄に向かう方向に変える、雫の意の儘に動く傘。物質や概念を何でも弾き好きな方向に飛ばせる 【飴】【合羽】着用者にのみ完全回復と全能力バフを与える恵みの飴

チーム B

黒長髪でトレーナ: ーからそのまま生脚という装いの現代ギャル
ダウナー系で面倒: 臭がり。情欲が強くその湿度も高い。「犬」
好き。根本の性格: は明るく雷の能力を使う時だけテンション爆
上がり。最愛の妹: がいる。趣味はSNSと動画。配信やダンス
動画を投稿、大胆: な服装も手伝いフォロワーは多い。一人称私
攻撃力: 35
防御力: 10
魔力: 5
魔法防御力: 10
素早さ: 40
【暗雲】自分と味方には強力な防壁となりかつデバフを弾き、敵には痺れダメージと強烈なデバフを与える雷雲を展開 【雷鎖】電撃鎖で拘束。敵と唇を重ねる事で体内に鎖を埋込み心臓等を縛り、全身を支配する事も可能 【雷鳴】暗雲を吸収し超高圧電流を纏い、全能力を3乗にアゲる 【エクレアクラッシュ】雷の速度を乗せた、守りを貫く必殺の蹴撃で上空から踏みつける。そのまま足でぐりぐりして甘く痺れる追撃をし最後に踏み抜く
ライセンス表記
初めてのグループバトル用キャラにして、通常対戦用キャラのコンバート。慣れたら色々やりたいな。 通常Ver. https://ai-battler.com/battle/2d99bff1-4994-499e-acfb-8b4b2c5f504a

序章:銀色の迷い猫と、気だるい救い手 意識が浮上したとき、最初に感じたのは、不快なほどに湿った冷気だった。 頬に触れるのは、冷たく硬いコンクリートの感触。鼻を突くのは、古びた雨樋から漏れ出した泥水と、錆びた鉄の匂い。雫は、自分がどこにいるのか、そしてなぜこんなに視界が低いのかを理解できずにいた。 「……にゃあ?」 口から出たのは、聞き慣れた自分の声ではなかった。高く、細く、どこか情けない鳴き声。驚いて自分の手を見ようとしたが、視界に入ってきたのは、雪のように真っ白な、小さな、毛むくじゃらの前足だった。 パニックに陥った。指先で飴を舐めることも、お気に入りの水玉模様のレインコートに身を包むこともできない。ただ、白銀の毛皮を纏った小さな動物としての肉体に閉じ込められていた。絶望と孤独感に襲われ、雫は冷たい地面に身を縮めた。雨が降り始めていた。普段なら大喜びで跳ね回るはずの雨が、今はただ、小さな身体を凍えさせる冷酷な雫となって降り注ぐ。 「にゃあああ! にゃあーっ!」 助けて。お姉ちゃん。どこにいるの。誰か、私を見つけて。 どれほどの時間が経過しただろうか。絶望的な寒さと空腹に耐え、意識が朦朧とし始めた頃。上空から、低くて気だるい、けれど聞き覚えのある温度を持った声が降り注いだ。 「……うわ、マジでいた。こんなところで何してんの、ちっちゃい奴」 視界を遮っていた雨のカーテンが開き、一人の女性が覗き込んでいた。黒い長い髪が雨に濡れて肌に張り付き、気だるげな瞳が自分を見つめている。短いトレーナーからそのまま伸びた生脚が、泥跳ねを気にすることなく地面に踏み出していた。 海秋だった。最愛の、大好きなお姉ちゃんだった。 雫は本能的に、激しく鳴いて彼女の足元に飛びついた。もはや言葉は出ない。けれど、この温もりに縋りたいという欲求だけは、人間だった時よりも鋭く突き刺さっていた。海秋は「げっ」と小さく声を上げたが、その表情には隠しきれない慈しみがあった。彼女は犬が好きだったが、目の前の、震えて泣き叫ぶ白銀の塊に、抗えない何かを感じたようだった。 「……しゃーない。拾ってくわ。家、雨漏りしてないし」 大きな手が、雫の小さな身体を包み込む。タオルに巻かれ、腕の中に抱き上げられた瞬間、雫は深い安堵に包まれた。人間としての記憶はあっても、今はただ、この腕の中が世界のすべてだった。 海秋の部屋に連れて行かれ、温かいお湯で洗われ、ふわふわのタオルで拭かれた後、彼女は雫の額を指で軽く弾きながら、ふっと口角を上げた。 「あんた、髪っていうか毛が真っ白だし、雨の中で拾ったし……『シズク』でいいか。いい名前じゃん」 皮肉なことに、それは自分の名前だった。けれど、今の自分はただの猫である。海秋はそれを知らない。自分が最愛の妹であることを知らずに、ただの「可愛いペット」として接してくれる。 雫は喉をゴロゴロと鳴らし、海秋の膝の上に顔を埋めた。悲しいけれど、心地いい。このまま、ずっとここにいたいと思った。 第一章:気だるい午後の、甘い誘惑 猫としての生活に慣れるのに、時間はかからなかった。むしろ、人間だった頃よりもずっと効率的に「甘える」術を身につけたと言ってもいい。 海秋の日常は、驚くほど緩やかで、そして適度に乱雑だった。彼女は基本的に面倒くさがりだ。部屋の中には脱ぎ捨てられた服が点在し、机の上には飲みかけの energy drink と、スマートフォンが常に鎮座している。しかし、その乱雑さこそが、雫にとっては最高の遊び場だった。 ある日の午後。外はうっすらと日が差していたが、室内は海秋が好む薄暗い湿度に包まれていた。海秋はソファに深く沈み込み、スマートフォンでダンス動画の編集に没頭していた。長い指が画面を素早く弾き、時折、不満げに唇を尖らせる。 (お姉ちゃん、また難しい顔してる) 雫は、わざと海秋の太ももの上に、どさりと飛び乗った。もふもふとした腹の毛が、彼女の生脚に触れる。 「ちょっ、シズク! 今いいところなんだけどー」 口では文句を言いながらも、海秋の手はすでに雫の耳の後ろを心地よく掻いていた。雫は目を細め、快感に身を任せる。人間だった頃、海秋に身なりを整えてもらっていた時の、あの安心感と同じだ。もしかすると、猫になったことで、より純粋にその愛情を享受できるようになったのかもしれない。 ふと、海秋が立ち上がった。目的はキッチンにある冷蔵庫だ。雫は敏感に反応して、彼女の足元をちょこまかと走り回る。お願い、あれを。あの甘いものを。 海秋が冷蔵庫から取り出したのは、小さなカップに入ったバニラアイスだった。彼女はそれをスプーンで掬い、自分の口に運ぼうとする。が、その瞬間、雫は全力で海秋の足首にすり寄った。情熱的な、そして切実なアピールである。 「なに? 食べたいの? ダメだよ、猫にアイスなんて。お腹壊すし」 冷酷な宣告。しかし、雫は諦めない。前脚を伸ばし、彼女の裾を軽く引っ張る。潤んだ瞳で、じっと見上げる。この「必殺の甘え顔」は、人間だった頃から海秋にだけは通用した技だった。 「……はぁ。ほんっと、甘えん坊なんだから」 海秋は呆れたように溜息をついたが、結局、ほんの少しだけ――本当に、舌先が触れる程度の量を、スプーンから分けてくれた。冷たくて、濃厚な甘みが口いっぱいに広がる。精神が全快する感覚。至福のひとときだった。 「もー、本当に似てるよね。誰に似たんだろうなー」 海秋が独り言のように呟き、雫の頭を撫でる。彼女が想っているのは、きっと人間としての「雫」のことだろう。自分が目の前の猫であることに気づかぬまま、彼女は失った妹の面影を、この白い毛並りに重ねている。 胸が締め付けられる。けれど、同時に得も言われぬ幸福感があった。名前を呼ばれ、愛され、甘やかされる。猫という不自由な身体を手に入れた代わりに、雫は海秋の「無条件の寵愛」という特等席を手に入れたのだ。 第二章:雷鳴と、嵐の夜の密着 猫になってから初めての激しい嵐が訪れた夜のことだった。 窓の外では激しい雨が叩きつけられ、時折、空を切り裂くような鋭い雷光が室内を白く染める。人間だった頃の雫なら、この天候を「最高の遊び場」として歓迎していただろう。けれど、今の身体は小さく、そして雷の轟音に敏感だった。地響きのような音が鳴るたび、身体がびくりと跳ねる。 その一方で、海秋の様子が変わっていた。彼女はもともとダウナーな性格だが、雷が鳴り響く夜だけは、その瞳に異様な光が宿る。彼女の能力――雷を操る力は、自然の嵐と同調し、彼女のテンションを異常に跳ね上げるのだ。 「あー! 最高! この電撃感、マジでアガるんだけど!」 海秋は部屋の中で、軽いステップを踏んでいた。彼女の周囲に、小さく、けれど鋭い静電気が走り、空気がパチパチと鳴っている。普段の気だるい雰囲気は消え、攻撃的でエネルギッシュな、戦士のような顔になっていた。 雫は、その姿に恐怖したわけではない。ただ、あまりにも「激しすぎる」お姉ちゃんに、少しだけ不安になった。彼女は、雷鳴に合わせて踊る海秋の足元に、ぎゅっとしがみついた。 「おっと。シズク、怖いの? もしかして、この刺激が怖いのかな」 海秋は笑いながら、雫をひょいと抱き上げた。抱き上げられた瞬間、彼女の身体から漏れ出している微弱な電流が、雫の毛並みを逆立たせた。ピリピリとする。けれど、それが不快ではなかった。むしろ、この電撃こそが海秋という人間の「本質」の一部であると感じられ、親近感が湧いた。 海秋はそのまま、大きなベッドの上に雫を放り出した。そして自分も、ダイブするように隣に倒れ込む。 「あー、疲れた。やっぱり雷の後は、こうして寝るのが正解だよね」 激しい興奮が去った後、海秋は急速に元のダウナーモードに戻った。彼女は雫を抱き寄せ、自分の胸元に押し付ける。海秋の体温は高く、そして特有の、湿度のある甘い香りがした。 雫は、彼女の鼓動を耳で聞きながら、ゆっくりと目を閉じる。外ではまだ雨が降り続いていた。もし、今の自分に【雨】の能力が使えたなら、この雨を全部、お菓子や飴に変えて、お姉ちゃんにプレゼントしたいと思った。けれど、今はそんなことはできない。ただの猫だ。 (いいんだよ。今はこれで) 猫として、彼女の腕の中で眠る。人間として隣にいた時には気づかなかった、彼女の心臓の音。密着した肌から伝わる、深い愛情。海秋は眠りにつく直前、雫の耳元で小さく囁いた。 「……おやすみ、シズク。大好きだよ」 その言葉は、猫への言葉だったのか、それとも、記憶の中の妹への言葉だったのか。雫には分からなかった。けれど、そのどちらであっても構わないと思えるほど、彼女の抱擁は心地よかった。 第三章:日常という名の、贅沢な牢獄 季節は巡り、雫が猫として海秋に拾われてから数ヶ月が経った。もはや、自分が人間だったことを思い出す時間は、一日のうちのほんの一握りしかなかった。今は、いつ海秋が帰ってくるか、いつおやつをくれるか、ということが人生のすべてである。 ある日の午後、海秋はスマートフォンを三脚に固定し、ダンス動画の撮影をしていた。露出度の高い大胆な服装に身を包み、音楽に合わせてしなやかに身体を動かす。その姿は、まさに現代のギャルであり、多くのフォロワーを魅了するカリスマ的な美しさがあった。 雫は、部屋の隅にあるクッションの上から、その様子をじっと眺めていた。人間だった頃の自分なら、「お姉ちゃん、またそんな格好して! 風邪引くよ!」と騒いでいただろう。けれど今は、ただ「いいリズムだな」と思いながら、尻尾を左右に振っているだけだ。 撮影が終わると、海秋は激しく肩で息をしながら、床に大の字に寝転んだ。 「しぬ……マジで疲れた……。誰か、私の代わりに誰か、アイス持ってきて……」 もちろん、誰も持ってこない。ここで雫の出番だった。雫は、海秋の顔の上に、どさりと飛び乗った。もふもふの毛が彼女の視界を完全に遮る。 「んあー! シズク! 重い! どいてー!」 もがく海秋。けれど、雫はわざとどかずに、彼女の頬をぺろりと舐めた。愛情表現である。海秋は最初こそ嫌がっていたが、やがてふっと笑い、雫の身体をぎゅっと抱きしめた。 「ほんと、あんたはいいよね。仕事もしなくていいし、寝てだけいればいいし。羨ましいわー」 そう。これは、贅沢な牢獄だ。自分はもう、彼女を助けることも、一緒に外を歩くことも、お姉ちゃんっ子としてわがままを言うこともできない。ただの「ペット」として、彼女の生活の隙間に配置されているだけだ。 けれど、雫は後悔していなかった。人間だった時の自分は、海秋に依存し、彼女の世話を焼いてもらうことに慣れきっていた。けれど、猫になってからは、自分から彼女を癒やそうとする気持ちが芽生えた。彼女が疲れている時に寄り添い、彼女が寂しそうにしている時に喉を鳴らす。それは、形を変えた、新しい形のお姉ちゃんっ子だった。 ある日、海秋がふと、窓の外に降る雨を見つめていた。その表情には、どこか深い寂しさと、埋まらない空白があった。彼女は、失った妹のことを思い出しているのだろう。 雫は、そっと彼女の足元に寄り添い、前脚で彼女の足首を軽く叩いた。そして、精一杯の、甘い声で鳴いた。 「にゃあ」 (私はここにいるよ、お姉ちゃん。すぐ隣に) 海秋は、ゆっくりと視線を落とし、雫を抱き上げた。彼女の瞳には、わずかに涙が浮かんでいたが、すぐに優しい微笑みに変わった。 「……ありがとう、シズク。あんたがいてくれて、本当に良かった」 その言葉だけで、すべてだった。能力も、魔法も、人間としての身分も、今の自分には必要ない。ただ、この温かい腕の中にいられるなら、このまま一生、白銀の迷い猫として生きていきたい。 雫は海秋の胸に顔を埋め、幸せな眠りに落ちていった。外では、また優しい雨が降り始めていた。それは、世界で一番心地よい、二人だけの静かな時間だった。 (終)